僕は、自転車歴は長いのですが、競技には関心がありません。
僕にとっての自転車は、旅の道具、相棒なのです。
かつては、スポルティフというカテゴリーの自転車を愛用し、今回のそれは、クロスバイクというのが近いでしょうか。
さて、今回の自転車の使い方はというと…。
日常使用とトレーニング、これはほとんど舗装路ですが、なにしろ標高差が大きい場所なので、走行抵抗の少ない細身のタイヤが具合良いのです。
自転車は、タイヤの選択、その用途、ミリ単位のサイズの違いで本当に性格が変わります。
なにしろエンジンが自分自身ですから、走行抵抗の違いは特に自分に返ってくるわけです。
次に述べる用途の場合には、クロス用という荒いパターンで丈夫なタイヤに換装します。
それから、これが実は一番の狙いなのですが、林道、廃道、パスハンティング、山岳サイクリング用としての使い方です。
この山岳サイクリングというのは、文字通り登山道まで含む山を走る、走れない時は担いで踏破するものです。
しかし、登山者に迷惑をかけるのは気分が良くないので、実際はほとんど登山道には入りません。
パスハンティングというのは、パスすなわち峠を好んで踏破するやり方です。
この峠越えというのも、なかなかに奥の深いものです。
現代の峠の多くは自動車用に整備された新道で、たいていは旧道、さらに旧旧道があります。
古い道は、人やせいぜい牛馬の通行を想定したものが多く(主要な街道では駕篭も想定してます)、尾根道を直登していたりして、とても自動車が入れたものではなかったりします。
廃道になっているものも多く、登山客、ハイカーもあまり来ないので、気兼ねなく走れます。
今では使われていないとはいえ、昭和30年代頃までは現役です、実はそのあたりまでは、日本の地方、特に山間部の道路事情は江戸時代と大差なかったりするのです。
山間部の廃道には長い年月の人の行き来の痕跡があります、特に峠は信仰の場としても興味深く、石仏、石碑などもあります。
それらを、民俗学的に観察する旅のスタイルもあるのです。
シブいでしょ。僕も好きなスタイルです。
山の未舗装路を走るのには、マウンテンバイク(今後MTB)も向いているのですが、MTBのあのデリカシーの無さがあまり好きでないこと(でも多分僕には合っている)、重量が重いことから外しました。
崖崩れのところを越えたりするとき、自転車を担ぐのですが、MTB系とロード系では5キロ程の重量差があり(もちろんお金に糸目をつけなければ軽量MTBも出来ますよ)、担ぐというアンバランスな状態ではその差は意外と大きいのです。
それで、南アルプスの林道、廃道を走り回ろうというわけです。
八ヶ岳側は拓けた道が多いので、ハイカーも多いのです。
何より、南アルプス側の方が、林道、廃道が豊富で、加えて何か妖しい雰囲気が漂っていて魅力的なのです。
ああ、楽しみ!
でもその前に体の調整をしなければ。
僕にとっての自転車は、旅の道具、相棒なのです。
かつては、スポルティフというカテゴリーの自転車を愛用し、今回のそれは、クロスバイクというのが近いでしょうか。
さて、今回の自転車の使い方はというと…。
日常使用とトレーニング、これはほとんど舗装路ですが、なにしろ標高差が大きい場所なので、走行抵抗の少ない細身のタイヤが具合良いのです。
自転車は、タイヤの選択、その用途、ミリ単位のサイズの違いで本当に性格が変わります。
なにしろエンジンが自分自身ですから、走行抵抗の違いは特に自分に返ってくるわけです。
次に述べる用途の場合には、クロス用という荒いパターンで丈夫なタイヤに換装します。
それから、これが実は一番の狙いなのですが、林道、廃道、パスハンティング、山岳サイクリング用としての使い方です。
この山岳サイクリングというのは、文字通り登山道まで含む山を走る、走れない時は担いで踏破するものです。
しかし、登山者に迷惑をかけるのは気分が良くないので、実際はほとんど登山道には入りません。
パスハンティングというのは、パスすなわち峠を好んで踏破するやり方です。
この峠越えというのも、なかなかに奥の深いものです。
