毛利甚八 写真日記 旅する天体

作家・毛利甚八が、ニコンD600とオリンパスペンを手に、あの町この村、あの川この海をパチリと撮って、ぽつりとつぶやく。

毛利甚八 写真日記 オリンパスペンと旅する 第43回 金沢・とと家

2013年02月14日 18時58分19秒 | グルメ


金沢の「とと家」を教えてくれたのは金沢弁護士会の弁護士さんだった。

「別に『とと屋』という居酒屋があるから間違えないでください」というアドバイスをもらった。

訪ねたのは2012年の夏だったが、もうすぐ新幹線が来るというので、

金沢市のあちらこちらに大きな居酒屋がいっぱいあった。

地方とは言え、加賀百万石ブランドの金沢はすごいなぁ。

漫画「のぞみ」の舞台はシャッター街と化した商店街の話である。

近江町市場も人がいっぱいだった。

うらやましい話です。

さて、別院通りという商店街を進んでいくと、上の「とと家」をみつけた。



しめサバとつぶ貝の刺身を肴に、手取川を飲む。

うまいね。

ご主人の性格もよかった。

まだ始まってない漫画の話をして、「取材させて」と頼むと、快く応じてくれた。



上の写真はご主人の日尾正味さん(中央)とアルバイトの女の子。

2013年2月10日号「サンデー毎日」の「のぞみ15話」で、

放浪の旅に出た「猪野山八雄」という酒屋さんが、とと家に現れる。

そして、アルバイトの女の子を口説くのだが‥‥‥。

もちろん、原作者の創作です。

許してね、お嬢さん。

毛利甚八 写真日記 D600と旅する 第42回 焔のマリア

2013年02月05日 00時39分28秒 | カメラ・レンズ
このところある陶芸家の取材をしていた。

「のぞみ」のシーンに使うためで、かなり先なので公表しづらい。

ただご無沙汰したのでお土産代りに、登り窯で撮った写真を一枚。



窯の、火の加減を観察する穴から吹き出す火焔です。

窯の写真は三日間で三千枚を超えた。

こんな焔(ほのお)の写真を、連写でバンバン撮ったせいだ。

ライブビューと連写を併用すると、バッテリーがみるみる減るのではらはらしました。

バッテリーは予備ふたつと本体で合計三個。

このくらい用意していないと、積極的に撮れませんね。

それにしても火焔の写真、もっと面白いのがいっぱいある。

どう使おうかな?