今日の2時間目は避難訓練でした。
避難訓練の時間は教室待機で、「火災発生、避難してください」の放送で、
一斉に教室から上履きのまま、運動場に避難します。
その際、教室の窓は閉め、カーテンは束ねて出なければなりません。
わたしは、1時間目が空いていたので、
午後の授業準備をしに
教室や職員室から遠い被服室に行きました。
準備が終わって、窓を閉めたら暑いので、
午後の授業のために、窓は開けたままにしておきました。
避難訓練でみんなが運動場に集まった後、
消火栓を使った放水のデモが行われたのですが、
ちょうどその背後に被服室(2階)があったので、
目立ってしまい、
何人かの先生に「被服室の窓が開いている」と
お叱りを受けました。
消防署によっては、避難訓練で窓が開いていたら、
とても叱られるという話も出ました。
その時は、うっかりしていた自分を反省して、
「すみません」と謝ったのですが、
ほかの先生達と話をしていて、
「自分達がいる教室の窓を閉めたり、
カーテンを束ねる時間くらいはあるかもしれないけど、
実際に火事が起きたら、わざわざ自分がいる場所から遠い
教室の窓を閉めに行くなんて不可能よね?」ということを
言われた先生がいて、確かにそれもそうだと思いました。
閉めに行ったら自分が火に巻き込まれてしまいます。
窓はなぜ閉めてからでるんでしたっけ?
カーテンは延焼を防ぐため?
昔習った大学の教授(被服学)が、
「避難訓練の時って、いつも『調理実習室から出火』って
言われて、とっても悲しいんですよね」って言われたことがあります。
そうなんですよ、いつもターゲットは、家庭科室、調理実習室なんです。
(ちなみに今日は給食室の厨房だったかな?)
家庭科教員としては、その点がとってもつら~い。
で、以前勤めていた高校で、
ちょうどわたしも避難訓練を担当している分掌にいたので、
「いっつも出火場所が家庭科室とか調理実習室とか、
やめてほしいんですけど」って言ったら、
その意見を取り入れてくれて、出火場所は”持ち回り”になりました。
火事はどこで起きるかわかりませんからね。
これから、空気が乾燥する時期になります。
火の元、火の取り扱いには気をつけないといけないですね。
わたしは、近所で、何件か全焼の火事を見てきているので、
火事の怖さはとてもよくわかります。
すべてを失ってしまう火事は、起こしたくありませんね。