吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

ポンコツ車 1

2006年02月28日 | 
私はポンコツといわれる車が好きです。 初めて買った車がポンコツジープだったし,その後も解体屋行きの車を乗り継いだりしていました。 2サイクルエンジンの車は特に好きです。 かつて,昭和48年式のフェローマックスの4ドアに乗っていたのですが,手に入れてすぐ,夜の高速を走っていた時にふと気が付くと,ルームミラーに赤い点が次々と跳ねるのが写っていたのです。 そう,マフラーから火の粉が出ていたのでした . . . 本文を読む

屋外で演奏されるオルガン その1

2006年02月27日 | オルガン
昨日友達に聞かれました。 「屋外で鳴らすオルガンってあるの?」 はい,あります。ストリートオルガンというものが。 この種のオルガンの起源は,その定義の仕方ですっごく違ってきます。 狭義には19世紀末から20世紀初頭に流行した屋外で演奏される自動演奏オルガン。 とでもなりますが,これは特定のメーカー,様式のグループを指しているのであって,このワクを外して, 「屋外で演奏される自動演奏オルガ . . . 本文を読む

初めての車

2006年02月22日 | 
久しぶりにジープの車検を通しました。 ウチのはJ26という2.4lガソリンで,坂の多い(いや,坂しかない!) この地域では結構大喰らいぶりを発揮してしまうんですよね。 . . . 本文を読む

捨てないで!

2006年02月21日 | オルガン
足踏みオルガンといわれることが多いですが,リードオルガンというのが一応正式な名称です。 発音体にフリーリードというものを使っていることがその基本です。 (フリーリードについてはまた改めてお話します) ハーモニカやアコーディオンも同じフリーリードの仲間です。 この楽器の歴史や構造の話は,このブログのテーマのひとつなので,ずっと続けていきますが,今回はまず第一声。 どうか捨てないでください! か . . . 本文を読む

師の思い出

2006年02月20日 | 自分のこと
何ゆえ,ひろなんなのか。これはひろにゃんの音便形であり,猫科宣言でもある。 今は亡き我が師,猫のみーこへのリスペクトからである。 そのころ私は,年上の友人宅に居候していた。 為すべきことを見つけられずにぶらぶらしていた当時二十代の大飯喰らいの大酒飲みの居候が疎まれるのも時間の問題だった。 みーこはその家の年とった猫で,やることのない私はずっとその猫を観察していた。 そして,学んだ。 彼女は実 . . . 本文を読む

風琴屋ブログ スタート

2006年02月19日 | 自分のこと
初めまして。風琴屋の労働者,ひろなんと申します。 いろいろあってこの八ヶ岳南麓にいるのですが,その辺の事情はいずれまた。 超がつくほどの筆無精(それで切れる縁ならそれでもいいような気が←これがいけない)を克服するためブログなるものに挑戦。 生活のため何でもやるけれども,自分的にはパイプオルガン製作が本業。リードオルガン(足踏みオルガン)の修復や改造も手がけています。 このマイナーな仕事のこ . . . 本文を読む