吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

敗者と古い歌謡曲

2007年11月22日 | 自分のこと
今までもたびたび触れていますが、僕は歯が悪いのです。
高校生から二十歳頃に悪くして治療したところが、この数年軒並み再発しています。
冠をかぶせたところがその下のところから、う蝕が進んだり(原理的に当然だと思う)、神経を抜いた跡が不完全でそこが炎症を起こしたりという例が多いです。

特に、体力、気力を消耗したり、ストレスが過剰になると、この歯根炎が出ます。
この夏の仕事の時にもそれが懸念されたのですが、やはりなってしまいました。
歯の根っこの奥で起こるのですから防ぎようがありません。
今回は、幸い歯茎の横に穿孔してしまって膿が外へ出たのでひどい症状にはならなかったのですが、普通は出口のないところに膿が溜まっていくのですからそれは辛いです。

で、今日は歯医者の日でした。
いつも、1~2時間かけてやってもらっていますが、今日はまた過去に抜いた跡の骨が感染しているということで、歯を抜いた穴を再度ほじくりました。
昔は麻酔注射そのものが大変な不快感を伴いましたが、最近はその辺はすばらしく改善されています。
昼頃終わったのですが、治療中の歯にかぶせてある仮の冠のひとつが取れてしまいました。
どうも、ほじくってそのあと縫合してあるところをかばったため、そこに負担がかかったようです。
あくまで仮の冠なので、強度的には不十分なのです。よって出来るだけその歯に負担を掛けないようにするのがポイントなのですが、僕はもう、いずれかの仮の冠に頼らなければ、まともに咀嚼が出来ないのです。
夕方、もう一度歯医者に寄って付けてもらいました。
歯医者って疲れます。横になって口を開けてるだけなのにね。

インプラント(骨に金属の台を埋め込んで、それに人工の歯を付ける方法)もだいぶ安くなって来ているので、もう一息でしょうか。
アンカー打ちは得意ワザなので、自分でやりたいくらいじゃ!
いっそ改造人間にしてくれい。
それとも機械の身体?
鍛えようの無いところのダメージは苛立ちを禁じ得ません、自分の過去の不摂生が悪いんですけどね。

で、YouTubeなんぞを見ているのですが、今回はちょっと自分的には異色。

秋からもそばにいて

バロック風のアレンジがちょっと素敵。

フルコーラスで聞きたいのですが、ありませんでした。
夢千秒 

性格が悪いという話だった彼女、大学時代の友達のナベちゃんが熱烈なファンでした。
再会のラビリンス 

僕は昔から歌謡曲を自ら聞いたりはしないので、記憶に残っている曲にはそれとリンクする人たちがいます。う~ん、懐かしい。
それにしても、昔のアイドルの曲の日本語はきれいですねえ、改めて聞いて感心しました。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (しまりす)
2007-11-23 04:43:27
読んでいて
自分の歯がウズウズしました

歌謡曲聴きました
懐かしい
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やっかい事の前 (ひろなん@風琴屋)
2007-11-24 10:30:21
しまりすさん、ようこそ!

歯の穴をほじった跡もだいぶ良くなりました。

あさってはあまり得意でないコンサート調律なので、不安材料は少ないに越した事はありません。
とても扱いにくいフランス製ポジティフオルガンが相手です。

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