神一厘の仕組み・探究学 ~神・世界秩序の始まり~さんから転載です。
最近、戦後の日本経済を引っ張ってきたような大企業が、次々と窮地に追い込まれてきているといったニュースが聞かれるようになってきました。マスコミや世間の論調を鵜呑みにし、安心しきっていた多くの国民にとっては、「なぜ?」という思いと、「将来への不安感」とが交錯し、半パニック状態に陥っていることでしょう。
それはそうでしょう。これまで絶対だと思われてきた牙城が崩れ始めてきているわけですから。「マスコミを信じていれば大丈夫」、あるいは「窮地に陥ったとしても、誰かスゴイ人が現れて助けてくれるはずだ」・・・そのような「甘い」思考を持った国民が大半だったはずです。
戦後67年、今まででしたら、そのような思考の持ち主でも、何とかやり過ごすことはできたと思います。しかし、今度という今度はそうはいきません。実に1万2000年ぶりという、善悪逆転の「パラダイムシフト」が水面下で起こっているわけですから。いわば「価値観の総転換」の時期を迎えているというわけです。
1万2000年前の時代とは、「ムー大陸」が存在していた頃の時代です。当時は「一元性(統合意識)」の価値観が多勢を占めていたと考えられます。しかし、次第にそのような価値観にもほころびが出始め、その後のムー大陸陥没とともに、人類の価値観は「二元性(分離意識)」へと転換され、現在まで「混沌」とした時代を辿ってきました。
これまでの「混沌とした時代」の主流になってきた価値観とは、「弱肉強食(弱い者いじめ)」「偽善」「他者との競争」「左脳(理屈)重視」「物質文明」「男性原理」にあったように思います。しかし、このような「エゴと争いを是」とした価値観は、極めて原始的であったと言わざるを得ません。ただし『日月神示』にも示されている通り、このような価値観を悪と決めつけるのは早計であり、そうではなく、物質文明を完成させるための「御用の悪」であったと考えるべきでしょう。
「物の文明、悪しざまに申す宗教は滅びる。文明も神の働きから生まれたものぢゃ。悪も神の御働きと申すもの。悪憎むこと悪ぢゃ。善憎むより尚悪い。何故にわからんのか。」 (日月神示・黄金の巻・第九十七帖)
「今までの宗教は肉体を悪と申し、心を善と申して、肉体をおろそかにしていたが、それが間違いであること合点か。一切が善いのぢゃということ合点か。地獄ないこと合点か。悪抱き参らせよと申してあること、これで合点か。」 (日月神示・白銀の巻・第一帖)
現在、水面下の実在界(4次元以上の世界)で起こっている出来事とは、上記の価値観に、「分かち合い」「思いやり」「他者との協力」「右脳(直観)重視」「精神文明」「女性原理」といった価値観とを統合させ、さらにはこちらの原理の方に重心を置くような価値観へとシフトしていっているということです。
「陰陽二元でないぞ。三元(三位一体)ぞ。三つであるぞ。「ヽ(魂)」なくてはならん。」 (日月神示・白銀の巻・第一帖)
陰陽二元論を否定しているにも関わらず、過去の軍国主義を肯定するような発言をしておられる方が一部でいらっしゃるようですが、そのような方は、現在の水面下で起こっているパラダイムシフトの本質を全く理解できていない「旧人種」であると言えそうです。
軍国主義の本質は、「鬼畜英米」の標語に象徴されるように、国民をひとつにまとめ上げるために他者をスケープゴート(悪者)にし、「英米憎し」でひたすら軍国化を推し進めてきたという政策にあります。「日本が善」で「英米が悪」という、いわば「超・二元論」であったと言えるのです(笑) これからの新しい時代の価値観とは、善悪の価値観を乗り越えた「統合意識」なのです。
現在、私たちの価値観がパラダイムシフトを起こしているのは、もちろん皆さん一人ひとりの思考(集合意識)の変化の賜物であり、新たな価値観を受け入れることを選択をした人の数が、ある一定の「臨界点」を超えてきたことの現れであると考えてよいでしょう。
私たちの意識の変化は、人類の(主体的な思考に基づく)集合意識の変化から始まって、「集合無意識 ⇒ 実在界 ⇒ 現象界」と順を追って転写されていくことになります。昨今における大企業崩壊危機やユーロ危機、あるいは世界各地で起こっている天変地異などの大きな出来事は、実在界の変化がこの現象界(3次元)に転写されてきた結果の現れであると言えるのです。
さて、これから「神の世」を迎える上で、旧価値観の崩壊とともに新たに復活してくるのが「古代の神々」です。
「落ちていた神々様、元へお帰りなさらねばこの世は治まらんのであるぞ。」 (日月神示・黄金の巻・第九十四帖)
『日月神示』にもある通り、縄文~弥生期に存在し、その後、封殺された神々を復活させることも、岩戸開きを迎える上では欠かせないことであると言えるでしょう。縄文~弥生期に存在した代表的な神々とは、ニギハヤヒやスサノオ、あるいは瀬尾律姫ということになるでしょう。これらの神々は、その強大な霊力を封印させるために、平安時代における記紀編纂と神社再編時において、完全に抹殺されてしまったのです。
では一体、これらの神々は、どのような形で現代に復活するのでしょうか?読者の虹色巫女さんより、興味深い示唆を頂きましたのでここでご紹介しましょう。
・月読命=瀬尾律姫
・天照大神=ニギハヤヒ
・素戔嗚尊=龍神
「天照大神=ニギハヤヒ」、あるいは「素戔嗚尊(国常立尊)=龍神」という図式は、当ブログでも度々言及させて頂いてきました。しかし、「月読命=瀬尾律姫」という等式は始めて目にする等式です。新たな気付きを頂きました。
なお、著者のサアラさんによると、月読命は非常に強力な霊力を誇っており、「雪」を使った浄化を行うそうです。今年の冬は「豪雪」になるかもしれませんね。
p.s.
先日、ワンダラーについての記事を掲載したところ、「自分はワンダラーかもしれない!」ということで、Hiromiさんからお便りを頂きました。読者の中で、もしこのような方がおられましたら、ぜひ管理人宛てまでメールして頂ければと思います。
【参考文献】
3・11で地球未来がどんどん分岐し始めた 宇宙パラレルワールドの超しくみ どのタイムラインへ舵を取るのか――選べるのはあなただけ!(超☆どきどき)
転載以上 |