現代の峠の多くは自動車用に整備された新道で、たいていは旧道、さらに旧旧道があります。
古い道は、人やせいぜい牛馬の通行を想定したものが多く(主要な街道では駕篭も想定してます)、尾根道を直登していたりして、とても自動車が入れたものではなかったりします。
廃道になっているものも多く、登山客、ハイカーもあまり来ないので、気兼ねなく走れます。
今では使われていないとはいえ、昭和30年代頃までは現役です、実はそのあたりまでは、日本の地方、特に山間部の道路事情は江戸時代と大差なかったりするのです。
山間部の廃道には長い年月の人の行き来の痕跡があります、特に峠は信仰の場としても興味深く、石仏、石碑などもあります。
それらを、民俗学的に観察する旅のスタイルもあるのです。
シブいでしょ。僕も好きなスタイルです。
山の未舗装路を走るのには、マウンテンバイク(今後MTB)も向いているのですが、MTBのあのデリカシーの無さがあまり好きでないこと(でも多分僕には合っている)、重量が重いことから外しました。
崖崩れのところを越えたりするとき、自転車を担ぐのですが、MTB系とロード系では5キロ程の重量差があり(もちろんお金に糸目をつけなければ軽量MTBも出来ますよ)、担ぐというアンバランスな状態ではその差は意外と大きいのです。
それで、南アルプスの林道、廃道を走り回ろうというわけです。
八ヶ岳側は拓けた道が多いので、ハイカーも多いのです。
何より、南アルプス側の方が、林道、廃道が豊富で、加えて何か妖しい雰囲気が漂っていて魅力的なのです。
ああ、楽しみ!
でもその前に体の調整をしなければ。
今の基礎体力は、そのときに鍛えられた筋肉のおかげですね。けれどもブレーキのゴムが劣悪で、下り坂になるとヒステリーババアの絶叫(失礼)のような金切り声を上げるのがつらかった。だから、ゴムにオイルスプレー噴いてました(あはは、危険ね)。
その自転車、いまも玄関先に置いてありますが、最近は乗ってません。埃だらけで、ちょっと寂しそうにしてます。
そうです、MTB、特に折りたたみのヤツは重いです。
僕は、荷物が重いというのは気にならないのですが、自転車が重いというのはイヤなんですよね。
トレーニングと考えれば、重くても良いはずなのですが、あの軽快な走りを知ってしまうと、もう戻れません。
ココちゃんに、引っ張ってもらうというのは…、難しいですよね、乗り手のいない自転車をずるずる引っ張ってる画が浮かびます。
確か私も小淵沢にいた頃は標高800mっていってたっけ?
いやあ~そちらは車はもちろんのこと、自転車も重宝しますよね。
こちらは自転車は処分というか、古くなって処分した後は、全く買う気がなく歩きに徹しています。じいやは車で通勤してるけれど。
歩くのが楽しくなってきた今日この頃です。
でも夏は地獄
うちの標高は約1200メートルです。
で、最寄りのショッピングセンターが約700メートル、この間はほぼ直登です。
この辺では、趣味で遠くからサイクリングに来ている人と高校生ぐらいしか自転車に乗りません。
なので、とても目立ちます、訳あって車に乗れないんじゃないかと心配されます。
体が馴染むまで、半月くらいは見ています。
それまでは、瀕死(!)の日々です。
で、最近は、たまに手抜き散歩をします。ええ、スクーターで横を走らせるのですよ。さすがに自転車と違って自重があるので、犬が少々軌道を外れようが、引き倒されることはありません。
しかも犬はほぼ全力疾走。犬種規定の運動量は、あっという間に満たされます。
やっぱり、犬に自転車を引っ張ってもらうというのは、ダメですね。
自転車の場合、軽いギアでくるくる回す人、重いギアを踏み込む人、運動量は同じでもそれぞれの筋肉の特性に合わせた使い方が出来るのがメリットです。
さらに、自分で走るよりも激しい運動から、歩くよりも楽な運動まで出来ます。
僕自身は「踏ん張り」型です。重い荷物を背負って歩くのはタダでもOKですが、マラソンなどはお金をもらってもイヤです。
ココちゃんはどうでしょうね、引っぱり系の血が強そうですけど。