泡盛レーシング
 




勝手に仮称した“未発表・最新カレントラインアンプ半導体Ver.”のチャンネルフィルター版の火入れ、及び調整を行いました。


半固定抵抗と固定抵抗をシリーズに接続した部分の合成抵抗を、それぞれ560Ωと3kΩに調整して電源投入しました。
出力に数mVのDCオフセットが出ていましたので、510Ωにシリーズに入っている半固定抵抗を回して0.01mVに調整。そして入力の電圧を計ると、これまた数mVのDCオフセットが出ています。これを2.4kΩにシリーズに入っている半固定抵抗を回して0.01mVに調整。以上を2・3回繰り返すと入出力端でのDCオフセットは+-0.03mV以内に追い込めました。
Nong-Khaiさんに“ベース接地アンプと定電流回路のペア取りが重要”とのアドバイスをいただきました。幸いにも電流伝送DACやアナログ用のカレントアンプに使うために2SA995と2SC2291を複数購入していましたので、ベース接地アンプと定電流回路にカレントミラーも含め、可能な限りのペアを取りました。
この効果もあってか、ドリフト皆無です~!
実際の作動状況での測定ではありませんが。


4チャンネルあるパワーアンプ基盤も全て調整完了しました。



まだ方形波応答を見たわけでもないのですが、音を聴きたくなるのは人情w。長岡式“改悪”BS-10に接続して試聴してしまいました~。

初っ端は金田式らしい、若干細くてキツイ音。いや、BS-10改も1年以上鳴らしていませんから、その所為かも?
そこから数十分で急速にこなれてきて、彫が深くなり、雰囲気が落ち着き、血が通って行き、妖艶な薫りまで漂い・・・。

・・・あぁっ!っと、懐かしい雰囲気に気付きました。
この雰囲気はCROWN Dシリーズの音です!!
加えて、ヘッドフォンを超越した迫真のボーカルが見えます。長岡式“改悪”BS-10がヘッドフォンをオーバーテイクし、周回遅れにさえした印象です。

ググッてみて納得。
今回のパワーアンプに採用した出力段トランジスタの2N3055GはCROWN Dシリーズ御用達のトランジスタと同系列の小耐入力バージョン。いや、CROWN Dシリーズ御用達のトランジスタが2N3055Gの高耐入力バージョンのようです。
ドライブ段の東欧2N3767の色は窺い知れませんが、それはALTECを接続すれば見えてくるやも。


それにしても、何ということでしょう。
期せずして、CROWN Dシリーズのコンポーネンツに辿り着くとは。Lansing神のお導きか。
いやいや、これはWEBを通じて知った、知り合えた方々のお陰ですね。

心より感謝申し上げます。

コメント ( 2 )
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コメント
 
 
 
Unknown (d4studio)
2012-11-12 02:28:30
おめでとうございます!
 
 
 
Unknown (シオーヤ)
2012-11-12 19:35:54
どうもありがとうございます~!
ここからは一気に組み上げたいと思います。
 
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