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里山コスモスブログ

樹木の四季500 カエデ(2) イタヤカエデ & ハウチワカエデ & コハウチワカエデ

カエデ2(イタヤ・ハウチワ・コハウチワ)カエデ

イタヤカエデ(ムクロジ科 カエデ属 落葉高木 雌雄同株 花期4,5月)
 和名の「板屋楓」 は葉がよく茂り板屋根を葺いた様から。葉は対生、葉身は掌状に5~7浅裂、裂片は無鋸歯。
 花は散房花序につき雄花、両性花が混在。萼5、黄色の花弁5、雄蕊8、子房2室、柱頭2裂。翼果はV字状に開く。
 葉が深裂する品種をエンコウカエデ(猿猴楓)と呼ぶ。
学名Acer pictum 
属名Acer   裂葉  
pictum 美しい色彩 

ハウチワカエデ (ムクロジ科 カエデ属 落葉高木 雌雄同株 花期4,5月)
 葉は対生、葉身は大型(7cm~12cm)で掌状に9~11裂、裂片に重鋸歯、葉柄は葉身の約半分ほどで葉柄や葉裏の脈腋に毛がある。
 和名の羽団扇楓は天狗の羽団扇に似ることに由来。名月楓は葉が丸く満月に形容して呼ばれる。花は散房花序につき、雄花と両性花が混在する。翼果は八字状に開く。
学名Acer japonicum

コハウチワカエデ (ムクロジ科 カエデ属 落葉高木)
 和名は小型の羽団扇楓の意。葉はハウチワカエデより小さく、葉柄は葉身とほぼ同じ長さ。葉身は円形で9裂葉をよく見る。
 紅葉が美しく名月と形容され、板屋楓の葉に似るので板屋名月とも呼ばれる。花、翼果(八字状)はハウチワカエデに似る。
学名Acer sieboldianum 
sieboldianum  シーボルドに因む























































TOP 目次    画像・文 塩城 忠

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