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クレイブログ

そう、もし誰かがいなくなっても。
皆、いないなりに生きていく。
オンラインの絆も同じ。
・・・ただ、寂しいだけ。

ZAP! THE MAGIC/Windows 3.1or 95

2009-11-29 21:47:33 | ゲーム回想録
 あるいは、私のその後に影響を与えたゲームなのか・・・?

 ということで今回の回想録はPCゲームの「ZAP! THE MAGIC」で。
 まずは、このゲームに関する注意事項を・・・。

 R-18指定のゲームであるということ。

 この手の話題はどうしても受け入れられない人もいるだろうから、まぁ無理に見る必要なんてないわけで。


 と、責任逃れの前置きをしたところで、本題。

 このゲームが発売されたのは今から13年前のこと。
 当時はカードゲームというものにあまり興味がなかったのだが、雑誌でなかなか面白いという記事がたまたま目に付いてたので、買ってみることに。

 まずは内容。MAP画面を移動して、敵と出会ったら、カードバトルに移行。

 敵を倒してお金やらカードパックを集め、お店で強力なカードを揃えて、シナリオ進行上のボスを倒していく、というもの。
 カードにはレベルという数字が存在し、高LVのカードはイエローカードを使って自分のLVを高めなければ場に出すことが出来ない。
 中ボスを倒すごとにHPやSC(スペルコスト:1ターンに使える呪文数の制限)が増加していくという成長要素がある。
 ちなみに対人戦はなく、あくまでも一人用である。

 そしてこのゲームがこのゲーム足りうる点。
 それは、飛行(地中・透過)ユニットの能力にある。
 具体例で言うと、このゲームは、USED(行動終了)ではないユニットがいる場合、敵マスターを直接狙うことが出来ず、ユニットを指定しなければならない。
 ところが、地上ユニットは飛行ユニットを指定できない。
 すると、例えばHP5/ST5の赤騎士が4体並んでも、HP1/ST1の凧乗りゴブリンを超えられず、棒立ちになるしかないのである。
 逆に、飛行ユニットは地上ユニットを無視して敵マスターに攻撃できる。
 これを応用すると、あえて飛行ユニットを1体残しておいて、防御に回す作戦が取れる。
 このシステム、最初は理不尽かなとも思ったのだが、慣れてくると、これが戦術に幅を持たせてバランスを取っていると思えるから不思議である。

 余談だが、18禁とはいえ、中ボスに勝つか負けるかすると、ちょっとだけHなイラストが1枚か2枚見られるだけなので、そっち方向については微妙。

 そして感想。
 クリアするだけなら簡単で、4時間もあればクリアはできると思う。
 ついでに言うと敵のデッキも使い回しが多く、物足りない印象を受ける。

 それと、カードゲームとして微妙に納得がいかないのが、こちらはカードバトルスタート時点ではLV1で、せっせとイエローカードでLVを上げて行くのに、後半のボスは初めからレベルが高く、強力なカードをガンガン出してくること。

 とまぁ、シナリオが短く、敵も種類が少ないことと、カードゲームという割には初期条件が互角にならないことを欠点として挙げさせてもらったが、逆に魅力的な点として、

 カードの種類が(不必要な位)多く、そのカードのイメージテキストも雰囲気をよく表していて、カード集めの楽しみがあること。
 また、カードの種類が豊富なため、デッキを作っていく楽しみがあること。
 JAPANIMATIONというエディションがあり、わかる人は思わずにやりとするようなネタが仕込まれていたりとか。
 手札は5枚なのだが、不要なカードを捨てることによってデッキの回転を速くできるため、イエローカードの事故を起こしても挽回が可能な作りになっていたりとか。

 やりこめば結構ハマるだけの面白さ、深さはあると思う。敵は弱いけど。

 で、最初に戻って、何故このゲームが私に影響を与えたのか?

 このゲームをプレイして、カードゲームは面白い、と思った私は、たまたま東京に行く機会があり、知人へのお土産として、マジック・ザ・ギャザリングのスターターを1箱ずつ買ってきたのである。
 そこから2年ほどギャザをプレイして、金が続かなくてやめたものの、そのカードゲームへの思いは未練として残っていて、ジオメトリーデュエルを買うことになったり、「アルテイル」をプレイすることになったり・・・たった一つのきっかけが、ここまで影響したとはね・・・。

 さて、最後に。

 このゲーム、その後に拡張エキスパンションというオンラインパッチが現れ、それをダウンロードすると、それまでのカードとは比較にならないほど高価だが、強力なカード群が追加される。
 これらはパックを開けても出てくることは無く、ゲーム内の店のシングルカードでのみ手に入れることができる。
 特に、「PAPER DRAGON」というカードはもはや壊れとしか言いようがない程の凶悪カードであり、壊れ度はPSモンコレ仮面のオリガ並じゃないかなとかなんとか。このカードさえなければ、良パッチだったのに・・・。

 そして時は流れ、2008年8月。

 なんと、メーカーがXP対応のフリーウェアとして配布。

 何故12年前の作品をフリーウェアにしたのかは不明だが、懐かしくなったので、ダウンロードして、思わず再び遊んでしまいました。

 最後に。修正パッチの中にさらにバグ(1枚の呪文でユニットを複数倒すと、HP0でも生き残る状態)があるのですが、メーカーではフリーなのでサポートは対応できかねる、ということなので、製品版の1.1c+というパッチを入れて遊んでます。これをするとBGMがなくなるのがなんだけど・・・。

 ということで、リンクを置いておくが、直接だとまずいだろうから、h抜きで。

 ttp://www.xgamedata.com/demo2/g2517/
 (ダウンロード配布サイト。混んでる場合ミラーサイト使用のこと)

 ttp://www.topcat.tc/patch/patch_zap.html
 (修正パッチ1.1c+。メーカー直接。)

 しかし10年以上前か・・・うーん・・・・〆

 追記。カードが揃っていない中での現在の使用ファイル。
 一応これでボスも倒せます。なお、拡張パックはあえて無しで。

 Yellow Card -13

 Yellow Card L1 -9
 Yellow Card L2 -4

 Spell+Enchant+Treasure -28

 Rain of Fire -4
 Powerword "SUM" -2
 Raf's Mirror -4
 Enchant Buster -2
 Reverse Gravity -1
 Sanctuary -4
 Fate -1
 Disintegrate -2
 Crystal Prison -4
 Cremation -1
 Horn of Armageddon -1
 King's Ring -2

 Monster -19

 Ranger of Sun -4
 Flower Fairies -4
 Youth Angel -4
 Were Bear -4
 Medium of Nature -3

 微妙に白単チック。スペルは各色に分散してるが、モンスターは白に統一。
 DisintegrateはFateに取り替えるのも手かな?ただ、あまり白に寄せすぎると、白SCを食いすぎて、他SCが余っても展開が遅れるんだよねぇ・・。

 Medium of Natureの枠が微妙で、テキストは白SC1でST+4と浄化、とか書いてるけど何故か白SC3使うしなぁ・・・しかし外して何を入れるかというと、白にはあまりいいモンスターが見当たらない。拡張パックありにして、Paper Dragonぶっこむと多分楽勝だろうけど・・・。

 Sanctuaryは意外な効果もあり、Spook + Protection from Blackのコンボが出てすら、後出しならST+2がつくため、手詰まりしない。うーん。

ソードワールド2.0/DS

2009-11-04 20:08:10 | ゲーム回想録
 ということでソードワールド2.0DSをプレイ。

 何故このゲームを選んだのかというと、ゲームブックDS、という言葉に釣られて。プレイ時の持ち方も、DSを縦にして左画面がイラスト、右画面がテキスト、と本をイメージした格好。

 ソードワールド自体については、初代についてはPC版、SFC版2作品とプレイしてはいるが、2.0については全く知らない、という状態。

 さて、プレイを一通り終えての感想。一言でまとめると、

 ゲームブック1冊に数千円出せますか?

 終わり。ゲームとしては、ちょっとボリュームが少なすぎるのではないだろうか。

 とりあえず、以下は批評というより批判かもしれない。期待してた反動か? 

 まず、ボリューム。最初に職業として戦士系か魔法使い系を選んで、それぞれが各2部で計4シナリオなんだが、どちらも第二章の内容がほとんど共通なので、実質3シナリオ。

 それと、職業が2つあるのに、なんでセーブデータが共通で1つしかないのか問い詰めたい。特にこのゲームは選択肢が多いので、2つでも足りない。

 シナリオの質自体としては、それなりに読める。ストーリーは私としては先が読みたくなる、程度には面白かった。
 フラグ管理が甘いのか、微妙に前後のつながりがおかしい部分があるのだが、それはゲームブックだし、ということで許容範囲か。

 で、説明書がひどい。

 全13ページなのだが、注意書きや目次を除くと9ページしかない。特に致命的なのが、

 既読スキップ機能「上ボタン(通常持ちだと右)押しっぱなし」が全く書かれていない。

 このゲームはセーブが1つしかない上に、選択肢が多く何度もやり直すので、これを知っているかどうかで相当違う。

 その他についても、

・様々なスキルがあるが、そのスキルについて説明が全く無いため、意味がわからない。
・魔法や特殊技についても、呪文名だけ表示されて、どんな効果なのか全く説明が無い。
・技能判定が勝手に内部で行われるため、気づくことが出来ない。
 例えば、ソーサラー技能が高いと、突然落とし穴の通路で壁を歩く呪文を使って避ける描写になるのだが、そんな呪文を知ってるとかどこにも出てこない。

・呪文がサイコロ2個振って5以下だと失敗する。(説明書では触れていない)
・MPなんて飾り。全く消費しない。
・自動でキャラを作ると異様に能力値が低くなる。
・敵の振るサイコロもなんか低い。6ゾロとか敵の攻撃で見たこと無い。
・経歴になんの意味も無い。
・クリティカルが6ゾロと書いているが、10以上で攻撃はクリティカルする。
・戦闘に入っても、自分と敵のHPしかわからない。攻撃力や防御力、魔法の威力なんかはむしろ数値化すべき。
・お金や装備品という概念もほとんど存在しない。
 アイテムで剣が見つかるんだが、数値化されないので効果が不明。

