JIN'sROOM ~ from鳥取 ~

歌うことが大好きで、40過ぎても歌ってるアマチュアヴォーカリスト JINのうだうだ日記。

歌を歌うということ

2014-05-06 10:50:26 | Weblog
こちらのブログでは、大変ご無沙汰しております。

更新できていない理由は、仕事が変わり、生活の環境が大きく変わったことだと思います。
特に何がどうした、という訳ではないのですが、パソコンに向かう時間が激減しました。
携帯電話をスマホに変えて、スマホでネットを見るようになったのもパソコンに向かわなくなった大きな原因かもしれません。
あとは、ずっと前からなのですが、mixiやFacebookもやっているので、ちょっとしたことはそっちに書き込むことが多く、ブログを書くこともなかなか無いのです。
最近では、メインがmixiからFacebookに変わったりしています。

そんな俺が、今回こうしてブログに書くのは、Facebook等のSNSに書くには少々ヘビーな内容だと思うからです。
ああいう場所は誰でも見れる場であり、俺のことをたいして知らない人も見ます。
なので、俺という人間の、かなり個人的な考えや意見を語るには、あまり適さないと思うのです。
俺のことを理解してくれている人なら「JINらしいな」で済ませてくれても、そうでない人には「なんだこいつは?」と反感を買ってしまうかもしれません。
でも、言いたいことってありますよね?
だから、そういう内容は、ここに書きたいと思います。

さて。
先月、なべちゃん主催のアコースティックライブに出演させてもらいました。
全5曲を予定しており、4曲目までは無難に進んだのですが、最後の曲でギターコードを何度も間違え、やり直しても間違え、失礼ながら途中でやめて違う曲にしました。
が、変えた曲も途中でギターコードを間違え、2回ほど繰り返して間違え、もうやめたかったのですが、お客さんから「やめたらいけん!頑張れ!」と声援していただき、ヘロヘロになりながらどうにか終わることができた、という大失態を犯しました。

正直、あってはならないことです。
ライブというものは、練習の場ではないですし、決して自己満足のために利用する場ではないのです。
ましてや、お客さんはお金を払って見に来て下さっているのです。

俺は、アマチュアです。
どんなに偉そうなことを言っても、ただのアマチュアです。
でも、アマチュアだから失敗してもいいとは決して思えません。

俺は、プロを目指していました。
もう30年も前のことですが、真剣に目指していました。
ぼんやり漠然とした夢ではなく、自分の歌唱力に自信もあり、絶対に叶えるつもりでした。
でも、プロにはなれませんでした。

そんな俺にとって、歌を歌うということは、イコール「歌は、聞いて感動してもらうために歌うもの」という定義があります。
もっと言うと、聞いてくれる誰かのために歌うのが歌で、俺の歌で感動してもらいたい。
自分が歌いたいから歌う、というのなら、カラオケでいくらでも歌えばいいと思います。
だから俺は、仲間と楽しむためや仕事上の付き合い以外でカラオケに行くことはありません。
基本、カラオケって歌いたい人が行く所なので、他人の歌を聞くための場ではないからです。
俺の歌を聞いてもらう場所ではないと思うので、好んで行くことはないです。

こういうことを書くと、歌が好きで1人でもカラオケに行くという人には不快な思いを抱かせてしまうかもしれません。
敢えて言いますが、これは、あくまでも俺の考え方です。
決して、他の人に当てはめようなどとは思っていませんし、カラオケ好きな人を否定するものでもないことをご理解下さい。

こんな俺なので、先日の失態は許しがたいことなのです。
皆さんに聞いて感動してもらうために歌っている俺が、失敗を繰り返し、聞いてもらいながら不快な気持ちにさせてしまったのですから。

正直、もう1人でライブに出演するのはやめようと思いました。
俺が自信を持っている歌がそのまま伝えられないのなら、歌う意味がありません。

ギターが苦手なんです。
弾きながら歌えないんです、上手く。
苦手だから、どうしてもギターを弾く方に気が行って、大事な歌が疎かになってしまうんです。

俺は、歌うたいです。
心を込めて、思いを伝えたい。
そのために歌いたいし、歌で伝える自信はあるんです。

だったら、ギターの練習しろよ!と言われるかもしれません。
でも、俺は全力で歌を歌いたいと思います。

俺にとって歌を歌うということは、そういうことなのです。