土曜日の午後、世田谷のキャロットタワーにある生活工房で開催された
「
ワークショップ 光をあそぶ1 万華鏡づくり」に行ってきました。
先日、図書館に行った時に、
インフォメーションコーナーにこのイベントのDMを発見。
オルゴールの動力で鏡が回転する箱型の万華鏡を作りましょう。
手のひらの上で光の世界と音楽が楽しめます。
と書いてあります。
これは行ってみたい!
抽選方式だったので、当たるといいな…と、応募葉書をポストに投函し、
毎日楽しみに待っていたら先週、参加票が届きました。
いざ、組み立て!となると、これがなかなか細かい作業だったりして
ちょっと緊張をしてみたり。
ここでざっと工程を記載します。(自分の覚書のためにも!)
01 豆電球を電池ケースから出ている配線に繋ぐ。
02 電池ケースに電池を入れる。電球がつくか確認。
03 小さな鏡(表面鏡)をビニールテープの上に乗せて
うまく二等辺三角形のカタチに組む
04 設置プレートに、03を組み込む。
05 04を覗き窓のついている板に貼り付ける。
06 小さなアクリルのシリンダーにビーズをつめて蓋をする。
(6割くらい入れるのがちょうどよい)
07 あらかじめボックスの中に設置されているオルゴオルに
06を設置する。
08 04で作った覗き穴プレートを、うまくボックス本体に接着。
09 02の電池ケースを裏蓋に接着。豆電球も電池ケース横に固定。
10 02の電池ケースのスイッチ部分を本体の穴から出し、
ワッシャーとネジで固定。
10 02の電池ボックス+豆電球部分を、うまく本体に収める。
11 裏蓋を極小のネジとワッシャーで止める。
12 オルゴール用のネジマキ螺子を取り付ける。
ま、こんな感じで、てのひらサイズの小箱に、オルゴールと
万華鏡が収まるわけです。
あとは、電球のスイッチを入れてオルゴールのネジをまわすと、
音色とともに、くるくると自動で模様のかわる華麗なる小さな世界がきらきらと。
自分の手で、こんな素敵なものが組み立てられた、なんて、
とても嬉しい体験でした。
江戸時代には、万華鏡は百色眼鏡、と呼ばれていたんですよ、
と、先生が教えてくれました。
百色眼鏡、という言い回し、気に入ってしまいました。
それから、
20種類のビーズを入れて6秒に一度柄を変化させるとして、
全部の模様の組み合わせを見るにはどれくらいかかるか試算してみると…
なんと、4628億8089万9576年かかる、らしいです。
だから、理論的に、万華鏡の模様は二度と同じものを見ることができない。
その刹那の美しさに、吸い込まれるように見とれてしまいます。