 こういうとなんだが、このゲームの開発陣から、全くやる気を感じられない。シナリオライターとイラストだけは個人的には評価するけど・・・。

 最後に、もし詰まったなら、と前置きした上でネタバレにならない程度に参考まで。

・とりあえず魔法使い系は、フェアリーテイマーかプリーストを1取って、回復呪文を覚えないと難易度が跳ね上がる。

・戦士の書第1章は、エルフ姉妹に気に入られない場合、宝物庫は奥から調べて、飛び降りたりせず、「ウィルマに協力しない」こと。

・第二章の双方向移動になる箇所になった場合、簡単にメモでマッピングするとラクになるかも。

 

 最後になるが、私自身は「ゲームブック」の雰囲気を十分に味わうことが出来たので、とりあえずはいい。だが、これを他人に勧めることは出来ない・・・〆

ガーディアンエンジェル/PS2

2009-08-17 22:17:19 | ゲーム回想録
 このブログは、週1回の更新を努力目標としています。最近はネタがなくて書きたいって気持ちがあんまりないんだけど、多分書かないとそのまま数ヶ月休んで、でも閉鎖しないでひっそり復活・・・という流れになる予感。

 ていうか毎日更新って、マジで信じられん・・・。アルテイルのファンサイトリンクのコメントを見ると、例えば、
「現在誇れるものはカード資産だけ!! 初中級者向けのコラムや毎週日曜には弓氏顔負けの今週の一枚が!!
 毎日更新しますのでよろしくお願いします!!
 という気合の入ったイクサーさんだっているんですけどね・・・。

 字数を稼いだところで、本題。

 先日、ちまちまとやっていたPS2のADV、「ガーディアンエンジェル」(以下GAと略)をクリア。プレイ時間は約23時間、ADVとしてはかなりボリュームがあるほうかな。

 まず、評価・・・私自身はかなり楽しむことができたが、他人には勧めにくいゲーム。なんていうか、シナリオといいシステムといい、あまり一般受けしない気がする。ま、中古の相場は相当安いと思う(1000円未満?)ので、興味がひかれたならどうか、ってところ・・・。
 私は値段以上の価値はあったと思うけど、誰かに全然面白くないと言われても、多分驚かない。

 まず、ジャンル。時間跳躍・平行世界移動型のADV.似ているゲームとしては、「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」に近い、と言える。ただ、どちらも同じフィクションであることをふまえた上であえて述べさせてもらうと、GAの方が、理論の説明がおざなりな面は否めないと思われる。

 ストーリー序盤のあらすじ。

 主人公は冴えない中年の私立探偵。義理の娘のエステルと2人暮らし。浮気調査の仕事帰り、走ってきた見知らぬ誰かとぶつかり、奇妙な文様の描かれた石を拾ってしまう。そしてその直後、また別な誰かに誘拐され、霊体だけの存在にされてしまう。
 自分に何が起きたのかわからぬまま、見たことも無い世界を彷徨っていると、女神が現れ、自分のもといた街への行き方を教わる。が、あわてて戻った主人公が見たものは怪物が無数に現れ、今にも壊滅する街の姿。そこに再び女神が現れ、言う・・・これが一ヵ月後にこの街に起こる未来の姿。霊体となり、時空の束縛から逃れ、無数にある浮かんでは沈む世界の中から、正しい方向へ世界を導いて欲しいのだという。
 しかし主人公は霊体であり、街にいる誰にも見えず、誰にも話すことはできない。彼が出来ることは、その人の過去の記憶を呼び覚まし、自分から正しい判断をするように後押しすることだけ・・与えられた期間は1ヶ月である・・・。

 物語は主人公の義理の娘のエステルの視点で始まる。父親が帰ってこず、かわりに父親の寝室にいたのは、見たことも無い少女。この先、どうなってしまうのか・・・。
 結構適当に書いてるので、色々とおかしいけどまぁいいや。

 システム。
 このゲームに一般的な選択肢というものは無く、主人公は傍観者として見守る、というのが基本。その中で、様々な会話から「ビュレット」(=カギとなる会話)を取得し、必要な時にそのビュレットを使い、登場人物に過去の記憶を思い出させることにより、物事が上手く進むように導いていく。ただ、このビュレット、別な人物の視点から見た世界でしか手に入らないこともある。一般的な流れとして、

 問題が起こる→BADEND見る→過去や世界移動をして、対応するビュレットを探す→元の時間に戻り、ビュレットを使う→話が進む

 という流れを繰り返すことになる。

 最後に感想。
 まず、システム面での不満を3つ。

 ・過去へ戻るのに、スクロールが遅すぎること。9月下旬から9月上旬まで戻るのに、ずっと左を押しっぱなしにしなければならず、ややテンポが悪い。このゲームは何度も未来と過去を行き来するのだから、例えば日にち指定するとそこにジャンプするとか、ショートカットが欲しかった。

 ・勝手にオートメッセージがオンになる。オプションで、勝手にメッセージを進まないようにオフに設定しても、何故かいつの間にかオンになってしまう。

 ・基本的に1対1のビュレットだが、たまにセシリアラストのように例外で2発同時使用になるポイントがあるので、そこは何かヒントが欲しかった。

 ちょっとワガママかな?ま、基本的に致命的なバグはなく、あったらいいな、程度です。

 私が気に入ったのはやはりストーリーというかテキスト。あまり戦闘の描写はなく、基本的に日常生活を描き、それぞれの登場人物がそれぞれ抱える問題に悩み、それを当事者のほか別な人物の視点からも見ることが出来るという点で、世界観に深みが増しているところ、かな。
 なので、出てくる登場人物に感情移入できるかどうか、というところがこのゲームを気に入るか、全く受け付けないかのポイントではないかなと。主人公は物語の進行上は全く絡まないし。

 私はまぁ、お気に入りはエステルさんとレティーシャさんかなぁ・・・。

 しかしADVの感想って書きにくいな・・・・〆 

THE 裁判員/DS

2009-05-21 23:59:59 | ゲーム回想録
 平成21年5月21日より裁判員制度が施行されるということで、このゲームの発売日も今年の5月21日なんですね。
 同時に、ナムコからも「有罪×無罪」というゲームが出ています。

 裁判員制度については、以前も述べたが、これから始まるということしかわからない。何故、この制度が必要なのか、ということをもう少し説明が欲しい、というところ。まぁ、今後実例が出るというので、メリットとデメリットがもう少しわかってくるのではないかなと。他人事のように書くが、実際のところ、自分に直接関係しない限りはやはりどこかで他人事なんだろう。

 私はまぁ、両方買ったんだけど、とりあえずD3の方を先にクリアしたので、一通り感想でも。
 といっても、出たばかりのゲームなんで、ネタバレは避けるよう努力します。どうしてもネタバレするにしても、プレイすればすぐわかること程度におさめますね・・・。

 とりあえず結論から先に言いますと、個人的には、新品2800円を出す価値はあった、と評価します。プレイ時間は私で11時間。ある程度のボリュームはありましたね。
 システム面だと、一度見た流れはセレクトボタンで全部すっとばしたり、Rで早送りが出来たり、このへんは素直に好感が持てる。

 それなりに登場人物が多い割には人物グラフィックがある程度の水準を維持しているというか、キャラクターの特性にあった絵柄だと思います。

 で、裁判員というのはまぁある意味抽選で選ばれるわけで、主人公が裁判員として2つ以上の事件にかかわるため、実は主人公は幽霊で人に取り付くことができるという設定なのは、そこはまぁ触れないでね、お約束ってことで仕方ないのかなと・・・逆に話の進行の中で、途中から違和感を持ちはじめる人物がいるんですが、どこまでこの設定に迫れるのか、むしろヒキになってる部分がいい感じです。

 あと、基本的に法廷の場では証拠・証言を検証するにとどまり(といっても、そのままでは使えない証言を証人や被告人に聞くことにより使える証拠になるのであなどれない)、その後の評議で裁判員や裁判官に対して証拠・証言をぶつけていくんですが、この「誰に」「何を」会話するのか、チャンスは1日につき1人3回まで、まぁそれはいいんですけど、話す相手を選んでも1対1の会話だけではなく、随所に横から会話に加わってくるテキスト分量の多さに満足だったり。

 なんだかんだでレギュラーな裁判官・検察官・弁護人と、一度きりが基本の裁判員6人という構成が飽きさせないような。

 まぁ、現実と乖離している面は色々とあるかな、という気がしますが、純粋にちょっと風変わりな推理モノでも読んでいると思えば。うん。

 一応公式ページのリンクはっておきますね。

 http://www.d3p.co.jp/saibanin/

 さて、逆にちょっとだけ悔やまれること。

 おそらく企画した人もどうするか扱いには悩んだと思うのですが、このゲーム、幽霊の知り合いに嘘を見抜く能力があるので、「評議する前に嘘かどうかがわかる」というのがあります。
 おそらく実際の裁判員は、何が真実なのかわからないまま証拠等を評議するのだろうから、その葛藤という部分について考えると、はっきり違う心情で臨んでいるのだろうかな、と。

 もっとも、プレイヤーまでが迷ってしまったらゲームとしていたずらにストレスを与えるだけになりかねない、という気がするので、これはこれでいいのかな、とか思うところもあるわけで・・うーん。

 それと、1つの証言・証拠品・冒頭陳述などから3つのうち重要だと思われる1つを選ぶ、という作業を繰り返すんだけど、手持ちの資料として出されているわけだから、無理に選ばせなくてもいいような気が・・・・・証言の裏付けによる証拠能力強化についてだが、先にどんなことを述べるかわからない中で、あらかじめ選んで用意しておく、というのは2回目以降でないと相当苦しいと思うんだが、まぁ、それは全部パーフェクト狙う2回目以降にしてくれ、というメッセージなんでしょうかね。実際のところ、9人のうち半分を(自分は100%なので、残り8人中4人説得すればOK)説得するだけなら、ある程度の目安(証拠・証言の下に、黄色い文字で公訴事実を裏付ける/公訴事実を疑えると書いている物を選ぶ)があればいけるバランスになってるし。

 まぁ、ゲームには当然100%満足することなんてないわけで、必ず自分の好みでよい面・悪い面があるはずだし、多少気になるところがあるとしても、全体的にやってよかった、と思えるゲームならそれでいいんじゃないかな・・・〆

一応クリア・・・S.L.A.I.

