脱水乾燥させた汚泥を飯館村で焼却処理?
■JFEエンジニアリング、福島県の汚泥乾燥施設の運転管理を開始
財経新聞-2015年5月11日
JFEエンジニアリングは11日、「県北浄化センター汚泥乾燥施設建設工事」を完工し、運転管理業務を4月から開始したと発表した。同社では、昨年3月に日本下水道事業団より工事を受注し、運転管理業務は福島県からの受託していた。
同社は、放射性物質が検出されたため福島県県北浄化センター内に長期保管されている放射性濃度8,000ベクレル/kg以下の脱水後の下水汚泥約2万 5,000tを乾燥処理し、約7,000tにまで減容化し、容器に封入して次の処理を行う飯館村の施設に搬出できる状態にした。
この業務で、搬出される下水汚泥の安全性を確保するため、運転期間中一貫して汚泥の放射性物質の挙動調査を行い、放射線管理に万全を期すという。また、空間線量率、空気中放射能濃度、作業員被曝量も測定し、施設と周辺の環境について厳密な管理を行う。(坂本直樹)
財経新聞-2015年5月11日
JFEエンジニアリングは11日、「県北浄化センター汚泥乾燥施設建設工事」を完工し、運転管理業務を4月から開始したと発表した。同社では、昨年3月に日本下水道事業団より工事を受注し、運転管理業務は福島県からの受託していた。
同社は、放射性物質が検出されたため福島県県北浄化センター内に長期保管されている放射性濃度8,000ベクレル/kg以下の脱水後の下水汚泥約2万 5,000tを乾燥処理し、約7,000tにまで減容化し、容器に封入して次の処理を行う飯館村の施設に搬出できる状態にした。
この業務で、搬出される下水汚泥の安全性を確保するため、運転期間中一貫して汚泥の放射性物質の挙動調査を行い、放射線管理に万全を期すという。また、空間線量率、空気中放射能濃度、作業員被曝量も測定し、施設と周辺の環境について厳密な管理を行う。(坂本直樹)
関連(本ブログ)
■福島県内の指定廃棄物及び災害廃棄物の処理進捗&仮設焼却炉の設置・調達状況(平成27年1月現在)(2015年02月02日)
・飯舘村<小宮地区(飯舘クリーンセンター)> 村内の片付けごみ 5t/日 神鋼環境ソリューション・神戸製鋼所JV
(小宮地区において焼却処理を実施中)
・飯舘村<蕨平地区(減容化事業)> 村内の家屋解体ごみ等と除染廃棄物、及び村外5市町の下水汚泥・農林業系廃棄物 240t/日 HI環境エンジニアリング・日揮・熊谷組JV
(蕨平地区における設置に向けて建設工事中)42,000t
・飯舘村<小宮地区(飯舘クリーンセンター)> 村内の片付けごみ 5t/日 神鋼環境ソリューション・神戸製鋼所JV
(小宮地区において焼却処理を実施中)
・飯舘村<蕨平地区(減容化事業)> 村内の家屋解体ごみ等と除染廃棄物、及び村外5市町の下水汚泥・農林業系廃棄物 240t/日 HI環境エンジニアリング・日揮・熊谷組JV
(蕨平地区における設置に向けて建設工事中)42,000t
環境省 放射性物質汚染廃棄物処理情報サイト
福島県飯舘村蕨平地区における可燃性廃棄物減容化事業( 3.6MBKB)
飯舘村蕨平地区における可燃性廃棄物減容化事業について
環境省ではで、飯舘村蕨平地区において、可燃性廃棄物の減容化事業に着手 します。この事業では村内の可燃性廃棄物に加え、村外(福島市、南相馬市、伊達市 、国見町、川俣町の周辺辺5市町)の農林業系ごみ及び下水汚泥の処理を行います。
飯舘村のご理解とご協力を得て、飯舘村の復興・再生のみならず、福島県全体の復興に貢献すること目的として実施するものです。
また、放射性物質に汚染された可燃性廃棄物を集約処理する初めての事業となります。