vagabond77

時空を超えて・・・
微塵のような存在でも、何らかの記憶に残るか?
何かしら、波紋のようなものかもしれないが・・・

拷問容認論

2012-09-13 18:28:04 | 映画

映画Unthinkable(邦題4デイズ): 米国の3主要都市に核爆弾を仕掛けたとするヴィデオが公開された。

容疑者はイスラム系米国人、爆弾の仕掛けられた場所を云わせるために、凄まじい拷問が行われる。

手を斧で切り落としたり、電気を通じたり等々・・・・

子供を人質に、3ヶ所は白状させたが、実はもう1ヶ所あって、それが爆発する所で映画は終わる。

ここで言いたいのは、米国ではテロリストに対する拷問は、許されるとする考えがあることだ。

Law & Orderにも、拷問を、犯罪として起訴しても、国家権力が阻止する例が取り上げられている。

グァンタナモ米軍基地収容所に於ける拷問は、周知の通りだ。

テロリストに対する拷問が、テロによって起きるであろう数百、数千の命を救う為に、例外的に許されるという事を、国家中枢が容認してると思われる節がある。

人は拷問に耐えられない、だから白状したことが真実とは限らない。 却って真実を得られないとするのが、拷問反対の立場の主張だ。

古より、幾多の拷問が行われた。 魔女裁判もそうだ。 無数の冤罪があったであろう。 

拷問容認は、幾ら冤罪があっても多数の人命を救えるのなら、止むを得ないとする考えだろう。

即ち、冤罪によって損なわれる人権と、テロにより損なわれる人命を、天秤にかけるのであろう。

あな恐ろしや、国家権力  


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2012-09-27 04:51:29
自分も同じように感じています。文章にして戴いてありがとうございました。
他の項を拝見させて頂いても、相通じる所が多かったです。
返信する
ありがとうございます(^_-) (Vagabond77)
2012-09-27 06:56:32
☆Unknownさん

コメント、ありがとうございます。
同感して頂き、嬉しいです。
返信する

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