毛利甚八 写真日記 旅する天体

作家・毛利甚八が、ニコンD600とオリンパスペンを手に、あの町この村、あの川この海をパチリと撮って、ぽつりとつぶやく。

毛利甚八 写真日記 D600と旅する 第37回 古伊万里でコーヒーを飲む

2013年01月11日 12時11分46秒 | カメラ・レンズ


古唐津の勉強をするために有田にある佐賀県立九州陶磁文化館に行った。

古唐津の色合いやくすみ具合をながめ、資料室で古唐津の資料を探した。

さて、資料室へ向かおうとすると、二階の喫茶店の看板に古伊万里の器でコーヒーが飲めるとあるではないか、

そこで、さっそくいただいたのが上の古伊万里のソバ猪口に入ったコーヒー。

なんでも陶磁文化館の目玉でもある柴田コレクションの一部だそうだ。

学芸員の人が、仰々しく飾るより使ったほうが向いていると判断したらしい。

私がソバ猪口の写真を撮っていたら、

女性のマスターが、「お皿もあるんですよ」とおっしゃるので、ケーキも注文。

立派な古伊万里の皿に抹茶ロールがのってやってきた。



「贅沢ですね。もっと宣伝すればお客さんが来るのに‥‥‥」

「そうなんですけどね」

何点ずつしかないそうだから、団体客に押しかけられても困る。

ま、知る人ぞ知る、ということで‥‥‥。



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