2009-05-19 23:34:40 | ゲーム回想録
 タイトルどおり。
 なんとかS.L.A.I.のストーリーモードをクリア。

 まずはデータ。
 プレイ時間37:55
 296Day
 CHIP:Cat-1:LV200/380:グリーン
 ボディ:ハートマン Normal/0
 レッグ:クロウラー Normal/0
 ショルダー:M18ヘビーマシンガン Heavy/99 R/Lとも
 アーム:SV無反動砲 Light/99 R/L とも
 オプション:光学迷彩 80/8 エイミング1・ロックオン1 

 以下、感想。

 ワールドランカーはそこまで強いとは思わなかった。3rdランカーに2敗、1stランカーに1敗。いやまあ、負けてるけどさ・・・負けてもほとんど削りきる寸前までいったので、次は勝てるとか思い込んだので。
 クリア後は3rd・2ndとも一発クリアで返り討ちをして、意地を見せる。(誰に?)

 リージョンランカーは余計な邪魔が入らない分、Aランカーより弱いとか思った。ロンドンで1度負けたが、後の5人は一発で勝利。

 ただし、一人だけ、シュツットガルドの「Maria」というランカーだけは別格というか、こいつにだけは10回くらい負けた。ラケテンカノンの爆風がひどい。ロックオンの距離より遠いところから撃ってきて一方的に爆風でガンガン削られるし、これどうすりゃ勝てるんだ?とかかなり悩んだ。
 結局、もうノーロックでかなりの遠距離から水平にマシンガンをうち、CPUなんで勝手に射線に入ってくれることを期待するという強引な戦法で削り勝ち。

 とりあえずロンドンとシュツットガルドのAランカーでも思ったが、ラケテンカノンの性能がかなりひどい。障害物を超えて爆風が届くとかもうね・・。次回作は無いと思うけど、爆風の威力は控えめにして欲しいかな。

 後は、私は例えばアーマードコアなんかでも、ミッションそっちのけでアリーナばかりプレイするような趣味なのでハマったけど、普通の人だとずっとずっとただただひたすらランブリングばかり56クラス制覇って、ものすごくだるいんじゃないかな。

 それと、株の関係がだるい。99個まとめ買いとかまとめ売りとかできるようにして欲しい。株を買うだけで15分とか20分とか、色々ときつい。

 あと、ランブリングに入った瞬間に青のSVがいて、あっさり倒されるか撃退してもAPが残り少ないとか、運が悪いとトホホな展開が残念。何か乱入者を倒すと特典がほしいとか思ったり・・・。

 あと、トランスファーが高すぎて、耐久度が低いチップは金がかかりすぎてとても使えない。最初、耐久度4100のチップだったが、あまりにすぐに壊れるので耐久度5000のチップに買い換えた。ネズミやウサギとか耐久度3000くらいしかないけど、とても実用に耐えられない気がするんだが。

 不満はあったし、オンラインも2年前に既に終了してしまっていたけど、オフラインだけでも、私の好みにピタリとあってて面白かったと思う。
 最初は操作感覚にとまどっていたのに、何度も戦闘をこなすうちに、いつのまにか操作に違和感を覚えなくなり、自分の思ったとおりに動かせるようになっていたのは、成長の証なんだろうか。

 しかしなんだかんだでロボットもの好きだよなぁ・・・気がつくと「THE ロボットつくろうぜ」なんかもやってるし。これぞB級って感じで結構これもハマったし。あー、A.C.E.も3で最終作とか言わずに4希望・・・・〆

魔天の創滅/MD

2009-05-17 00:18:28 | ゲーム回想録
 メガドライブに出たゲームの中において、通称魔天将軍とまで言われたクソゲー扱いされるRPG。ネットで検索しても、評価は相当ひどいものが多い。
 あの「星をみるひと」ですら、一部にはファンがいるというのに。

 とはいえ、当時攻略本も無ければネットもない時代に、私が普通にクリアできたことを考えると、そこまでクソゲーではないのかも知れない。
 まぁ、シナリオ関連が色々と電波と理不尽さが混じっていてアレなんだけどさ。

 なんといってもこのゲーム、売り文句が「このゲームは現実よりリアルだ!」ということなのだが、ファンタジーで現実よりリアルっていわれても、ねぇ。

 ネットで拾った、パッケージの画像。色々と売り文句が書いています。

 

 ていうか「リアル」という言葉を「シビア」という言葉に置き換えると、ものすごくしっくりくる。
「このゲームは現実よりシビアだ」・・・・うん、ばっちり。
 ゲームバランスも相当シビアなら、ストーリーもシビア。でてくる登場人物が次々と死んでいくというものであり、よくもまあこんなシナリオを作ったものだと思う。
 これほどやってて後味の悪いシナリオも珍しいんじゃないかな。しかも死ぬ必然性が全然無いところがすごい・・何故ころたし。

 以下、序盤のイベントをまとめてみる。

※病気の王妃様を救うため、薬草取りを依頼される。
 しかし、途中山賊に襲われ、身ぐるみをはがされる。
 意識を取り戻した時には、王妃様は病気で既に・・・。

※また、主人公に対するヒロイン役、幼馴染の女の子。
 旅をする理由は、行方不明の兄を探すため、なんだが・・・次の町であっさりと見つかる。
 で、このマチス並の馬鹿兄貴、「幸せの学習」といういかにも怪しげな宗教にハマっている。
 名前が妙にリアルな気がするが、きっと気のせい。ううん、知らないから絶対そう!

 さて、その宗教の施設に忍び込んで、捕まる主人公。
 その兄、何を思ったか主人公を助け出すも、途中で敵に見つかる。
 主人公、兄を見捨てて逃げる。
 再び施設に入ると、動かない兄が牢屋に打ち捨てられている・・・・。

※また次の村では、若い娘の生贄を欲しがる魔物がいる。
 その生贄に選ばれた娘の恋人が仲間になって、魔物退治へ行くことに。
 しかし魔物のところにたどり着いたが、時既に時間切れ・・・・。

 こんな感じで、なんというか、救われないシナリオが最初から最後まで続いていく。
 よくもまぁ、こんなプレイしてて憂鬱になるイベントばかり作るもんだ、ほんと。

 Ω<「様々なイベントがゲームを盛り上げる!」
 心の声<「憂鬱なイベントばかり続いてプレイヤーの心が折れそうです」

 このゲームの最大の特徴は、主人公のレベルがそのエリアでの適正レベルを超えると、ダンジョンだろうと地上だろうと、雑魚敵が一切出なくなってしまうというもの。
 つまり、次のエリアが厳しいから、経験値と金を貯めてから行こう、という手は使えない。
 まぁ、現実的に考えれば、確かに楽勝の敵をちまちまいじめて経験になるわけもないし、まして主人公がそんなカツアゲみたいなマネをしちゃいかんってことですかね?

 Ω<「このゲームは現実よりリアルだ!」
 心の声<「リアルじゃなくてもいいんで、もう少しバランス考えて下さい」

 キャラクターの移動速度はそれなりに速いし、確かに弱い敵といちいち出会うのはうざったいので、一概にこのシステムを否定するものではないのだが、このゲームにおいて問題となるのは、敵が出なくなるまでレベルをあげて、次のエリアに行って敵と戦うと瞬殺されるくらい強い敵が雑魚で普通に出てくること。

 次の町に行ってそれなりの装備を整えて、なんとか勝てる敵が出たらそいつで経験値を稼いで、勝てない敵に出会ったら逃げるか全滅か、セーブ・ロードを繰り返しながら、地道に1つずつレベルをあげ、金を貯めてさらに装備を整えていくしかない。

 レベルアップと装備変更によるステータスの上昇は見た目の数字以上にダメージに反映されるため、最初はこんな敵どうすりゃいいんだ、みたいな感じに思えても、最後には何とかなるという。

 例として、最初のエリアから次のエリアに行った際の、デスロックという雑魚敵。
 攻撃力がバカみたいに高く、最初はあっさりとKOされる。しかし、レベルをいくつか上げると、ちゃんと耐えられる攻撃力になる。

 Ω<「迫力ある戦闘シーンを実現!」
 心の声<「こいつら・・・・本気だ」

 ま、全滅してもセーブですぐにやりなおせるゲームならでは、だよなぁ・・・。これがパスワード方式だったら多分クリアする気力が失せていたかもしれない。

 あとは、そうだなぁ・・・。
 このゲーム、忍者を仲間にできるんだが、この忍者を仲間にするためにこなすイベントがすごい。

 どんなイベントかというと、分身の術を使ったら、分身が勝手に外に出歩いて、酒場で無銭飲食して働かせられているというもの。プレイヤーが代わりに金を払って事なきを得るという。

 うーむ・・・こう2行で書くと全然すごくない気がするけど、なんというか、この理不尽さは実際にプレイした人だけがこう、なんじゃそれ、というか・・・あまりのシナリオの不条理さに呆然。
 分身が勝手に出歩くって、お前の分身の術はドッペルゲンガーかクローン生み出すのか?

