東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
~ごみ問題のスクラップブックとして~

焼却灰、一時保管当面見送り 柏市南部CC運転再開へ 民間処分場に /千葉

2013年09月07日 12時58分23秒 | 放射性廃棄物など

 

南部クリーンセンター(ストーカー式焼却炉+溶融設備 250t/日)



柏市、やっと今頃、「焼却前にごみの中の枝や草を取り除いたうえで、灰などを溶かす工程を行わないようにすると、国の基準を下回ることが確認できた」と、とぼけたことを~

北部で取り除いた草木まで南部クリーンセンターで焼却、そして焼却灰の溶融処理をしていたのだから。
2013年6月時点でも、南部の溶融飛灰はセシウム合計44,800Bq/Kgである。

いろんな考え方はできるが、草木の処理もせざるを得ない、中途半端に指定廃棄物とならない焼却灰の大量に保管を避け、あえて、国で処理する指定廃棄物を造り続けたのではないか。

どちらにしても、関東全域、福島原発事故故の被害者であることは違いないが。各市町村の廃棄物行政、処分場のあるなし、焼却施設の安全性の管理、やむを得ない事情もいろいろあるのだろうが、その時時で、何を優先するかの姿勢が垣間みえる~

北部クリーンセンター(流動床式焼却炉 300t/日)

 

■焼却灰、一時保管当面見送り 柏市南部CC再開へ 民間処分場に /千葉
毎日新聞-2013/09/07
放射性物質に汚染された焼却灰の一時保管問題で、柏市は民間の最終処分場で受け入れ可能な比較的低濃度の灰を生成する態勢が整ったとして、6月から停止していた「市南部クリーンセンター(CC)」の運転を9日から再開する方針を決めた。高濃度焼却灰 ...

■千葉・柏 清掃工場運転再開へ
NHK-2013/09/07
千葉県柏市の清掃工場が、放射性物質を含む焼却灰が保管しきれなくなり運転を停止していた問題で、市は、ごみ処理の手順を変えることで放射性物質の濃度が下がり、処分場に運び出せることが分かったとして、運転を再開することを決めました。... ...市は、放射性物質の濃度を下げる方法を検証していましたが、焼却前にごみの中の枝や草を取り除いたうえで、灰などを溶かす工程を行わないようにすると、国の基準を下回ることが確認できたということです。 ...



柏市
●柏市第二清掃工場(南部クリーンセンター)から排出された焼却灰の放射能量測定結果
●柏市清掃工場(北部クリーンセンター)から排出された焼却灰の放射能量測定結果

関連(本ブログ)
■柏市の清掃工場から排出された焼却灰の放射能量測定結果と焼却灰の保管量&手賀沼一時保管場所(2013年05月16日)

 

 

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