酒を飲まされ、咳き込む安陵容を見て、
甄嬛は琴と詞を合わせて詠むと提案した。
そこで、甄嬛が詠んだ詞は、「鵲橋仙」でした。
作者は北宋の詞人――秦観。
鵲橋とは、カササギでできた橋。
七夕の夜、カササギが集まり、天の川を渡る橋を作る。
織姫と彦星がその橋を渡って会うという。
この詞は、織姫と彦星の説話をもとに書かれたものです。
纖雲弄巧
細かい雲が、巧みに様々な模様に変化し、
飛星傳恨
流れ星が織姫と彦星の恨みごとを伝える
銀漢迢迢暗度
二人を遠く隔たった天の川を、
ひそかに渡る
金風玉露一相逢
七夕の日に、
二人が一たび出会えば、
便勝卻人間無數
世の中、無数といえるほど多くの恋愛沙汰に勝る
柔情似水
優しさが水のように溢れ
佳期如夢
(出会いの)素晴らしい時は夢の如く
忍顧鵲橋歸路
カササギの橋を顧みることすら忍びがたい
兩情若是久長時
二人の愛はもし永久なものであれば、
又豈在朝朝暮暮
毎朝毎夕に拘っていようか(いつも一緒にいなくても心が通じ合うから)
甄嬛は、この詞を通して、
「いつも一緒にいなくても、心が通じ合うから、情は永久なもの」と暗示しました。
つまり、「今華妃と一緒にいても、夜伽は他の妃でも、気にしないよ。私たちの愛は変わらぬものですから」と言ってるです
雍正の前で、自分の度量と情意をうまく告げました。
ふふふ、雍正、感動しないわけがないよね。
これで、華妃と一緒にいても、雍正は本当に甄嬛のことを考えるようになるかもしれないね。
うまいことやったね、甄嬛は。
偶然看到你的blog
你好害,我很敬佩你的解說。
在中國,這是一首非常有名的宋詞
我知道日本人的稱呼是織姫と彦星
在中國,我們會稱呼為牛郎和織女。
天の川,則稱作銀河。
カササギ是喜鵲。
下星期二便是中國的七夕了。
很高興認識你,
台灣的朋友