 Ω<「このゲームは現実よりリアルだ!」

 そしてラスボスについて・・・。
 ラスボス戦直前、主人公はラスボスに操られてしまい、ヒロインや、一緒に戦った子竜などと戦闘シーンになり、皆殺しにします。さすがにこれを見たときはもう唖然としましたね・・・。

 また、このゲームのラスボスというだけあって強いはず、と思いきや。
 「ソールのいかり」というアイテムを使って主人公の攻撃力を上げると、3ターンでKOできます。
 多分どの中ボスよりも楽勝。ラスボスが一番弱いゲームってのも珍しいかと。

 結論として、このゲームの根幹は、この言葉に集約されるんだと思う。

 Ω<「RPGの常識を突き破ったストーリー展開」

 このゲームは既存の王道RPGに対しての反発、というのが企画の根本にあり、シナリオ、バランス等あらゆる点でベクトルが逆の方向を向いている、ということだと思う。

 だが、反発するならするでいいのだが、ただ表面的にお約束を裏切りました、とだけやられてもプレイヤーは全くゲームについていけない。そこにはプレイヤーが納得できるだけの理由を示すべきであり、それはつまり世界観について確固たる背景や軸が必要なのであり、また同時に一歩下がってゲームとして見た場合、プレイヤーから見てシステム・シナリオがどうなのか・・・ユーザー目線が全く配慮されていない、ということである。
 一つだけ良い点を上げるとすれば、これだけシナリオもゲームバランスもめちゃくちゃなのに、バグらしいバグはほとんど見当たらない。ちょっと意外かも知れないが、デバッグ担当にだけは敬意を表するとしよう・・・。

 最後に、プレイ動画を紹介する。

 

 これを最後まで見る人は忍耐力が高い、とだけ述べる・・・・〆

回想:未来神話ジャーヴァス/FC/..or Gamebook

2009-04-05 17:08:41 | ゲーム回想録
 まぁリクエストがあったというほどでもないけど、話題に出たので。
 まず、このゲームに触れるきっかけについて。

 当時、私はゲームブックというものにかなりハマっていた時代でした。
 その中には、双葉社のファミコン冒険ゲームブックという青い背表紙が目印のシリーズがありました。

 その中で、原作は知らないが面白そうだということで、この未来神話ジャーヴァスのゲームブックを買って、読んだ(プレイした)ところ、すごく気に入ってしまいまして。

 もし、私がゲームブックを1冊だけ選べ、と言われたらせっかくだからこの本を選ぶぜ!ていうくらいお気に入りです。20年経った今でもこの本は時々読み返してます。

 で、じゃあ原作のファミコン版もやってみよう、と思ってファミコン版のロムカセットを中古で買った、という流れですね。ちなみに中古で480円でした。本と値段がほとんど変わらないという時点で、なんとなくこのゲームは大丈夫なのか?とか思ったりしたような。

 さて、やっとゲームの内容に入れるのかな。

 タイトーが発売した、BB(パスワード不要のバッテリーバックアップ)という技術的なものをウリにした、アクションRPG。
 上から見下ろす2DのMAPが基本だが、城の占領などは横スクロールの2Dになる。

 しかし、ゲームブックの完成度は群を抜いていたジャーヴァスですが、肝心の原作はというと・・・世間一般ではクソゲーと言われているが、私も残念ながら同意せざるを得ない、というところ。
 このゲーム、7つの城を占領すればクリアになるんですが、確か4つめか5つめの城を占領したあたりで挫折しました。まぁ、中盤まではなんとかプレイしたので、ある程度は経験に基づいた感想になります。

 まずはふんいき(何故か変換してない)をつかんでもらうと言うことで、恒例の動画貼り付け。

 

 とはいえ、普通に動画を見ても意味がわからないと思うので、どのへんがクソゲーと呼ばれるのか、突っ込みどころを書いていきます。

 まずは設定から。
 現在の地球から若干未来の世界。主人公は宇宙船ジャーヴァス号に乗って宇宙を探索し、地球に戻ってきた宇宙飛行士。
 ところがケネディ空港は応答せず、地表に不時着するも、そこには文明レベルが中世まで退化した、荒野が広がる世界。もちろん、ハンバーガーも無い。
 地球に何があったのか、大変化の原因は?そしてこの先、主人公はどうするのか?

 という説明書のプロローグで始まるので、ゲームスタートするといきなり荒野に放置されます。ちなみに、ゲームクリアしても、結局何があったのかは誰も語ることなく、伏線は放置のまま終わります。
 
 とりあえず、どこらへんがクソゲーと言われる点なのか、箇条書きで述べてみます。

・メッセージから魔法やステータスにいたるまで、平仮名と数字しか出てこない。カタカナすらないので、読みにくいことこの上ない。

・おまけにストーリー関係のメッセージは皆無。世界観が全くつかめない。

・目的はひたすら7つの城を占領し世界を統一すること。それ以外のことはまず出てこない、ムダを省いたメッセージの数々。実にさびしい。

・体力回復の手段が非常に少ない。街には宿屋も傷を治す医者もいない。「くすり」を使うか、「くるすら」の魔法を使うしかない。

・主人公は宇宙飛行士のはずなんだが、魔術ギルドに加入するだけで魔法が使えるようになる。

・MPなんてものは存在しない。魔法を使うと「経験値」が減少する。ちなみに体力回復の「くるすら」は500の経験値の消費。レベル0→1になるのが100必要、といえば、非常に重いということがわかってもらえるだろうか。

・レベルアップすると経験値が減少する。つまり、経験値ギリギリでレベルアップすると、魔法が使えなくなる。

・武器のリーチがやたら短い。腕を伸ばしたりもしないため、イメージとしては、気をつけの姿勢からエンピツくらいのリーチで攻撃する、というくらい短い。

・金をかせぐ手段もおそろしく少ない。つぼだの花だの持ってこい、という仕事を受けて、持って行くと微妙な報酬をもらえる。これを繰り返すしかない。すごくだるい。

・容量のほとんどをMAPにつかったのか、というくらいに世界が広い。

・そのくせ歩く速度は遅い。

・しかも、アイテムを探すヒントが○○の島とか、○○の西側とか、おそろしくアバウト。例えて言うなら、砂漠の中で一粒の石ころを探すような作業。とてつもなく根気が要る。ていうか攻略本無しだと無理。金のアイテムじゃなく、必須アイテムも目印の無い中、延々と探させる作業。

・街中も油断できない。外から見ると何がどういう建物なのかさっぱりわからないのに、普通に建物に入った瞬間、「お前は堕落している。初心に帰ってもう一度やりなおせ。」などと言われてスタート地点に戻される「初心の家」や、見知らぬところに飛ばされる「眠りの館」、一方通行で帰りの船が無い「船小屋」など、強制ワープさせる建物がいくつもある。危険な建物は覚えて、入らないようにするしか避ける方法は無い。

・仲間という存在があるのだが、この仲間というものは、単純に言えば、占領したい城に入るためのカギ、でしかない。例えばAという城に入るために、傭兵が500人、グルカ兵が100人必要だとしたら、グルカ兵が99人で傭兵が5000人いて、将軍が10人いたって入れない。

・おまけに仲間の種類がムダに多い。どこの大陸にどんな種類の兵士がいるのか覚えておかないといけない。

・しかも兵士を仲間にするためには名声値を上げる必要があるが、名声値はぎるどにお金を50払って闘技場で勝つと1上がる、それしか方法が無い。また金か。

・仲間が数千人になったって兵糧の心配はしなくていいし、仲間が数千人いたって結局戦うのは主人公一人。戦力が余ってたって難易度は下がらないし、代わりに戦ってもくれない。たまに助言してくれる仲間もいるが、どこどこの城にはこの種類の兵士が何人必要です、ってことしか教えてくれない。

・横スクロール画面、当たり判定がきついわりに、敵の攻撃力が信じられないほど高い。1発か2発で死ぬ。攻略法は、あえて若干攻撃力の低い飛び道具に当たって、一時的に点滅して無敵になっているときに敵をすり抜けて、壁際に追い詰められないようにするというありえない戦法が基本になる。

・・・・まだまだあるが、とりあえず長くなりすぎたのでこのへんにしておく。


 では、ようやく感想と結論を。

 全体的に感じるのは、どこで何をすればよいのか全く分からない、あるいは目的が全く見当たらない、というもの。例えて言うと、砂漠の中で一粒の石ころを見つける作業を延々と繰り返させる、というもの。どこにあるのか攻略本等でわかっていれば、その点についてだけは、あるいは解消するかもしれないが、そういった情報無しだと、プレイしたとしても、ただムダな時間を費やすだけに終わる可能性が高い。

 しかしそれでも、金を稼ぐためだけにちまちまとした仕事を何度も繰り返したり、城に入るためだけに兵士を延々と集め続けたり、名声値を上げる敵も変化がないし、ムダにワープさせて時間はかけさせるし、そのくせストーリーは全く語られず、とにかくゲームを続けさせるモチベーションが上がらないシステムである。

 また、横スクロール面でのバカ高い敵の攻撃力といい、バランス面においてもクリアできないとは言わないが、難易度は高い、といわざるを得ない。

 この素材から、あの完成度のゲームブックを作り上げた筆者は尊敬に値する。世界設定をファミコンROMの時代からずっと後の時代にして、原作のストーリーはバッサリと切り捨ててしまい、未来世界ファンタジーという自由な世界設定で物語を書いたことが成功の原因だろうか。

 このゲームのいいところは?と聞かれて、耳に残るBGMと、やたら記憶に残る「初心の家」くらいしか思いつかないんだが、まぁ私は決してクソゲー好きというわけではなく、レトロゲームを懐かしむのが好きなだけ、ということで・・・・〆

回想:星をみるひと/FC

2009-03-23 22:30:01 | ゲーム回想録
 私が小学生の頃に買ったゲーム。新品で500円で投げ売りされていたのを、安いな、と思って買った記憶がある。
 当時は今と違って、新品で500円なんてまずない時代だったんだ。うん。

 このタイトルは、もはや伝説のクソゲーというか、クソゲーというとこのタイトルがまず出てくる、と言っても過言ではない、クソゲーで有名なゲーム。

 まぁ、そもそもどういったものがクソゲーか、との定義はある程度あるとしても、その点数配分というか、どれが一番やっててつらいか、なんてのは個人の主観だと思うぜ?
 このゲームの世間一般の評価としては、当時にしてはストーリー自体は悪くないんだが、システム面で色々とひどい、というもの。

