プリントのお仕事の時、私たちベクターデザインでは現在、「カッティングシート(アイロンシート)による熱圧着」と「シルクスクリーン印刷」の2つの方法を用途や予算、素材に応じて使い分けてプリントしています。
カッティングシート圧着とシルクスクリーン印刷にはそれぞれの「長所」があります。
今日はその違いと、以前やったシルクスクリーン印刷4色刷りのことをお話します。
まず、カッティングシート圧着です。
これは、アイロンシートをプロッターで切り取り熱で圧着します。版はありません。
少量で簡単なデザインの場合、背番号や個人名を入れたい場合に向いています。
これまでの例としては
個人名と背番号の例です。
「少量で簡単なデザイン」の例です。このTシャツは1枚だけの発注でした。
次にシルクスクリーン印刷についてです。
シルクスクリーンは1色ごとに製版しインクをウェアに直接刷りするもっとも一般的なプリントです。洗濯にも強いです。
プリント色やプリントの場所ごとに版が必要となります。色数や印刷箇所が増えると版の数が増えるのでデザインによって価格が変動します。
大きいロットの場合は単価を抑えることができるのも特徴です。
ベクターデザインでは「版代」は頂いていません。
その理由は複合的なものでいくつかあるのですが、10枚程度(けっして大きなロットではない)の発注で、かつ同じデザインを何回も発注されるような案件が土地柄的にも多くないというのが最大の理由です。
例外的に100枚を超えるようなご注文で、繰り返しの発注があらかじめ見込まれる案件の場合はその都度見積もりをお出しするようにしています。
先ほどシルクスクリーンは1色ごとに製版しインクをウェアに直接刷りする、と書きましたがどういうことかというと・・・・
4色刷りの場合
こうして4色刷りのスクリーン印刷は出来上がっていきます。
図案がずれることなくぴったりとプリントできるのは・・・・んー、ウデかなw。
この作業をご依頼のあった枚数の数だけ繰り返すのです。
今日は、Tシャツプリントをもっと気軽に利用していただけたらいいな、と思って少し真面目に書いてみました。
梅雨も明けていよいよ夏本番です。
これからもベクターデザインをよろしくお願いいたします!
大分プロレス所属のプロレスラーさんが引退されるとのことで記念のTシャツを作りました。
「炎!修市」
これがリングネームです。
リングネームを入れたTシャツができました。
いったいどんな人なんだろう・・・炎!修市さんて・・・・
というわけでググってみました。
知った時にはすでに引退という皮肉ですが、Tシャツのプリントが縁で直接の面識はないものの、九州にそんなプロレス団体があるということも知ることができてちょっぴりテンションが上がったのでした。
しかもプロフィール見たら同い年でした!
ますます親近感湧いてきました。
大分プロレス公式HP
http://archive.today/25IMn
ご依頼ありがとうございました。
(炎!修市選手、お疲れさまでした!)