吸血鬼双子に関する謎

きのう書いたとおりコミックを読み返して気になった謎を書き出してみます。
書き出すだけでは味気ないので考察じみたものも一緒に書きますね。



神威ちゃんは星史郎さんを殺す気でいるものの、自分たちには追いつかせたくないという矛盾

殺す気でいるセリフ
「あいつは必ず殺す（16巻 P32）」

追いつかせたくないセリフ
「このままじゃあいつに追いつかれる。次の世界に行かなきゃ……（16巻 P37）」
「奴が追いついて来る前に行かなきゃ（16巻 P167）」
「追いつかせたりしない（17巻 P95）」

『追いつかれたら殺す気だけど追いつかれたくない』んですよね、神威ちゃんは。
まぁ、この謎は次に出会った時に明かされそうな気がします



昴流くんが星史郎さんに『血』を与えた経緯と、その後のこと。

16-17巻で
『侑子さんがファイの命を助けるには対価が大きすぎる』
『地下の水が消えて無くなってしまっている』
という状況を何とかするために名乗り出た昴流くんですが、神威ちゃんは『駄目だ。あのハンターみたいに俺達の邪魔をするようになったら……（17巻 P18）』と止めようとしてます。
（この時の経緯
　昴流くんが地下の水を満たす願いをする
→侑子さんが黒鋼に昴流くんの願いを自分にする代わりに、ファイに血を与えるように昴流くんに言うように伝える
→昴流くんがファイに血を与えて命を助ける
→黒鋼が水の対価を侑子さんに払う
　実際はファイに血を与えたのは神威ちゃんだし、水の対価を払ったのはサクラだけど当初の予定はこうでした）

要するに神威ちゃんは昴流くんがファイに血を与えたらファイが星史郎さんみたいになると懸念してるんですよね？
代わりに自分が血を与えることまでしてます（独占欲が強そうなセリフ付きで）
神威ちゃんは余程星史郎さんで懲りているみたい



そもそも何で星史郎さんは双子を追いかけているのか、追いついたら何をする気なのでしょうか？

封真に言っていた事は「会いたい」「会えるまで探し続ける」（ともに17巻 P94）だけど、本当にそれだけ？
でも神威ちゃんは「追いつかせたりしない（17巻 P95）」って言ってるからなぁ……
桜都国で小狼が星史郎さんに「狩るために、その二人の吸血鬼を探してるんですか？（6巻 P183）」
と聞かれて無言だったから狩るために探している訳ではないと思うんだけど……



封真が星史郎さんに聞いたこと
神威ちゃんは強い。怒らせると昴流くんも怖い（17巻 P80-81）に関して

『神威ちゃんが強い』に関しては神威ちゃんは血の気が多そうだから分かるとして
『昴流くんは怒らせたら怖い』って……昴流くんを怒らせるなんて星史郎さんは何をやらかしたんでしょう。
これまでの謎とあわせて考えると、とんでもない事をやらかしてそうだなぁ
何となく知りたいような、知りたくないような……


取り敢えずこのくらい？
また何か思いついたら書きこむとして今日はこの辺で