宇和島東高校28期の部屋

宇和島のことや身近なことを書いていきます。
同級生の集う場になればいいな・・。

見納め・・

2012年10月08日 | えひめ南予いやし博

本日で最後。彼が去ってしまう。

行かなくちゃ、君に会いに行かなくちゃ・・・・

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仙台市博物館から、重要文化財《黒漆五枚胴具足》

瑞巌寺から、宮城県指定文化財《伊達政宗甲冑倚像》が、

ここ伊達博物館に揃っておいでになってたわけよ。

  一度行きましたが、もう一度だけ、ぜひ見ておきたい、

そして、、先日のシンポジウムで、政宗と秀宗との書簡のことを詳しく解説されてた

ので、それを踏まえて、もう一度見てみたかった。

   

    なんといっても・・、伊達政宗倚像 

360年前に作られて、初めて瑞巌寺から外に出たというんですから!!

瑞巌寺では、仏像という扱いのようで。御開帳されてても、拝む対象のよう。

今回、伊達博物館での展示方法は、ガラスのショーケース(?)の中に

黒漆五枚胴具足と並べて飾られ、横から、後ろから、とまじまじと360度の角度から

見ることができたんです。

そして、この政宗さん。お墓から出た髑髏を、現代の技術で肉付けしたら、

まさに、その通り。

忠実に作られてるそうです。

後ろ姿が、これまた素敵。男の背中。戦う男の背中です。

そして、「伊達者」という言葉ができたという通り、オシャレです。

この伊達政宗倚像の後ろ姿を見た日本人の数は、少ないハズです。

仙台からわざわざ見に来られた方たちもいらっしゃったそうです。

    伊達政宗倚像よりも、作られた年は古いのですが、

黒漆五枚胴具足は、とっても綺麗。

伊達者の政宗の好みは、ほんとに洒落てますね。

同じく、仙台から初めて外に出たこれ。

この二つが、並んで飾られて、前から、左から、右から、後ろから、

存分に眺められるなんて。

ほんとに、すごいことでした。

       今日は、最終日。入館者も多かったのかな・・

そして、学芸員さんも複数おられ、説明されてるところに、近づいて聞き耳を。

で、一番興味深かったのは・・・

宇和島伊達家は、初代~13代まで、直系の血筋で続いてるんだそう。

仙台では、何代目かで、女性しか生まれず、養子を迎えているそう。

13代目のご当主。現在、独身。

「どなたか、いい方知りませんか?!30代くらいの方。あ、40代でもいいです」

と・・・。

ご当主には、妹さんがお一人。その方も独身だとか。

はぁ~~~ 宮家のお世継ぎ問題もだけど・

ご当主さん、、、大変だわねぇ~~~。

   


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
井上陽水、我々の青春の歌手ですねぇ。 (闘魂)
2012-10-10 21:54:17
井上陽水、我々の青春の歌手ですねぇ。
政宗様来てくれてありがとうございます。
宇和島伊達家は長子にもかかわらず妾腹であったため・・・
でも・・・十万石とは破格ですよね~

いつも故郷を説明する時、伊達家といふと・・・えっ!!
なんで~と言われます。ここから説明が大変です。(相手はほとんど聞いていない)

私も坐像に会いたかった!!

ちなみに加賀百万石には材木等の取れ高も入っていたようです。

元々、石高は兵役目的と格付けが強かったようですから・・・
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闘魂センパイ (やなこ)
2012-10-10 23:13:03
闘魂センパイ

伊達秀宗は側室の子でしたが、政宗にとっては可愛い子だったようですよ。
今の世、13代目は妹さんと二人兄妹。で、まだ独身。
側室制度(?)があった方が、プレッシャーもなかったかもしれません。
我々には解りえないご苦労があるんでしょうねぇ・・・。

伊達政宗倚像。後ろ姿は見られないでしょうが、仙台へ会いに行かれては?
私も、死ぬまでにもう一度は、松島瑞巌寺へ行ってみようと思います。
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