相変わらず、腰の調子が悪い。だからと言って、家でじっとしているのは良くないので、今回、ピークハントに拘らず、近場でアクセスの良さそうなルートを選び、初晴れの一日を過ごした。
本厚木駅から少し離れた厚木バスセンターから数少ない広沢寺温泉行きに乗り込む(8:00)。大した乗客はいないのかなと予想していたが、予想に反して、途中の停留所から乗ったり降りたりが多い。バスは県立リハビリセンタや七沢温泉に立ち寄って、途中、鐘ケ岳の登山口を経由する迂回路を通って、広沢寺駐車場前でバスを降りた(自由乗降区間)。舗装林道を足早に進んでいくが、日影のせいか非常に寒い。
▼途中、弁天岩を横目に過ぎる。岩肌が冷たくて大変そうな感じ。
▼すぐ先にナメ滝が現われ、その横に弁天様が祀られていた。
▼随分歩いたなと感じた頃、ゲートが現われ、そのすぐ左側から抜ける。
▼ゲートのすぐ先に道標があり、弁天御髪尾根に取り付く。
バリエーションルートだと思って取り付いたが、意外にも所々に道標が設置されている。一方、トレイルはあるものの整備された様子は見られない。一般道として一旦整備されたものの、急な登りややせた尾根が多いことから次第に整備がされなくなり、今に至ったのではないかと感じた。
▼成長の勢いを感じる爽やかな疎林を抜けていく。
下弁天(土管に明記あり)、中弁天、上弁天(いつの間にか過ぎていた)などの小ピークを次々越えると、固定ロープは設置されているものの、足元が不安定な急傾斜の上りが延々と続く。気を付ければ問題ないが、固定ロープ(古いものあり)を使う時はよく確かめて使った方がよいだろう。
▼急傾斜が終わると「弁天見晴」と名付けられた小ピーク。相模湾、房総まで見えた。南側にトレイルが分岐。
その後、鐘ケ岳への分岐を過ぎると、一転して稜線は穏やかになった。
▼「すりばち広場」と呼ばれる、樹間にぽっかり空いた空間。特に銘板は見当たらなかった。
▼我々の下山路となる梅ノ木尾根を常に左側に見ながら進んできたが、その合流地点手前ではやせ尾根(と言っても大したことは無いが)の急登を越える。
▼真っすぐ進めば大山から三峰山に伸びる尾根に至るが、今回は梅ノ木尾根の分岐(「大沢分岐」)で降りることにした。
梅ノ木尾根は所々痩せた尾根(と言っても大したことは無い)や岩が露出している箇所はあるものの、ほぼ一般道並みのトレイルが続いていた。
▼一般道との合流点。奥の方から下りてきた。
▼日向薬師に向かう途上で、大きなニホンザルにばったり出くわす。逃げて行ったサルを背後から撮ってみた。
▼参詣者がまばらな日向薬師。
この後、日向薬師バス停(14:05発)から伊勢原駅に向かった。
今回登路に採った弁天御髪尾根は背後の展望が素晴らしく、冬晴れの日のおすすめルートと言える。
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