昨年10月の市川市「クリーンセンター」の焼却炉2基が設備の不具合で緊急停止した、有識者による検証結果がま泊まった公表されている~(参考「人的要因などで緊急停止 ごみ処理焼却炉不具合検証 市川市 」)
「人的な要因」、指揮命令系統や緊急時における訓練などの「組織的な要因」、保護システムや点検整備結果などの「設備的な要因」などなど、、、
23区の清掃工場でも、いろんな事故や故障がある、、
長年、「清掃工場故障週報」を開示請求してまとめているが、、、全く専門的なことはわからずながら、焼却炉のみならずタービン発電機などのトラブルや故障も多い、「地絡」が発報、「トリップ」警報が発報など、頻繁ではないにせよかなり多い。緊急停止も、「機器冷却水高置レベルLL 警報が発報し、緊急停止インターロックで2号炉が緊急停止」「ボイラ給水ポンプがインターロックで停止」「ボイラドラム液面の急激な低下によるインターロックが作動」「タービン発電機及び1・2号炉のIDFがインターロックで停止」などなど、、、焼却炉を立ち下げして調査しているようだ~
市川市 更新日: 2024年3月26日
日頃より、本市の環境行政にご理解ご協力を賜り誠にありがとうございます。
令和5年10月18⽇に発生した、クリーンセンターの稼働停⽌につきまして、令和6年3月21日に有識者による検証結果がまとまりましたので、ご報告いたします。
検証に際しては、3名の有識者が、市職員、プラントメーカー担当者等への聞き取り、及び現地調査を行ったうえで、分析を行っております。
稼働停止に至った経緯としましては、屋上にある機器冷却水冷却塔ファンの内1台が地絡により停止した際に、上位の遮断機が動作したことで、複数のプラント共通設備の電源が喪失したため、ボイラー設備が制御不能となり、焼却炉が非常停止した結果、空焚き状態が継続し、ボイラー設備が損傷したものであります。
報告書では、初動対応、現場判断などの「人的な要因」、指揮命令系統や緊急時における訓練などの「組織的な要因」、保護システムや点検整備結果などの「設備的な要因」に分類し、それぞれ原因と再発防止策について取りまとめられております。
検証結果のまとめでは、今後、ハード・ソフトの両面から適切な再発防止策に取り組むこと、次期クリーンセンター整備においても、今回の事象から得られた知見を反映させ、安全で安定した施設とすることと記されております。
本市としましては、今回の検証結果を受け、緊急時の連絡体制、指揮命令系統の見直しや、故障時の運転管理マニュアルの再整備及び訓練、経年劣化した機器・部材の洗い出しなど、改善を行ってまいります。
また、現在進めている、次期クリーンセンター整備につきましても、検証結果から得られた知見を反映させ、より安全な施設といたします。
今後は、再び市民の皆様にご心配やご負担をおかけすることのないよう、再発防止に努め、より一層、安全で安定した施設を目指してまいります。
〇市川市クリーンセンターの稼働停止に係る検証結果報告書【概要版】
〇「市川市クリーンセンターの稼働停止に係る検証結果報告書」有識者名簿