貧困のグローバル化

貧：　貝を分かつの意、財が小に分かたれること。

　

グローバライゼーションは、貧困と格差をも、等しく世界にもたらす。

かつては、富める先進国と、貧しい後進国、いわゆる南北差というものがあったが、経済等のあらゆるグローバル化によってその差がなくなりつつある。

中国人の爆買いもその表れだ。

EU内でも、非正規労働が増えて、最低賃金はどんどん下がり、給料未払いや、過酷な労働条件のいわゆるブラック企業が増えている。

悪質な派遣会社も、EU内を転々として、名称を変え、あくどく利をむさぼっているという。

難民問題がそれらに更に拍車を掛けるだろう。

ISL問題も、根は貧困にあるとみている。

自由主義とグローバル化は、結局、貧困、格差、混沌を齎すだけだろう。

これらが爆発を齎すとすれば、それは、次の世界大戦になるかもしれない。