 そのストーリーというか、最初の設定を独断と偏見でさらっと書いてみる。

 時代設定はとりあえず未来っぽいサイバーな雰囲気。「クルー3」と呼ばれるコンピュータに管理された巨大都市「アークCITY」。このクルー3、人間も洗脳して管理しているのだが、「サイキック」と呼ばれる者が徐々に出始めて、洗脳を受け付けなくなっている。そのため、クルー3はサイキック狩り、と称してロボットや洗脳済みのサイキック、ミュータント等を使い、従わないサイキックを無差別に襲わせている、という世界。
 主人公はサイキックの一人、みなみ。動機は知らないが、まぁ何とかしようということで、仲間を探しながらクルー3をどうにかしよう、と旅に出る。という感じ。
 なお、後半は完全にいい加減なので、本気にしないように・・・。

 とりあえず、よくあげられる問題点について。簡潔に述べる。

・ゲームスタートするとオープニングもなく、いきなり敵の出るフィールドに放置される。普通は町からスタートするもんじゃないかなとか。

・戦闘で「にげる」コマンドがなく、なおかつ初期フィールドに低レベルではまず勝てない敵がワンダリングでエンカウントする。

・敵の特殊攻撃で、「かりう」を投げられると、治療するまで永遠に動けなくなる。しかも最初の場所にいる雑魚敵が投げてくる。主人公一人だと、ゲームオーバーになるまで殴られる。

・ついでに全滅したら未熟者め、とか言われてタイトル画面に戻される。戦闘バランスを思うと、なんかむかつくw。

・何故か一番近くの、最初の村が見えない設定にされている。その設定は最初の村で本当にいいのかと問い詰めたい。ちなみにスタート地点の一歩左にあります。本当に見えないけど。

・あ、ありのままに今起こったことを話すぜ!俺はスタート地点からちょっと離れた村に入ったが、村から出たらスタート地点にいた!何を言っているのかわからないと思うが、俺にも何がなんだかわからねー。

・歩く速度が異様に遅い。実際に計測したところ、移動速度が比喩ではなく本当に他のゲームの半分であった。

・いわゆるボス敵というものが存在しない。どこまでいっても雑魚敵ばかり。

・普通にレベルをあげると、敵の防御力上昇に攻撃力上昇が追い付かない。通常攻撃が0ダメージ連打になる。おかげで雑魚との戦闘がひたすら地味でだるい。

・逆に素手だと相手の防御力に関係なく0~3ダメージを与えるため、途中で素手が最強武器になる時がある。

・レベルが上がるとHPが上がりすぎてまず死ななくなる。普通にプレイしてるだけなんだが、敵の攻撃が1回10とか20なのに、自分のHPが5万以上になる。1000回殴られてもまだ半分も減ってない。

・あまりにHPが多いため、戦闘シーンではHPが十の位からの表示になる。

・そのくせEP(いわゆるMPみたいなもの)がやけに少ない。EPはHPが5万の時だいたい6千くらいなんだが、攻撃系ESP一発で600とか使うから、全然足りない。通常攻撃がまともなら節約できるが、通常攻撃は0ダメージの世界なので、ESPに頼らざるを得ない。節約?素手で殴る。

・最終エリアに行くために絶対に必要な重要アイテムがあるのだが、いつどこで手に入れたのか全く表示されない。それっぽいイベントもない。いつの間にか手に入っていたので、最初はパスワードのバグとか思った。

・4人目を仲間にするのがものすごく面倒なんだが、別に仲間にしなくてもクリアできたので放置プレイ。

・金がとてつもなく貯まりにくいのに、一回通行すると消えてしまうIDカードがめちゃくちゃ高価。しかも往復で2枚必要とかひどすぎる。ちなみに1枚だけ持って入ると、出られなくなってハマる。

・パスワードの入力がひたすら面倒。イメージとしては、操作できるスロットマシーンを数十桁ランダムな文字で合わせる、という操作。1文字ごとに上に回したりするのがとてつもなく面倒。

・しかもフォントが微妙につぶれてて見難い上に、間違いやすい文字も平気で全部投入している。

・なおかつ、そこまで必死こいても、状態が完全に保存されず、金やレベルが微妙にずれている。

 それ以外にも色々とあるんだが、主だったところはこんなところか。

 とりあえず序盤の雰囲気をみてもらうということで、嘘字幕動画でキーボード壊す人とのMADをどうぞ。

 

 ちなみにクリアまでのリプレイ動画もあるにはあるんですが、何故かTASと実況動画ばかりなのでパス。実況つきってどうにもなじめないんですよね・・・・。

 さて、このゲーム、私も一応クリアしてます。一応、というのは、小学生の頃、実は最後の最後までいっておきながら、最後のフラグがわからず、一度投げ出したんですよね。で、高校生になって、通称「バロン」という知り合いができたんだが、彼にこの「星をみるひと」を貸したところ、クリアした、と言って返してきたんですよ。ちなみに当時はインターネットなんてものはなく(当時はパソコン通信、というものがあったが、当時のパソコンは高価でお互い持ってなかった)、またこのゲームには攻略本もなく、まさに彼は独力でクリアしたわけですが。

 で、私が彼に、その詰まったところで、何をすればいいんだ?と尋ねたところ、
 「そこまでいってるなら、その町のイルカに(てれぱし)で会話すればクリアだぜ」と回答。
 それを聞いて、昔のパスワードを探し出してきて、そこから20分程で私もクリアした、というエピソードがありました。うん、懐かしいな。

 このゲームはクソゲーと言われてますが、ここまで突き抜けてると不思議なファンもつくもので、有志によってPCのフリーソフトとしてリメイクされています。

 STARGAZER

 ついでに、BGMをサントラっぽく作る人も・・・。

 

 こうして作品をみていると、クソゲークソゲーといわれても、このゲームには何か不思議な魅力があるんでしょうか?うーん・・・。

 さて、そろそろ私の感想でも・・・とか思ったけど、前置きが長くなりすぎたんでもういいや・・・・〆

THE推理~新章2009~/DS

2009-03-07 21:11:16 | ゲーム回想録
 ということでPS時代から期待してたシリーズを買ってきた。
 ホントは3月5日が発売日だったんだが、その日は仕事&翌日が早いということで、発売日には買えず。

 で、仕事終わってゲーム屋に行くも、新品が見当たらない。?とか思ってたら、すでに中古で売られていた。あっれーーー。

 さて、内容は・・・タッチペンとの相性は良い。これまでよりも、絵が見やすいのはDSならでは。ただ、ちょっと過去の作品と比べて、シナリオが薄いかな、というのが気になるところ。20話だから少なくは無いはずなんだが・・・なんか1話が薄いような。プレイ時間はそれほどでもないのに、すでに20話全部終えたところを見ると、やはりプレイ時間は少なめかと。
 そうか、それで発売2日にして、もう中古が出てるのか。うーん。ま、私はまぁ、あの南東京市の世界観が好きなんでいいけど。知らない人には薦められないかもしんない。PS2のほうからやらないと、色々と。

 今月のいーじーみっしょん、賞品がナポレオンの通り名らしい。

 

 でも、

 通り名「HERO」を1枚プレゼント

 とあるけど、通り名、1枚って数え方でいいのか?テンプレ適当に改変しただけ、とか言わないよね。ね。

 さて、とりあえずTHE推理が早く終わりすぎたんで、微妙に安かったDSのカードヒーローをやってみよう・・〆

回想:キミの勇者/DS

2009-01-26 20:18:31 | ゲーム回想録
 今回はさらっと軽めに。

 1話30分、ライトノベル感覚RPG、ということで新品で買ってみる。DSのソフトってなんだかんだ言って安いよね・・・私はSFC時代の一本9800円がデフォだったので・・・。

 ストーリーは最初だけちょいと。

 主人公は少女魔術師のティオ。何やら最近は魔王が復活するとかで、モンスターが暴れて徐々に不安が高まっていく世界。そんな中、日々伝説の勇者の従者となるべく、修行して、そして晴れて従者の資格あり、と認定される。そして今度は肝心の勇者探し・・・しかし出会った勇者様は少女より年下にしか見えない少年で、でも話す言葉や性格は冷静で優しく、とても大人っぽくて。さてどうなることやら・・・・。

 ごめんなさい7割くらい適当に書いてます本気にしないでzzz。

 えーと、とりあえずシナリオはクリアしました。プレイ時間、27時間でした。メインストーリーは確かに30分程度ですが、クリアしなくてもいいけどクリアすると報酬がもらえる、というクエストの量が結構多いためそれなりに時間を使います。あとは100階を降りるダンジョンがあるっぽいけど・・・こっちはやってないですね。

 基本的に戦闘バランスはゆるめでしょうね、迷宮もそんなに広くなく、2Dなのにオートマッピング付き。
 私はあまりストレスたまらなくて、さくさく進んでいい感じでしたけど、人によってはぬるすぎて緊張感が無い、だるい作業、と思うかもしれませんね。まぁこればっかりは、私のようなライトゲーマーをメインターゲットにしているんだろう、ということで。

 クエストでてこずったのは、やっぱりスライムの雫×3を集めろ、という依頼でしたね。どこで手に入るのかわからなかったのですが、序盤の森の中の、スライムしか出ない橋のたもとの弱いスライムからも、レアドロップで取れると判明。気休めに盗賊のバンダナというドロップ率が上がるというアクセサリを装備して、ドローベルでエンカウント率上げて、開始・・・・・40分で集まりました。このクエストだけは、ちょっとハードでした。まぁ、集めてる最中に拾ったスライム玉×8も、後でまた集めて来いって言われるし、いいか。

 うーん、もう書くことが無いな・・・ボス前になると、ちゃんと回復・セーブが出来るのが安心設計。
 最後はティオ・ワンダ・リュネート・アロマでした。ティオのマジックミサイルとリュネートのキュアアローレインを主軸に。ミサイルつえー。

 前半でも述べたけど、このゲームはRPGなのに一区切りが30分くらいなので、ちょっとヒマだなって時にやって、さっと終わる、というスタイルが出来るのが長所でしょうか。キャラクターも結構かわいい系だし。

 短所としては、ちょっと仲間が多すぎるんじゃないかな、とか。4人PTなのに最終的に9人とかになると、微妙って気がする。それならメインとサブで、取得経験値を変えないほうがよかったんじゃないかな。
 あとは・・クエストを受けるタイミングが結構シビア。ストーリーを一つすすめる度に、町のギルドを全部回るというのは、相当手間がかかる。私も4つほど見逃したまま終えたけど、いつ逃したか不明・・・気になって困る。

