伊豆市伊豆の国市廃棄物処理施設組合「鳥瞰図」から
7月に日刊建設通信新聞「桜グループに決定/伊豆市伊豆の国市廃棄物組合/DBO新ごみ処理施設」入札結果が報道されていたが、、、昨日、組合議会で建設工事契約締結を賛成多数で可決したという。それも賛成4、反対3というあやういところで、、、
今の世の中、忖度忖度で何かわけのわからないまま物事決まっていく風潮があるが、、議会というのは、行政を監視する役を担っているのだから、行政の決め毎にしっかりと異議申し立てできるのは健全なことではあろうが、、、
それにしても、最近は総合評価一般競争入札などで落札した事業者も、契約の段階になって、議会で否決で契約が白紙になることもあるので、行政も事業者も議会の採決がすむまで安心してはおられない、、、、
競争入札とはいえ、最近は1者入札が増えている、、、
この、伊豆市伊豆の国市廃棄物処理施設組合の新ごみ処理施設整備・運営事業も入札者が1者だったようだ。それゆえ?の賛成4、反対3となったのか、毎日新聞の反対の理由までは読めなかった~あまりにも1者入札が多くなると、談合なくとも、あうんの呼吸で入札調整をしているのではないかと勘ぐってしまう、、、
桜グループ(代表 荏原環境プラント株式会社)、
「審査講評」をみると、、
非価格点と価格点の配分は60:40
非価格点は38.45点、価格点は40点で総合評価点 78.45点で落札
それでも、1者入札の場合、堂々と、23区の目黒清掃工場のように、落札価格51,470,640,000円(予定価格51,471,655,200円) 落札率99.998%などというところもあるが、この伊豆市伊豆の国市の荏原環境は、落札金額172億7240万円(税別):予定価格は202億8240万円(税込み)ということで、価格点は満点の40点となった、落札率は約92%?
ちなみに、東京二十三区清掃一部事務組合議会は23区の各区の議長で構成、これまで数百億円の案件でも議論になったことなどあるのだろうか?すべて、「異議なし」「異議なし」「異議なし」でとんとん拍子で決まっていくのだ~
毎日新聞 2019年9月26日
伊豆、伊豆の国両市で作る廃棄物処理施設組合(管理者、小野登志子・伊豆の国市長)の組合議会は25日、伊豆の国市役所で臨時会を開き、両市共同で建てる新ごみ処理場の建設工事契約締結を賛成多数(賛成4、反対3)で可決した。新ごみ処理場を巡っては、発電施設は不要▽想定処理量が過大――などを理由に、住民団体が… ...
●桜グループに決定/伊豆市伊豆の国市廃棄物組合/DBO新ごみ処理施設(日刊建設通信新聞 2019年7月12日)
落札金額 172億7240万円(税別)
設計・建設業務が93億5000万円、
運営業務委託費が79億2240万円。
予定価格は202億8240万円
新ごみ処理施設にはストーカ式
処理能力は日量82tで、工場棟、管理棟、計量棟などを配置する
建設地は静岡県伊豆市佐野字川久保の敷地約1.9ha。
設計・建設期間は2022年9月30日まで、
運営・維持管理期間は22年10月1日から42年9月30日まで
伊豆市伊豆の国市廃棄物処理施設組合は、選定委員会の選定結果を踏まえ、落札者を決定しましたので公表します。
伊豆市伊豆の国市新ごみ処理施設整備・運営事業に係る落札者決定について (PDF:426KB)
※なお、落札金額の表示については、構成市の入札結果と同様に、税抜き表示としております。
鳥瞰図 (PDF:1.26MB)