不正を暴こうとしたジャーナリストが殺害された。 傍にいた二人も口封じで殺された。
容疑者は大富豪の息子である。
検察側の用意した証拠は、ことごとく弁護側の排除申し立てがなされ、全て判事が認めた。
有罪とする証拠が全て認められず、結局、容疑者は無罪となる。
余りの判事のやり方に、疑問を感じた検察側は、富豪一家と判事、弁護士との関係を調べる。
判事は離婚問題等も絡み、莫大な借金があることが分かった。 そして銀行から無担保、破格の条件で融資を受けていたことも分かった。
さらに調べたところ、その融資は大富豪の口利きだったことが分かった。 銀行は断れば口座の預金を他の銀行に移されることを恐れ、止むなく融資したのだ。
又その富豪と判事は昔に接点があった事も分かった。 弁護士も縁のあることが分かった。
検察は再起訴を申し立てることになった。 弁護側は、一事不再理の原則を踏みにじるものだとして猛反発する。
検察は金で買われ、不正に行われた裁判に一時不再理の権利は適用されないと主張し、認められる。
大富豪の息子、母親は長期刑に服することになった。 判事は自殺した。 弁護士も資格をはく奪された。
Law & Orderは、よくネタが尽きないな、と思うほどだ。 エンディングに、これらは、フィクションであり、実際の事件と人間とは無関係だと云っている。 しかし、ホントニそうかな?と思う。 実際に似たような事件があったのではないかと思う。 ホントの所は知る由もない。
でも、ほんとに面白い。 米国で大人気のドラマであることも、成程、肯ける。
捜査中の刑事同士の会話も、軽妙で、ウィットに富んでいて、笑わせる。 ボスとの会話もそうだ。 これも見どころの一つだ。
又、検察、判事、弁護士、容疑者等々、全てのキャラの人間性が豊かに描かれているのも見どころだ。
人種が豊富、多彩なのも、ドラマを豊かにしている。
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