 そんなわけで、たまにはぬるゲーで休みたい、という人におすすめ・・・〆

レトロゲーマーに100の質問に答えてみる(後半)

2008-12-01 22:38:26 | ゲーム回想録
<あなたの趣味嗜好性癖>

051 心に残る名ゼリフと、その出典は?
  「確定的に明らか」:FFXIより。

052 あなたの好きな魔法は?
 なんだかんだで移動魔法大好きです。脱出魔法、街移動魔法、「マイト・アンド・マジック/FC」の浮島、通過とかもいいですね。

053 好きなアイテムは?
 んー、魔剣って心惹かれるものがありますよね。
 あ、あと複数回攻撃する武器や道具。
 「魔天の創滅/MD」のアスラの腕輪とか、勇者の剣とか、流星Mとか、ジュワユースとか、クラクラとか。

054 レゲーを代表するヒロインは?
 代表するかどうかは知らないが、「ゴッドスレイヤー/FC」のメーシアさんに投票しておきますね。

055 あなたの考える最強の敵キャラは?
 「シャドウゲイト/FC」のスライムが最強・・・。

 まぁそれは冗談だが、やたら手ごわかった敵といえば、
 「ダブルムーン伝説/FC」のスフィンクス。全体石化攻撃最凶。あまりに理不尽すぎて投げ出したくなった。
 「偽典・女神転生/PC98」のダンダリオンもむちゃくちゃ凶悪だった気がする。序盤すぎて、レベル上げや装備集めのようなことができないので、運任せにしかならないような。

056 ペットにしたいほど好きなモンスターは?
 コウモリ系統の敵かな。コウモリってほんとは賢くてかわいいんだよ・・。
 何故かゲームだとモンスターにされるけど、リアルでは絶滅から保護しないと。

057 好きなクレジット音は?
 コインの音。ちゃりーんって。
 おっと、クレジット違いか。「せーがー」だろうなぁ。

058 聴いて嬉しい効果音といえば?
 レベルアップの時の、軽快なファンファーレ。

059 実際にあなたが剣を一本もらうとしたら、どのゲームの何という剣をもらう?
 「ディープダンジョン4」から、貫きの剣で。どんなに硬いモノも貫通するイメージがすごくいい感じ。あんまり強くは無いんだけどね。

060 戦士、魔術師、僧侶、盗賊。あなたが実際に転職するとしたら?
 魔術師になりたいかなー。体鍛えるの苦手だしw

<経験と見識> Yes/No問題

061 最初から最後まで一本道のRPGは許せない。
 No.一本道でも、やってて飽きないシナリオ(=先が見たいと思えるシナリオ)ならば文句は無い。

062 辞書のように分厚いマニュアルを見ると、心が踊る。
 Yes.説明書って基本的に、後から読むのよね・・・だから、ある意味公式設定資料集みたいなもの、という認識。

063 ゲーム中、何らかの原因によって負傷したことがある。
 No.ま、強いて言えば、「こすり」すぎて指の爪がめくれたくらいか。

064 人の少ない時間を狙ってゲーセンに行き、脱衣麻雀をやったことがある。
 Yes.そしてコイン入れてスタートして天和くらってゲームオーバーになるんですね、わかります。

065 ファミコン本体やゲーセンの筐体に暴力をふるったことがある。
 No.それを壊すなんてとんでもない!

066 ボスは全ての砲台とパーツを破壊しなければ気が済まない。
 Yes.壊せるものは壊すんだぜ。

067 鉄定規は連射をするための道具である。
 No.線を引くものです。

068 ラストダンジョンはボスを倒した瞬間に崩壊しなければならない。
 No.崩壊する必然性がないなら、残るべき。

069 無抵抗のザコキャラを最強装備で殺戮しまくるのは爽快の極みだ。
 No.多額の金とか大量の経験値とか、なにか報酬がないとめんどいだけ。

070 はっきり言ってゲームなしでは生きていけない。
 No.ゲーム業界で仕事してるわけじゃないんだよね・・・趣味が減るだけだな。

<パソゲーに関する設問>

071 初めて買った(買ってもらった)パソコンは?
 Model:PC-9821 Xe10.
 CPU:Pentium50Mhz+33MhzODP.
 Memory:8MRAM.
 OS:Windows3.1/MS-DOS6.2
 Drive:3.5inchFD*1drive+4XCD.
 HDD400M+HDD-SCSI-2GB*2
 仕事して最初のボーナスで買ったマシン。今でも現役。

072 ゲームプログラムを自作ないし打ちこんだ経験は?
 ファミリーベーシックで打ち込んだことはある。

073 カセットテープのソフトに関する想い出を書きなさい。
 さすがにその時代はやってないなぁ・・・。

074 コピーに失敗してプロテクトにひっかかったことは?
 むしろ正規品なのにプロテクトにひっかかる不具合について。どうすりゃいいんだよw

075 Enterキー? Returnキー?
 リターンキーですねぇ。

076 タイトルに地名が含まれているアドベンチャーを5つ以上挙げなさい。
 オホーツクに消ゆ 北海道連鎖殺人
 ミシシッピー殺人事件
 京都龍の寺殺人事件
 ・・・・3つしか出ないな。

077 タイトルに地名が含まれているシミュレーションを5つ以上挙げなさい。
 めんどいんでパス。

078 パソコンのテレビCMに出ていた有名人といえば?
 CMとか言われてもわからんぜ。

079 タケルでゲームを買ったことは?
 タケルってなんだろ?

080 Wizardって何?
 賢者のことじゃないの?Wise+manで、賢い人、が合成された語に見える。英語はしらんけど。

<自由連想>

081 スペランカーより弱い主人公は?
 「しんのゆうしゃ」ですよねー。

082 スライムより弱い敵は?
 スライム最強。これほんと。まぁ、そうだな・・「ジェル」にしよう。ナメクジの化け物。

083 思わず見とれてしまう名シーンといえば?
 「エメラルドドラゴン」の、タムリンが角笛を吹いて助けを呼ぶところかなぁ。

084 思わず見とれてしまうHなシーンといえば? (エロゲー除く)。
 「雀闘士銅羅王」の女神アテナイデさん撃破シーンで・・・。

085 人と馬を除いて、最も多くのゲームで活躍している哺乳類は?
 ねずみじゃない?とにかく出るよね。

086 絶対に乗りたくない乗り物は?
 実は竜って鱗ザラザラしてて痛そうじゃない?

087 いくらなんでもそりゃないだろ、という攻撃は?
 全体状態異常攻撃かなぁ、混乱とかマヒとかの。うっとおしいことこの上ない。

088 こんな死に方だけはしたくないなぁと思う、悲惨な死に方は?
 「ウィザード・オブ・イモータル/MD」の、大量の虫に生きながら食われるところ。あー、書いてて気持ち悪くなってきた。

089 いらっしゃいませ。なにをおもとめですか?
 まずは武器。攻撃こそ最大の防御。

090 ▲  ←これは何?
 ゼビウスのソル

<意見陳述>

091 最近のゲーセンについて一言。
 メダルゲームとプリクラとUFOキャッチャー系統しかおいていないんだが?

092 ゲームの中古売買について、あなたはどう考えるか。
 中古売買は必要だろうね・・・。
 全部新作だけとか、地雷ゲーつかんだら誰が保障してくれるんだ、って感じ。

093 対戦格闘におけるハメ、待ち論争。あなたの見解は?
 仲間内だと控えてもいいかも。ただ、金のかかったゲーセンで、相手に文句を言うのは格好悪いと思う。ポリシーで自分がやらないのはいいが、相手にその考えを押し付けてはいけない、と思っている。

094 ギャルゲーやエロゲーについて、どう思うか。
 ギャルゲーやエロゲーってだけで一線を引くような先入観って勿体無いよね。いいものはいいし、悪いものは悪い。それはコンシューマーでもPCゲームでも同じこと。

095 スクウェアに一言。
 リメイクで小銭稼いでないで、まともな新作つくってはどうだろうか。

096 レトロゲーマーとして、ゲームへの信念、こだわりなど。
 ある一つのゲームに対し、できるだけ先入観を捨て、他者の評価がどうあれ、自分でどう感じたのかを最も重視すること。

097 ゲームをやっていて一番の事件は?
 事件ってのはないなぁ。

098 ゲームをやっていて一番うれしかったのは、どんなとき?
 やっぱり、感動するシーンに出会った時じゃないかな。
 「カナン~約束の地~」の、カイトがウルフィに願うシーンとかすごかったな。

099 ゲームをやっていて、いっそ殺してくれと思うのはどんなとき?
 全員行動不能なのに、ムダに防御力が高くて死なないとき。

100 最後に、バキュラに一言。
 横から飛んでくるんじゃねぇよw
 「ゼビウス・アレンジ・・・Xevious 3D/G/PS」より。

 長かった。だるぃ・・・〆

レトロゲーマーに100の質問に答えてみる(前半)

2008-11-30 00:31:27 | ゲーム回想録
 うん、リアフェスがあったようだけど、アルテイルにはインすらしてないんだ。
 もうダメかも。

 レトロゲーム好きとして、なんとなく拾ってきてみた。100問だと一気にやるのがつらいんで、50問に分けます。

<基本設問>

000 Enter your name.
 クレイブ or Crave.

001 あなたのゲーム歴は?
 ファミコン発売とほぼ同時に開始。25年位前から?

