悪夢

俺には、子供の頃からおっちゃんになった今日までに、忘れることのできない怖い夢を見た記憶がいくつかあります。
その怖い夢の記憶は、今でも鮮明に脳裏に蘇り、その度にチンサム状態になります。

つい先日も、思わず叫び声を上げながら飛び起きた怖い夢を見たんです。
それは、北ジャスの立体駐車場でのお昼寝タイムでした。

夢の中で、俺は何故か物凄い高級車（車名は不明だが、とにかく高級車）を運転しながら高速を走ってました。
高級車って、あまりにも快適でスピードが出てても全くわからないじゃないですか。
俺のリアル愛車のメルセデス（ホンダライフ）なんか、８０キロ以上になると、あきらかにハンドルがビビるけど。

で、その高級車でスイスイ走りながら、ふとメーターを見たら、完全に振り切ってたんですよ。
「あ、スピード出過ぎじゃん」
なんて、のんきに独り言なんか言いながら、ブレーキを軽く踏んだんですね。
そこからが、恐怖の始まりでした。

ブレーキを踏んだはずが、なんと更に加速したんですよ。
「え！？」
既に、超特急みたいなスピードです。
「嘘だろ？？？」
再度、足元を確認してブレーキを踏んだんですが、あろうことか更に更に加速してしまったんです。

もう、宙に浮いてしまうようなスピードなのに、今度はアクセルもブレーキも踏んでないのにどんどん加速し始めたんです。
遠くの前方にいる車が見えて来たかと思ったら、あっという間に目の前まで追いついてしまい
「うわっ！！！」
と思いっきりハンドルを右にきったら、いきなり下り車線になって猛スピードで坂道を下ります。
と、そこには信号待ちで渋滞してる車の列が！！

もうダメだ！！
「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああ！！！」
悲鳴を上げながら、ガバッと起き上がって目が覚めました。

「夢か！よかった～！！」
思わず、でっかい声で叫んでました。
しばらく怖くて、はぁはぁ言ってましたよ～。

でも、ほんっとに夢で良かったです。
あんなもん、本当だったら即死だし、何人巻き込んでるかわからんですからね。

しかし、なんであんな夢を見たんだろ？
心身共に、相当疲れてんだろうな～。