映画Unthinkable(邦題4デイズ): 米国の3主要都市に核爆弾を仕掛けたとするヴィデオが公開された。
容疑者はイスラム系米国人、爆弾の仕掛けられた場所を云わせるために、凄まじい拷問が行われる。
手を斧で切り落としたり、電気を通じたり等々・・・・
子供を人質に、3ヶ所は白状させたが、実はもう1ヶ所あって、それが爆発する所で映画は終わる。
ここで言いたいのは、米国ではテロリストに対する拷問は、許されるとする考えがあることだ。
Law & Orderにも、拷問を、犯罪として起訴しても、国家権力が阻止する例が取り上げられている。
グァンタナモ米軍基地収容所に於ける拷問は、周知の通りだ。
テロリストに対する拷問が、テロによって起きるであろう数百、数千の命を救う為に、例外的に許されるという事を、国家中枢が容認してると思われる節がある。
人は拷問に耐えられない、だから白状したことが真実とは限らない。 却って真実を得られないとするのが、拷問反対の立場の主張だ。
古より、幾多の拷問が行われた。 魔女裁判もそうだ。 無数の冤罪があったであろう。
拷問容認は、幾ら冤罪があっても多数の人命を救えるのなら、止むを得ないとする考えだろう。
即ち、冤罪によって損なわれる人権と、テロにより損なわれる人命を、天秤にかけるのであろう。
あな恐ろしや、国家権力
他の項を拝見させて頂いても、相通じる所が多かったです。
コメント、ありがとうございます。
同感して頂き、嬉しいです。