ずるい男ーヤツーほどよくモテる

都合のいいことばかりを夢語りして、
女性をお伽の国へエスコート
都合の悪いコトは、後回しかトンズラして、
ほとぼりが冷めたころに、雨に濡れた捨て犬のような姿で現れる。。。
そういう奴に限って、風貌や肩書きなんかそっちのけの
何ともいえないフェロモンを醸し出している。。。

こういう男に引っかかったら、足掻けば足掻くだけ蜘蛛の糸にかかったみたいに、
抜け出せなくなるんですなぁ～。
そのうち気力もなくなり、
「この場所がわたしの居場所なんだわ」って
勝手に脳内ポジティブ思考が張り出され、
気づけばすっかり繭の中・・・。
途中で抜けよう、としたとしても、
手足の1,2本はもぎ取られるかもしれない。
そんな痛い思いをしてまで、逃げなくていいの。
ある程度、歳を重ねていけば、
それがどんなに痛いことか、分かっているもの。


愛の妄想棚釜オヴァ劇場はこのくらいにして、
語りたいのは、ドラマの話なんですが・・・。

『絶対彼氏』は相武さんの魅力に押されつつも、
カマキリとでくのぼうの狭間に揺れる女心に理解出来ず断念し、
『ラストフレンズ』にはもはやジャニーズを恋の対象に見れないことに気づき断念
やっぱタイムリーに『アラフォー』でしょうと毎回楽しみにチャンネルを合わすも、
なんとなくリアリティーが乏しいような気がするのは、なじぇ？

まず瑞恵先輩。
１４歳の息子を持ち、思春期の難しい年頃とか高校受験とか度外視して、
夫に「働け！」と言われない経済力に今は感謝する時代じゃないの？
いまどきって、
専業でいられる人が優雅なことだと、人から聞きます。
スキルとかやりがいなんて目標でなく、
生活費を稼ぐための働き手にならざるを得ない教育費用。
子供の側に居てあげたい、と思う気持ちと裏腹の働くお母さんがいっぱいいる今、
優雅なポジショニングでなにを言ってるの？
「輝きたいのっ」てて、あんた金曜日の妻たちかい？
電話口で、「あなたの世代はちやほやされた世代だから実力が伴っていない」
と、はっきり言われてたのには、笑ってしまいました。
企業として、あんな逆恨みされるような断り口上言わないって
みんな綺麗事で褒め殺しするから、こういう人は気づかず勘違いが長引くのであって、
そう思うと、こういう人事課の人間って、
或る意味とても親切なのかもねっって、思いますが・・・。


奈央は向上心のベクトルが多少ズレて見えつつも、
外から見た幸せを自分なりに模索しているわけだから、
世の中のせいにしたり僻んでスネたりしてないんだから、
それは考え方の相違であって、
唯我独尊のまぁくんに、「他人と比べすぎ」って叱られたら、
「あんたは、もう少し気にしたらどうなんだい」などと、
思わずお言葉を返したくなる気持ちもわかるんですがねっ
でもなんかここは、最後は一緒にレストラン切り盛りして、（奈央は当然別れる）
奈央「ここの宣伝は任せて」
まぁくん「いいよ。そんなことしなくても・・・」
なんて、夫婦漫才する未来予想図ができているので、あまり興味ないのですが・・・。


問題？は聡子さん・・・
いえね、聡子さんに問題があるわけではなくて、
聡子さんを取り巻くすべてが絵空事で歳こそ違えど、
バブル期のトレンディドラマみたいな設定なり。。
ひとりで自立している精神科医　
ちょっと気になる生意気な年下くん
浮気されたわけでも、借金踏み倒したわけでもなく、
　一途に仕事を追ってわたしの元を去っていった元彼。
毎日のようにバラバラな職種の女性たちが、集うゆとりの時間が必ずあって、
いつもの馴染みの店で美味しい料理を頂く時間。


あっ
ありえねーーーーー
嘘くさーーーー


今のホントの働くアラフォー世代は、人員カットの世の中で、
明日は我が身とリストラを懸念しながら、
渋々サービス残業も余儀なくされるご時世に、
いくら幼なじみのお店といっても、ビストロでワインの連日、
精神科医と専業主婦が同じ懐状態で飲み食いできる不思議さや、
法事の席で、いくらなんでも新婚夫婦に寄ってたかって、
子作り云々囃し立てる親戚連中。
田舎の年寄りはまだこんなにデリカシーないんですよーって
公共の電波でバカにしてる・・・

もう、馬鹿馬鹿しいの通り越して笑ってきちゃったので、
お笑いドラマ劇場としてこれからは観ていきたいと思います。
たぶん脳内ではＷ浅野に石田純一、まぁくんが風間トオルになっていると思いますが・・・


え？
なんですか？
結局なにも観てないのかって
これが意外なコトに一番ツボにはまったのが『無理な恋愛』でして・・・

龍彦が、
あのしょうもない男だと自他共に認めるあのしょーもなさが、
なんとなく女心をくすぐる感じに胸ドキュン（死語）
立木さんの好きと言い出せずにいる大人の男の
馴染みの店では少年に戻る姿に、ハートがキュン
かえでさんの無表情で下を見つめる表情筋の下がり具合に、
同世代の肌の曲がり角警報注意報　ハッ

でもなにより
この前の門田祥子（青木さやか）のかえでに言い放った台詞に完全に落ちた
「あなたみたいな自分勝手な女、大嫌い」

慰めてもらいたいのに、いつの間にか、突っ張って自分の意見を他人に押しつける。
強くなった口調とは裏腹に、心は十代よりも脆いガラス細工になってくる。
自分を守ることで精一杯だから、負けるもんかという気持ちが先走りして、
相手の真意を読み取れない。


大人になっても、何度でも
傷つけて、傷ついて、傷つきあって、
それでも人は人と関わって生きていく。
でも人は傷ついた分だけ大人になって、成長していくんだなぁ～

なにか、嫌なキャスティングのつもりだった
まちゃあきが好きになりそうな気持ちでヤバいです
主題歌ダウンロードしたいような雰囲気です




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