城南島スーパーエコタウン 食品廃棄物飼料化施設 (株)アルフォ
東京都のスーパーエコタウン見学会に参加した~
参加者が多くて、大型バスはほぼ満席、、
2班に分かれての見学、、、
東京都環境公社
スーパーエコタウン見学会
東京臨海部に位置する先進的なリサイクル施設を大型バスで巡る見学会です。
東 京都は、国の都市再生プロジェクトの一環として、廃棄物の都内処理利率の向上 や最終処分量の削減、不適正処理防止等の廃棄物問題の解決と環境産業の立地を促進し、循環型社会への変革を推進することを目的に、東京臨海部における民間 主導で都有地を活用し、先進的で信頼性の高い廃棄物処理・リサイクル施設の整備を進める、スーパーエコタウン事業を平成14年度から進めています。
平成27年4月時点で、江東区青海三丁目地先中央防波堤内側埋立地にPCB廃棄物処理、ガス化溶融等発電施設の2施設、大田区城南島に建設混合廃棄物リサ イクル施設、廃情報機器類リサイクル施設、食品廃棄物バイオガス発電施設の7施設が稼動しています。
平成27年度開催案内リーフレット(PDF:657KB)
2015年10月1日 見学行程
9時00分 集合 東京テレポート駅
9時15分 出発 大型バスに乗車
9時40分 見学 食品廃棄物飼料化施設 (株)アルフォ
廃情報機器類リサイクル施設 (株)フューチャー・エコロジー
(城南島スーパーエコタウン)
12時00分 昼食 テレコムセンタービル(各自でご用意ください)
13時30分 見学 PCB廃棄物処理施設 中間貯蔵・環境安全事業(株)
(中央防波堤内側スーパーエコタウン)
15時30分 解散 東京テレポート駅
ここのところあれこれいろいろ考えていて、、、
食品リサイクルのバイオエナジーとアルフォを今一度、みてこようと思い立ち、
まずは、先日はバイオエナジー、今日はアルフォの見学会に参加した。
スーパーエコタウンができた当初と、そのあとにも見学はしたが、、、
その後事業はどう進展しているかと、
いろいろ視点を変えて、視野を広げてみてきた、、、
例えば、家庭ごみだとどうだろうかなど~
後日また~
施設の概要などは各社ホームページから
(株)アルフォ
原料受入風景 | 油温減圧脱水乾燥機 | 食品廃棄物から製造したアルフォミール |
首都圏から集められた食品廃棄物を受入れ、廃食用油と混合して減圧化乾燥機の中で、蒸気による間接過熱を加えます。
約90分で食品廃棄物に含まれる水分80%を蒸発乾燥した後、廃食用油を脱油して、不純物を除去することにより、食品廃棄物が養鶏・養豚用の配合飼料原料に生まれ変わります。
(株)フューチャー・エコロジー
電子・電気・情報機器のリサイクル
株式会社フューチャー・エコロジーでは、機器としての価値を失った廃棄物をリサイクル処理し、資源として再利用するシステムを実現しています。これにより、排出企業様にとっては、情報機器をリサイクルすることで、CSRを実現することができます。
ご要望に合わせた方法での廃棄物処理
排出業者さまからご依頼を受けた使用済み製品を、情報セキュリティ管理や処理手順など、廃棄処理に関るお客様のご要求にお応えし、回収とリサイクル処理を確実に実施致します。また、煩雑なマニフェストの管理を確実に実施いたします。
法令順守の適正なリサイクル
特定家庭用機器再商品化法 2001.4~「家電リサイクル法」に基づく
テレビ・エアコンリサイクル実施 (右写真はリサイクルライン全景)。
中間貯蔵・環境安全事業株式会
東京PCB処理事業所
施設の概要
施設概要、建物概要、各設備のおおまかな機能がご覧いただけます。詳しくはこちらから
処理対象物
処理対象 | 処理対象区域 | 処理対象区域以外に保管されている処理対象物 |
高圧トランス・コンデンサ等 | D地域 | C地域の車載トランスの一部、E地域の大型トランスの一部 |
安定器等・汚染物 | D地域(小型電気機器の一部に限る。) | 北九州PCB処理事業所及び大阪PCB処理事業所から発生する廃粉末活性炭 |
処理方式(フロー)
水熱酸化分解方式によるPCBの化学分解
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とりあえずの一言、、、
今日のやはりというか、それでも少し驚いたのは、、、、、
アルフォでの受入食品廃棄物、
なんと、東京23区のみならず東京西部、他県の他都市からもかなり入ってきているという、神奈川、山梨からも、
民間事業者も、なんとかゼロエミッションを達成しようと努力するところもあるが、、、
東京の多摩地域、清掃工場への搬入手数料が、アルフォの手数料よりも高いので、、、
それで、運送費をかけてでも、、焼却よりもリサイクルというパターンも多いという、
ちなみに、処理単価
食品廃棄物飼料化施設 (株)アルフォ:23円/Kg
食品廃棄物バイオガス発電施設バイオエナジー(株):35円/Kg
小金井市 焼却: 55円/kg
府中市、日野市 焼却工場:42円/kg
23区の清掃工場処:15.5円/kg ←燃やした方が断然安い23区の廃棄物システム
食品リサイクル、リサイクル法も多少は目標率アップとかでリサイクルが加速するのか、
アルフォは東京都のスーパーエコタウン事業第3次公募で第2工場の建設計画もある、、
フューチャー・エコロジーは、ビックカメラの系列とか、、、
しらなかった~
JESCO東京事業所、久しぶりのDVDなどみたのだが、、、
施設操業当初のDVDそのままなのだ~
東京事業のPCBの卒業判定は洗浄液試験なのだが、、、
映像の中では、部材採取試験法のようなものを流してる
食品廃棄物のリサイクルに関してはまたの機会に~
追記(2015年10月9日)
●最新の事業系一般廃棄物搬入手数料(東京都)
奥多摩町は可燃 120円/30㍑ 180円/45㍑・不燃 15円/10㍑ 30円/20㍑ 45円/30㍑
あきる野市、日の出町、篠原村は規定なし。
関連(本ブログ) 少し古いデータだが
■全国縦断 『事業系一般廃棄物搬入手数料の動向』2014年版(月刊廃棄物調査)2014年07月25日
☆月刊廃棄物2014年4月号 全国縦断『事業系一般廃棄物搬入手数料の動向』より作成