002 最も好きなゲームを一つだけ挙げなさい。
 ひとつだけ・・・・・・・・・・。「エピカ・ステラ」か。やはり。

003 好きなメーカーは?
 メーカー・・うーん。「メサイヤ」かな?
 判断基準としては、気に入ったゲームが2つ以上あるメーカーだと、俄然興味が出る。「データイースト」「テクノスジャパン」なんかも好きかも・・・。

004 好きなキャラクターは?
 ありすぎて答えきれない。
 一応、「悠久幻想曲」の「トリーシャ・フォスター」さんをあげてみる。

005 好きなゲームミュージックは?
 「里見の謎」の「流星のティアラ」・・・とか。
 「ダークロード」のBGMも相当いい感じですね。

006 最悪のゲームを一つ。
 PCエンジンの「ハイグレネーダー」。
 シミュレーションなのに、クリアまで30分。ゲームに奥行きもなんもなし。
 次点でSFCの「ノイギーア」。こっちはアクションで、クリアまで2時間。
 数千円だしてこの短さは、ひどい、の一言。バランスうんぬんじゃなく。

007 ゲーム業界を代表する人物を一人だけ挙げなさい。
 個人名とかほとんど気にしないから、知らないってことで。

008 コンシューマ派? アーケード派? PC派?
 アーケード以外派ってのはありですか?コンシューマ+PCで、引きこもり派とか。

009 これまでゲームに費やした金額は?
 計算したくない。覚えてない。

010 レトロゲームとは、いつ以前のものを指す言葉?
 2008年から見ると、PS1/SSまでかなと。
 スーファミ/メガドラ/PCエンジンまで、てのが一般的な気がするけど。

<あなたを取り巻く概況と過去>
011 所持している(していた)ハードを全て答えなさい。
 FC・SFC・MD(MCD)・PCE(Duo)・PS・SS・DC・PS2・PS3・GBA・DS

012 購読している(していた)ゲーム雑誌は?
 「マル勝ファミコン」という雑誌は、ずっと買ってたかな。

013 あなた自身をパラメータで表しなさい。(腕力、知力、敏捷度、容姿など)。
 おk。技術点:4 体力点:7 運点:6 くらい。なんだかんだで運は人並みだと思っている。

014 連射するとき、どの指を使う?
 人差し指一本。秒速12-13連打くらい。

015 これなら誰にも負けないというゲームがあれば、答えなさい。
 「Spy vs Spy」・・・全盛期は、8面全部のアイテムの位置を覚えていた。
 「大雪戦」・・・DCのネトゲ。あにゃうにゃオンリーで勝率8割。フローラ使えば9割超えたと思う。

016 難易度の高さにクリアをあきらめたゲームは?
 「チャンピォンシップ・ロードランナー」・・・・あれは無理だ。
 「アルカノイド」・・・私には無理でした。トリビアでドラえもんの声優がものすごい腕前を披露してたけど、真似できそうにないですね・・・。

017 やっておけば良かったと後悔しているゲームは?
 うーん・・・思いつかないな。

018 今あなたの部屋にゲーム関連のグッズがあれば、それを答えなさい。
 ないですね。

019 ゲームにまつわる都市伝説を知っていれば、具体的に答えなさい。
 ドラクエ3の「冒険の書」は3箇所全部使うと消えやすくなる。とか。

020 あなたの夢を、ゲームにからめて答えなさい。
 もう夢なんて言う年じゃないのよね・・・・。

<あなたのレゲー履歴>

021 泣けるエンディングのゲームを一つ挙げなさい。
 レトロゲームじゃなくて、PC98ゲームなんだが・・・・
 「カナン~約束の地~」を。私のプレイしたADVの中での最高傑作。

022 ハードでヘヴィーな燃える漢のゲームを一つ挙げよ。
 「重装機兵レイノス/MD」かな。ハードでヘビーでメタリックなロボットアクション、難易度もそれなり。

023 心臓に悪いゲームを一つ。
 「弟切草」って結構怖いよね。ね。

024 頭の悪い人にはクリアできないゲームを一つ。
 この設問ちょっとひどくね・・・・まぁ「ロードランナー」で。 

025 ポップでラブリーでメルヘンチックで萌え~なゲームを一つ教えてね♪
 「リップルアイランド」でどうかな。カイル&キャルは名コンビです。

026 DECOの代表作といえば?
 「ダークロード」と個人的には言いたいけど、「メタルマックス」だろうね、代表作といえる程にメジャーなのは。

027 特殊コンパネのゲームといえば?
 特殊コンパネってどういう意味でしょうか・・?

028 時間制限の厳しいゲームといえば?
 「F1レース」かな。後半のステージとかどう見ても時間設定が厳しいんだが・・。

029 ヘンなタイトルのゲームをいくつか挙げなさい。
 これ難しい質問だな・・・タイトルに意味ってあんまないし・・。
 「惑星ウッドストック ファンキーホラーバンド/MCD」
 「ゲームのかんづめ/MCD」
 「ボコスカウォーズ/FC」
 あたりかなぁ。

030 あなたの知るかぎり最も長いタイトルのゲームを答えなさい。
 この発想は無かった。パスで・・・。
 「SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語 伝説の騎士団」
 サブタイトルまで入れてるのはどうなんだろう。

<レゲーに関する知識と教養>

031 『ドルアーガの塔』で、クリアするのに不要なアイテムは?
 クリスタルロッド3種類が実はいらないって聞いたな。
 ま、40Fの「ポーション・オブ・デス」・・タイマーの減る速度UP、かな。

032 『ドラゴンクエスト3』で、冒険の書が消えた時の音をカナで表記しなさい。
 「デゲデゲデゲデゲデゲデゲデゲデゲデードン」

033 『ウィザードリィ』での、あなたのおすすめパーティーは?
 初期PTのことだよね、これ。
 戦士2、僧侶2、魔法使い2。かな。盗賊は後衛4人の誰かが全呪文覚えるまで放置して、そこから転職。んで短刀で忍者。戦士2は司教に、僧侶は侍に、魔法使いは君主に転職。

034 火を吐くキャラクターを10以上挙げなさい。(ドラゴンは除く)。
 ヘルハウンド、ケルベロス、キメラ、クリーピングコイン、ドラゴンフライ、フェニックス、ダルシム、マッド・タイガー、ベリアル、ヒドラ。
 10って意外と多いな・・・。

035 ニンジャを10人以上挙げなさい。
 汚い忍者、ホークウィンド、すごい漢、紙、武雷、ガルフォード、服部半蔵、猿飛佐助、松尾芭蕉、レイチェル。
 うん、ネタに走ってる・・・。

036 ペンギンを5頭以上挙げなさい。
 無理げー。「けっきょく南極大冒険」「ペンギン君ウォーズ」の2つか。

037 主人公キャラが入れ替わるゲームを10以上挙げなさい。
 すまんがパス。

038 訴訟問題になったゲームといえば?
 「ティアリングサーガ」?よくわからんが・・・。

039 「Get Ready!」のボイスがイカすゲームは?
 「Choir」かな。ちょいあ、もといクァイアだっけ?

040 4面はどっちに行く?
 ・・・・?何の4面だろう。

<こんなときどうする>

041 アドベンチャーで、どうしても謎が解けず先へ進めなくなってしまったとき。
 昔なら、一晩置いて思考をリセットする。
 今なら、さくっとググる。

042 RPGのプレイ中、初めてのダンジョンで回復手段が底をついてしまったとき。
 基本的に回復がやばそうなら撤退する。脱出魔法があればギリギリまで、ないなら回復手段が半分切った段階で撤退。

043 シミュレーションRPGで、重要なキャラが死んでしまった(生き返らない)とき。
 リセットしかないんじゃないかな。多分。

044 ギャルゲー/エロゲーのプレイ中、母親(または姉妹)に見つかってしまったとき。
 さらっと流す。

045 『魔界村』で、どうしてもナイフが出ないとき。しかも現在の装備はたいまつ。
 たいまつ結構好きなんだけど・・・いやまぁ、普通に先に進むしかないでしょ。

046 ゲーセンで、あからさまに自分のパターンをスパられた(マネされた)とき。
 喜ぶんじゃないかな。他人に認められたって。

047 ゲーセンでカツアゲされてしまったとき。またはカツアゲしてしまったとき。
 設問の意味がわからんが、されそうなら逃げる。してしまうことはまずない。

048 自信のある対戦ゲームで、いきなり秒殺されてしまったとき。(ギャラリー有り)。
 テレ隠しに、ウホッ!相手強すぎ、とかボソッと言って立ち去る。

049 タイムアップ寸前なのに鍵が取れていないとき。
 いやまぁ、鍵取りに行く。あきらメロン、と言われてもあきらめない。

050 フェアリーが飛んできたとき。
 また謎の設問だな・・・触りに行くんじゃね。


港のトレイジア/MD

2008-11-26 22:13:02 | ゲーム回想録
 ネタがないので、レトロゲームの回想録でも・・・。

 今は無き日本テレネット製作のメガドライブのRPG「港のトレイジア」。
 まず言える事は、このゲームはぶっちゃけ「クソゲー」と評価されてもおかしくない出来だということ。

 ・数歩歩くと、一瞬動作が止まる。歩いてるだけでカクッ、カクッ、という動きはプレイしてるとものすごく気になる。これだけでやめる人もいるかも。
 ・ムダに戦闘がタクティクスバトルだが、非常に操作性が悪いため、ゲームのテンポが最悪。
 ・ゲームバランスがものすごく悪い。互角の勝負などめったになく、一方的に勝つか負けるか。
 ・コマンドの操作性も悪い。アイコンが小さく、意味がわかりにくい。

 その他色々あるけど、システム面で評価できるのは、主人公に独り言を語らせて、目的が何か、を雰囲気を出しながらユーザーに理解させる「考える」アイコンくらいでしょうか・・・操作性は基本的に最低ランクです。

 では何がいいのかというと、やはりシナリオ、でしょうか。
 好き嫌いはあると思いますが、私は当時ストーリーの先が見たいがために最後までクリアした、というのは事実。今もう一回やれっていわれても無理な気がするけど・・・。

 シナリオについては、とりあえず動画をみつけたので、こちらを参照。ここには第一話をのせますが、全部で第五話まであります。全部見るとして、所要時間は1時間ちょっとくらいです。「トレイジア」で検索するか、うp主のマイリストの下のほうを見てもらえれば、続きがあります。

 

