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おばんの夢みた

3年前に死んだンゴしたんですけど、祖母の夢をみた。

 祖母と同衾する夢。樟脳と線香と加齢臭(?)みたいな匂いもしたんですけど、アレはちょっと嫌だな、っていう感覚のメタファーだったんですかね。(おばんと同衾するのが)

 匂いもした、というかそういう認識があった、って見方になってしまうのですけれども。


 夢の中の祖母は自分が死んでいることを知っていましたね。
 だからこれは2023年の2月1日の記憶ということにしておけ、と言われたのですが、目覚めた時に思ったのは祖母死んだンゴしたのは2021年なんだよなーってね。


 死は死よ。だから幽霊とか信じてないんだよな。夢に出てきたことに何か意味合いとかメッセージを感じたとかでもなく。
 
 泣いたり、悲しいとかはないんですよね。寂しい、っていうはっきりしたのもなくて。
 生きていても仕方がない状態だったということもあるんですけど。入院中に姿を見たわけでもないし、葬式にも567の都合で出てないからかな。

 生活にあまり567が関わってきてなかったのですが、この点については実は分岐点だったのかもしれませんね。

 ただわたくしがまだ小さい頃の祖母の姿でしたね。口紅はピンク色で、髪はちょっとまだ黒が混ざって灰色っぽくて。本物よりマトモっぽい雰囲気でした。

 死んだ人に対しての敬意とかってマジで、自分に対する鏡か、或いは遺族に対する忖度でしかないんだなって。
 死んだ人間に一体何がと届くというのか。
 ただ自分がそうしたい、遺族を辱めたくない、というシンプルなところに着地してしまう。それなら幽霊や死後の世界なるものがあったほうが、やり甲斐があるというものですね。礼を尽くす、敬意を払うということに。大義がある。意味がある、と"思い込め"る。
 でも幽霊を信じ"られなかった"わたくしにはそれがないから、完全に自己満足と不合理的な感情労働になるだけなんですな。











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