1967年アメリカ貧乏留学物語

1967年・所持金$200・スーツケース1個・英語能力ゼロ・単身アメリカへ

(25)ELVIS on STAGE in LAS VEGAS!!!!

2009-09-08 | アメリカ留学
ELVIS ON STAGE IN LAS VEGAS!!!



エルビスショーがあるサーカス・サーカスホテルに6時頃着いた。
ここのカジノに入ると、驚いた。
カジノのフロアー全体の上空でサーカスを行うのだ。空中ブランコなど。
こんなところでギャンブルをしていたら、気が気でなくギャンブルに集中できないと思う。
それでも、カジノの中を歩きながら、時々ブラックジャックに賭けたり、ルーレットに賭けたりしながら、時間を費やした。
もちろん$100ばかり負けた。



ショーに入るには、男性はジャケットを着用しなければならない。
女性はジーンズ・短パンでなければ、見かけが清潔であればいい。
大樹はジャケットを持っていなかったので、途中チェーンストアーのウールワースと言う
店で安物のジャケットを買った。靴もスニーカーしかもっていなかったので、リーガルの
スリッポンを買った。

ショーの中に入って、しばらくすると、静かに【Love me tender】のメロディーが鳴りだした。場内は真っ暗だ。シーンとしている。



突然、ステージにスポットライトが当たり、テレビで見たことのある司会者(ナレーター)が登場した。
エルビスの生い立ちなど、バックの大スクリーンに当時のエルビスの写真を写し、話している。
司会者がステージから去ると、また真っ暗になった。

【Love me tender】のメロディーが鳴っていたけれど、そのメロディーに合わせて、本物のプレスリーがギターを持って歌いながらステージに登場した。
観客はあっけにとられた様子で、一瞬シーンとしている。

しかし【Love me tender】の歌が終わると、大歓声、大拍手、口笛、手笛すごい轟音に
に似た騒動が起きた。

続いて【Hound Dog】【Heartbreak Hotel】このあたりから、観客は頂点に達していた。


失神する女性もいた。
エルビスが観客の持っているハンカチで額の汗をふきそれを返された女性は、
その場で失神だ。
何人も女性がハンカチをエルビスに渡そうと必死だ。

歌声なんか聴けやしない。
(日本語タイトルは、わかりません。ご了承ください。)
(Flip,Flop and Fly) (Baby Let’s Play House) (Tutti Frutti) (Money Honey)
(Blue Suede Shoes) (I want you, I need you, I love you)
このあたりで、ほとんどのカップルはキスをしている。

(A Sketch) (Don’t Be Cruel) (Ready Teddy) (More Story) (Love Me) (Too Much)
劇場のスタッフが倒れている女性を何人も運んでいる。

(When My Blue Moon Turns to Gold Again) (Peace In The Valley)
(Hawaiian Wedding Song) (Blue Christmas) ・・・・・
何曲歌ったのかわからない。
すごいステージだった。
疲れた。
虚脱感。
こんなステージ初めてだ。
観客がすごい!!!

エルビスはやはり世界の偉大なアーティストだ。
歴史に残るアーティストだろう。


さて明日はグランドキャニオンにでも双発機で行こうと思う。
もう今夜は疲れたので、タクシーでホテルに帰って寝ることにした。


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