里山コスモスブログ

樹木の四季500 カエデ(3) トウカエデ&ウリカエデ&ウリハダカエデ&ハナノキ

カエデ3  (トウ・ウリ・ウリハダ・ハナノキ) カエデ

トウカエデ(唐楓 ムクロジ科 カエデ属 落葉高木 雌雄同株 花期4,5月 原産地中国) 
 樹皮は灰褐色で剥がれ易い。葉は対生、葉身は無裂~3裂、三行脈が特徴。葉縁は全縁、幼木の葉に疎らな低鋸歯、葉裏は灰白い。
 花は散房花序に雄花と両性花が混生する。萼5、花弁5、雄花の雄蕊8、雌蕊の柱頭2裂。翼果は鋭角(A字形)に開く。
学名Acer buergerianum 
 buergerianum  独 F.S.Buerger 日本植物の収集家

ウリカエデ(ムクロジ科 カエデ属 落葉高木 雌雄異株 花期4月頃)
 若木の樹皮は緑色で、成木になると茶褐色の縦筋が入り瓜縞模様になる。葉は対生、葉身は3裂、葉裏の主脈・側脈が明瞭、裂片に重鋸歯。花は総状花序につき、翼果は果軸に連なり、翼は水平に開く。
学名Acer crataegifolium 
crataegifolium crataegi-folium サンザシ属に似た-葉

ウリハダカエデ 
 樹皮は緑色に暗い縦線が入り未熟なマクワウリに似るので瓜肌を冠する。葉は三裂、ウリカエデより大きい。
 花は総状花序につき多くの翼果が連なって下垂する。翼は鋭角(直角)に開く。 
学名Acer rufinerve 
 rufinerve        rufinerve 赤褐色の

ハナノキ 
 葉は対生、葉身は三裂、裂片に不揃いの鋸歯。
 花は前年枝の葉腋や短枝の先に散房花序に束生状につく。樹全体が赤く見え和名の由来となる。翼果は房状に生り、翼は八字形に開く。
学名Acer pycnanthum  
pycnanthum pycnanthum 密に花がつく





































TOP (目次)    画像・文 塩城 忠

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