私はバネジーさんがお気に入り、ていうかもしバネジーさんがいなかったら、このゲームは私の記憶に残ることも無く、単なるクソゲーで終わったかも。
 ワルキューレの冒険のゲームブックのサンディさんもそうなんですが、男装の麗人の剣士って設定が結構私のツボで。それに4話から5話のバネジーさんの、ロイは故郷で待ってる恋人のことを大事に思っていて、片想いでしかないことに葛藤し、一度はロイのもとを離れ、それでも健気にも前を向いていく姿の一連の描写がすごく好きです。
 トレイジアってのはプロローグや思い出には登場するけど、実際に登場するのは最終章の中盤に、それも閉じ込められていて、助け出されるだけの役目なんですよね。
 主人公のロイではなく、プレイヤーの視点で見ると、ちょい役のトレイジアなんかより、ずっと冒険を一緒にやってきた仲間のバネジーさんのほうが、ずっと感情移入できるというか・・・・せめてバネジーさんを選べるようにシナリオ分岐を作って欲しかったですね。シナリオ担当者からすると、ロイはそんな浮気者には作っていないのでしょうけど・・・・。
 微妙な三角関係というか、残念ながら片想いの解決方法に、最後のあれは・・・・ご都合主義というか、蛇足だったと思いますね。見てて、ちょっと唐突というか、プレイヤー置き去りというか・・・・5章のはじめに、前向きに解決させる伏線を入れてるんだし・・・〆

影の門における文章の日英比較について(仮)

2008-11-18 19:14:56 | ゲーム回想録
 ということで、お題は「シャドウゲイト/FC」。
 このタイトル前にもやったような・・・。
 ADVのスペランカー。とか死にすぎ。とか。
 死ぬ間際でも全く動じず、まるで他人事のように状況を説明しながら死に、何度でも復活するという、あまりにも命の値段が安い人物「しんのゆうしゃ」
 しかし、私には一つだけ疑問がありました。
 洋ゲーからの移植らしいが、あのセリフは英語だとどんなニュアンスなのか?という・・・なんとなく、英語と日本語の比較がしたいお年頃なんです。
 ちなみに、英語は苦手です。必死に辞書ひいて訳してます。間違いがあるなら、補完というか修正のコメントを・・・見え消しで対応します。

 では比較しましょう。
 まずゲーム全般の話をすると、英語版だと「しんのゆうしゃ」を2人称で表現しているのに対して、日本語版だと1人称で表現しているという点で大きく違っています。
 ゲームである以上、なぜ冒険が終わってしまうのかについて描写する必要があるのですが、それを今にも死にそうな「しんのゆうしゃ」自身の説明させているため、あのような名セリフの連発になったんだと思います。

 ではピックアップして抜き出してみましょう。

 It's a sad thing that your adventure have ended here!!

 残念!私の冒険はここで終わってしまった!
「悲しいことに、あなたの冒険はここで終わった!!」

 これはほぼ原文通りの翻訳ですね。

 You thrust Sword into Your chest!! Blood begins to flow!!
 Suicide Won't help in Your quest!!The Warlock lord will surely triumph now!!

 私は剣の刃を左胸に突いた。…ドクドクと血が湧き出てくる!!
 ああ!!なんて愚かなのだ。自分の命を自分で絶ってしまうとは!!
 …私亡き後の世界は闇に包まれてしまうだろう…。

 「ああ!!・・・自分で絶ってしまうとは」のフレーズだけ明らかに違いますね。
 「あなたはあなたの胸に剣を突いた。血が流れ始める!自殺行為があなたの使命の助けとはならない!魔王ワーロックが確実に征服するだろう」というお説教かな?

 Suicide obviously does not solve problems.

 私は鼻をつまみ油の中へ飛び込んだ。あづーっ!!
 私は溶けてしまった。ああ!!私はゾンビにもなれないのか…。

 ここは完全に別物ですね。鼻も油もゾンビも、あづー!も無いですね。
 「自殺行為が問題を解決しないことは明らかである」か・・・。

 Bellowing like a fool, You leap off the bridge and into the blaze!!
 You are instantly fried.

 うおーっ!!私は叫び声を上げ炎の中へ、ホップ・ステップ・ジャンプ…かーるいす!!私は燃え尽きてしまった。

 意外にも、「ホップ・・・かーるいす!」の件以外は原文に近いですね。
 「愚か者のように叫びながら、あなたは橋から飛び降り、炎の中へ!あなたはあっという間に燃えてしまった」

 Don't quit now!!
 あきらめるな!

 意味は一致しますね。問題ないです。

 You have opened a magic portal into deep space.
 You are immediately sucked through.
 The lack of air causes You to quickly lose consciousness.
 The grim reaper quickly embraces You!!

 鏡が凄まじい音を立てて割れた。宇宙への魔法のゲートを開いてしまった!
 かっ体が吸い込まれるー!!…宇宙に放り出されてしまった!!
 苦しい!!息ができない!! …そのまま気を失ってしまった…。
 もはや目覚めることはないだろう。

 鏡の部分は英語版にはないですね。最後の一文、珍しく英語版のほうが詩的ですね・・・。
 「あなたは深い宇宙への魔法の入り口を開いた。すぐに吸い込まれた。空気がないため、あなたはすぐに意識を失った。死神がすぐにあなたを抱擁するだろう。」

 Shouting a battle cry, you catapult yourself off of the platform.
 You are brave, warrior, but stupid! your body explodes as you plunge into the lava.

 私は何を血迷ったか、いきなり溶岩の中へ飛び込んだ!!
 ああっ!! 体が燃える!! 溶岩は想像通り地獄の熱さだ!!
 どうして こんなことを させるんだ!!
 私は私の意思に反して自殺行為を図った。

 「あなたは闘いの雄叫びを上げながら、平地から飛び出した。あなたは勇敢で、戦士で、しかし愚かだ!あなたの体は溶岩の中で破裂した」

 ここも日本語版のセンスがキラリと光る文章。どうしてこんなことをさせるんだ、とか私の意志に反して、とかは英語だと出てこないですね。

 Thou art truly a brave knight!!

 私こそ 真の勇者だ!

 「あなたは真に勇敢な騎士だ!」

 うえ、この文章って一人称と二人称以外同じなのか・・・このセンスは真似できない。

 といっても、自分で「私こそ真の勇者」なんて言うのはどうなんだって気がする。
 そういえばアルテイルにも勇者兵器っていたような?あの勇者兵器、AS無慈悲が影響3で打てたらもう少し誰か使ってあげたんでしょうか。

 ある程度見ていきましたが・・・・日本語版のメッセージのライターのセンスは計り知れないものがある、とわかりました。直訳ではなく、雰囲気から新たに文章を作り出すイメージですね。

 とりあえず勇者といったら「真の勇者」をよろしく・・・・〆

衰えた直感

2008-06-16 19:46:16 | ゲーム回想録
アルテイルの地雷は微笑ましいが、オフゲの地雷はリアルマネーなだけに結構痛い。
最近はゲーム雑誌とかも全然読まないので、店頭で見て直感で買っているんだが、ひどいハズレってほとんどひいたことがなかったから、それでいい、とやってきたんだけど。

以下は毒を吐きまくる文章ですので、気分が悪くなると思われます。反転させますので、読まれる方は自己責任でお願いします。ロクなこと書いてないので、良識のある方にはスルー推奨です。何が書かれていても受け流せる方のみどうぞ。

この不満は誰かに読んでもらわないと、このままだとおさまりがつかないんだよな。てことで書いてます。

まぁあれですね、私の好みに合わないものは地雷に認定。他人がどう評価してるとか、そう、関係ないね。ていうくらいな勢い。私の中ではFF6だって地雷に認定しているくらい。でもこっちは借りたゲームだから返してすんだだけなので、被害0だったけど。

まずは1発目。Breath/DS。

イラストに惹かれて買った、恋愛ADV、のはずなんだが・・・これはひどい。
シナリオは一本道。ヒロインも一人だけ。途中に出てくる選択肢は、外すとゲームオーバーになるというだけの代物。
おまけにものすごく短い(総プレイ時間3時間~4時間程度)上に、シナリオを端折りすぎて、全くキャラクターに感情移入できない。

息を吹くというのを売りにしているが、ミニゲームに使う程度。スカートめくりも一応できるんですけどね・・結局殴られて終わりだし。

2本目のシナリオで、サブヒロインとくっつく別ルートと思いきや、やっぱりシナリオは1本目と全く同じで、伏線が多少解決する程度。

絵が結構私好みなのは否定しないんだが、他がひどすぎる。そもそもDSの容量で歌一曲ぶちこむとかどうなんだ・・・そのせいで容量食いすぎて、シナリオ削ったんじゃないのかって思う。

ここまで一本道なら、もうライトノベルにして欲しい。ゲームだと数千円だけど、小説なら数百円だし。とりあえず、さっさと売ってくる・・・。これは下がる。

2発目、機甲装兵アーモダイン/PS2

大宮ソフトという、代表作がカルドセプトという地雷ゲーを作ったメーカー。

おっとアーモダインのことを書くか。近未来の地球のロボット対戦SLGモノ。基本的にAIが全部行動を決めるんだが、主人公は一応大雑把な指示を出すことは可能。ただし、AIは命令違反しまくり。

で、このアーモダイン、せっかく買った以上はやらないと損だとばかりにガマンしてプレイしていたのですが、ゲームも序盤から中盤に差し掛かった頃、突然主力がごっそり抜ける。残ったのは新兵ばかりなのに、序盤よりも敵が強いという。
フリーミッションで育てることはできるんですが、いちいちんなことやってられっか・・・・RPGなんかだって、ストーリーを追っていくだけだとレベルが足りず、いちいちレベル上げに時間を割く必要のあるゲームはバランスが悪いと評価されるんだし。
第一育てたキャラが抜けて戦線に出ないのに平気でストーリーには顔を出すってどうなんだ。主要キャラはレベルMAXになっても参戦可能にすべきだったね。
とまぁ、何かにつけてプレイヤーのストレスを溜めさせる要素満載。よく中盤までがんばったなぁ、私は・・・星をみる人だってクリアしたのに。それ以下?



やはり直感で買うのは危険だね、うん・・・・〆