先日サークルで、この本を借りてきました。盲ろう者の福島智さんの書かれた本です。福島さんといえば、神戸市出身で、日本発の東大教授、バリアフリー研究者、社会福祉法人全国盲ろう者協会理事、世界盲ろう者連盟アジア地域代表と、数々の肩書きを持った、立派な方ですが、私の中では、「指先で紡ぐ愛」の主人公で、この方のお母さんが指点字を産み出したという事が最初に出てきます。でも、この方の書かれた著書を読んだ事がなかったので、楽しみに読ませていただいたのですが、あっという間に読み終わっちゃいました。それだけ、引き込まれたんです。そして、普通に生活する事の難しさを思い知らされ、こんな思いを常に持って生活していいるんだと改めて、感じました。第3者からの情報が唯一の盲ろう者には、福島さんが表現されている「スイッチを切られた状態」というのが、一番イヤなようですね。確かに、全く情報が入ってこないというのは、不安で仕方ないと思います。私も、少し盲ろう者に接していますので、その事を思い出して行動することが出来たらと思います。
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