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プラナリアはどんなに小さな断片からも、完全な一匹として再生する。 元の個体の279分の1の断片から完全に再生した例もある。
イモリの再生能力も高い。 手足や尾だけではない。 心臓を切っても再生する。
人にも、再生能力はある。 髪の毛、皮膚、爪など、新陳代謝によって日々入れ替わっている。 骨や筋肉等も、時間をかければ再生する。
だが手足そのものや、臓器などが欠損すると、二度と元には戻らない。 但し健康な肝臓は、7割失われても元通りの大きさに再生される。
再生できる生物等から、再生の原理を突き止め、再生できない生物との差を調べることによりその差を埋めることを目標に、研究がすすめられている。
以下、詳細は省く。
再生は全て先端から行われる。
それには細胞の位置情報がカギとなる。
iPS細胞に位置情報を与えることによって、その場所の組織を作ることができる。
これが可能になれば、手足や臓器を損なっても、患者自身の細胞を使って再生できる。
ゲノムの立体構造を完全に解読出来て、細胞の位置情報との関係が全て明らかになれば、これらが実現する日が夢ではない。
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