バリエーション山行同人

藪岩、沢等を中心としたバリエーションルートを中心とした山行を志向しています。

奥多摩 日原川 川苔谷 逆川(さかさがわ)(2016.7.10)

2016-07-12 08:04:18 | 

梅雨時期は週間天気予報が当てにならず、直前にならないと好天かどうか分からないことが多い。本計画ももともと7/9(土)に計画していたが、雨天で日曜に順延となった。7/10は酷暑でまさに沢登り日和に恵まれた。

 朝7時半の奥多摩駅。40人ほどの行列で、川乗橋行きの増便バスが出た。

川乗橋バス停では、沢登りと思われるパーティは2組くらい。他の大勢はは川苔山のハイカー(女性の単独行の方が意外に多い)。

意外と傾斜のある舗装林道を遡る。下降点にはカーブミラーがあるとのことなので、その付近を注意して進む。20分ほど歩くと、谷底の林間に滝が見える(聖滝と思われる)。そこからほどなくして下降点に着いた。

 「カーブミラー横に逆V字型のガードレール」が下降点の目印。

カーブミラーの右脇から明瞭な踏み跡が、最初はリッジに沿って、次第に右に折れて続き、ほどなく河原に到着。身支度を整えて川苔谷の右岸を進むと程なく右から逆川(さかさがわ)が流れ込んでくる。

 左の水流は川苔谷。逆川は右へ(出合はあまりぱっとしない感じ)。8:45遡行開始。

 少し進むと、2段のF1。

F1の下段は釜を腰まで浸りながら流木の助けを借りて登り、上段は右壁を取りつき、途中から左上して滝の落ち口へ。

 交互にゴルジュ帯が現れるなど、非常に渓相が変化に富んでおり、飽きさせない。

 ヌメッていたが、左壁を微妙な摩擦(と残置スリングのA0)で超える。

 水と戯れたくなるような穏やかな小滝も多い。

 3段の滝。最上部は樋状で、つっぱりで突破。

 ウスバ林道の直前の10m滝

10m滝の右壁に取りつき、中段まで行くが、ヌメりが甚だしいため、慎重を期してクライムダウン。右岸の巻道を使ってウスバ林道へ出る。

 逆川に掛かるウスバ林道の木橋。(11:30遡行終了)

ウスバ林道より上流に大滝があるが、今回はここで終了。

 等高線に沿った道を辿り、大ダワへ(ウスバ林道通行止めの看板あり)。

この後、一般道を下り、鳩ノ巣駅(13:41発)から帰路に就いた。

川苔谷 逆川はガイド本によれば、水根沢谷と同じ「1級上」だが、渓相が非常に変化に富んでおり、変化に対応した動きを求められることから、水根沢谷よりも難易度は高いと思った。


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