咆哮

負け犬の遠吠えかも…
最近「負け犬」が流行り言葉になってしまったので「落ち武者の歯軋り」とした方がいいのかも…

映画館で初めて怒鳴った

2006年02月13日 09時01分25秒 | 映画関連
昨日、近くのシネコンで『ミュンヘン』を観に行った。

今回の話題はこの作品のことでは無く、劇場映画鑑賞歴35年以上になる私だが、これまで様々な迷惑不愉快行為も受けたのだけど、面と向かってその人に注意したり怒鳴ったりするといったことは無かった。これはこれで珍しいというか不思議なくらいの話かも知れないね。f^_^;;
まあ、根が小心者だし、それを云う事によって映画を観るどころではなくなってしまうのを恐れて我慢してたということもあるんだけどね。

で、今回後ろの席の年配のオヤジが、私の席を靴でずっとコツコツ蹴るのだ!。
最初は何も言わず後ろを振り返り“蹴っているよ”という事を解からせようとしたのだが(いつもなら大体これで止めるんだけどね)、でも全く止める気配も無くあまりにもしつこいので、ついに「席を蹴るの止めてくれへんか」と注意した。で、了解したような合図をしたのでこれで終わったと思っていたら、暫らくしたらまた蹴り始めたのだ。
暗くてハッキリした事は解からないのだが、これが結構年配で無意識で蹴っているからなお性質が悪かった。で、ついにキレて再度「ええ加減にせえよ!」と怒鳴ってしまった。
これを言うとさすがに蹴るのは止んだが、こちらとしてはアドレナリンがちょっと噴出して(笑)映画は中盤だったのに観る気分というか集中力が半減してしまったよ。
ホント「金返せ!!」といいたかった。

しかし、長い映画歴にも係わらず、今までこんな経験が無かったというのは、恐らく廻りにそういうヘンな客がいると、直ぐに席を代えていたのでそういう機会も少なかったという事なのかも知れないな。でも、最近の劇場はミニシアター以外は殆ど座席指定制なので今回のような事になったのかもね。それでも殆ど平日の夜とか行くと空いているので席を代われるのだけど、今回は結構満員で、移動しにくかったという事もあり、長い映画歴の中での貴重な“初体験”を鈍感なオヤジのせいでさせてもらったよ。