

私がもくもくと作っているゾウリです。
ブランド…といえばいいの?メーカ―…といえばいいの?
よく分からないけど「RANAVICK」というブランド名で売り出しています。
基本の布ぞうりは26ユーロです。
うふふ。ごめんなさい。
ちょっと宣伝しちゃいました。
なんで「RANAVICK」って名前なの?
と、よく聞かれるのだけど、
いつも「私のカエルのぬいぐるみの名前がVICKなの」と答えています。

↑この円蔵の後ろに足だけ見えてるぬいぐるみが(ビック)
かわいいでしょ? ぬいぐるみに名前をつけるなんて。おほほ。
このぬいぐるみを買ったのは、まだ整備士だった頃。
友達に初めて連れて行ってもらったトイザラスでひと目惚れして買ったのね。
その時、お姉ちゃんが作ってくれた熊のぬいぐるみ(マック)と
円蔵の写真にチラと写っている赤い犬のぬいぐるみ(ドッグ)が家にあったのです。
これまた話はさかのぼって……
子どもの頃「それいけレッドビッキーズ!」だか「がんばれレッドビッキーズ」という
少年少女野球チームのドラマがありまして。
監督を務める女の子が9回ツーアウトで1点差で負けてるような時に
「がんばれアカガエル!レッドビッキーズ!!」
よく覚えてないんだけど、そんなことを言うと
チーム全体が奮起して、逆転しちゃったりする…そんなドラマでした。
で、子どもながらにカエルは英語でビッキーって言うのかぁ…と思ったの。
ま、その後、フロッグっていうことを教わったけど、
都合のいい私は普段見ているのがフロッグで
ビッキーは特別なカエルなんだろう……
と、思っていました。
ええ、だからカエルのぬいぐるみに「ビック」と付けたのです。
その後、長い年月を経て、マドリードで草履を売り出す時に
名前を付けなくてはいけなくなり
スペイン語のカエル『RANA』をくっつけて、
「カエルのビック」という意味合いで「RANAVICK」とすることにしました。
……ところが、ですよ!
先日、何の気なしにWikipediaで「レッドビッキーズ」を検索しまして…
まぁびっくり!
Wikipedia先生曰く
「レッドビッキーズ」のチーム名の由来は、「女性監督だから赤」であること、
「カエル」が柳の葉に飛びつこうと懸命に飛び跳ねる様子を見て
平安時代の三蹟の1人に数えられるようになった小野道風の故事、
原作者の石ノ森章太郎の出身地が東北地方であり、
当地のカエルの方言が「びっき」であること、などなどの理由で命名された。
ですって!
ビッキーズは英語だと思っていたら、おもいっきり、平仮名で「びっき」(東北弁)でしたよ。
今さら知っても「RANABIKKI」に変えるつもりはないけれど、
なんか、なんか、私にとっては大きな大きな衝撃でしたヨ。
あぁ、驚いた。
ぐふふ。
私には衝撃!でも、他人には「…で?」っていう位
どうでもいいことってあるよね~。
郁恵ちゃんのだよネ! と思いつつ、
念のため調べてみたら、違ったネ…。
何故、郁恵ちゃんを思い出したのか…? とさらに調べてみたら、
郁恵ちゃんは「ナッキーはつむじ風」だったヨ。
「ッキー」つながりだネ。
どちらにしても、いつの話? って話…。泣けてくる…。
嬉しいよ…と思ったら、郁恵ちゃん?!
郁恵ちゃんのはあんまり印象にないけど、うっすら覚えてるよ。
ま、どっちにしろうっすらだよね、何十年も前だもの。
思い出深そうに書いちゃったけど、レッドビッキーズだってうっすらだもの……。