華胥の国

華流ドラマや音楽、小説など

トキメキ!弘文学院 子衿

2014-12-20 13:30:27 | トキメキ!弘文学院

路雲霏に出された試験のお題は、

「詩経・鄭風・子衿」を書き出すことです。

恋人への思いを描く詩です。

青青子衿

青々としたあなたの襟

悠悠我心

悠悠たる私の心

縱我不往

たとえ私が訪ねていかなくても

子寧不嗣音

どうして便りを寄せてくれないの?

青青子佩

青々としたあなたの帯

悠悠我思

悠悠たる私の思い

縱我不往

たとえ私が訪ねていかなくても

子寧不來

あなたはどうして来ないの?

挑兮達兮

一人でウロウロしていて

在城闕兮

城門のあたりで

一日不見如三月兮

あなたと一日会えないと、

三ヶ月も会っていないような気になる

 

完璧に書き出した路雲霏に、聶文星は「縱我不往、子寧不嗣音」の意味を聞きました。

「嗣」の読み方なんだけど、聶文星は「ス(四声)」と読みましたが、ちょっと違うと思います。

ここの「嗣」は「貽」の通仮字で、便りなどを寄せるという意味です。

なので、「イ(二声)」と読むほうが正しいと思いますが…(´・ω・`;) 

 

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トキメキ!弘文学院 撮影エピソード

2014-12-19 14:18:56 | トキメキ!弘文学院

1、詩詩&ニッキー

戦いのシーン、大変そう~

真夏だし、きっと暑かったでしょう

でもでも、この二人、仲よさそう (*^^*)

詩詩ちゃんの汗を拭いてくれたニッキーさん、優しい~

2、鬼鬼&葉祖新  注意:ネタバレあり」

こちらの動画は1:58以降、まだ放送していない回のシーンが映っているので、

ネタバレされたくない方はご注意ください

 

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上錯花轎嫁対郎

2014-12-10 13:51:17 | 情報いろいろ

「上錯花轎嫁対郎」は台湾作家席絹の小説をドラマ化したもので、

「花轎」とは花嫁の乗る輿、直訳すれば、

「間違った輿に乗ってしまったが、正しい婿に嫁いだ」。

今から14年も前のドラマですが、今見ても面白いと思います。

あらすじ:

揚州「揚威武館」館長の娘李玉湖と、

豪商杜知祥の令嬢杜氷雁が、同じ日に嫁に行く。

途中で大雨に遭い、近くの「仙女廟」で雨宿りする。

仙女廟で、李玉湖と杜氷雁はお互いに自分の境遇を語り合う。

李玉湖の輿入れ先は北にある荊州、相手は将軍袁不屈です。

袁将軍には二人の先妻がいたが、二人とも亡くなった。

噂によると、彼に虐待され死んだそうです。

李玉湖は嫁に行きたくないが、親の命令に逆らえず、

やむを得なく結婚を受け入れたと。

杜氷雁の輿入れ先は南にある林州、

相手は林州の豪商、斉家の若様斉天磊です。

この斉天磊は幼い頃から体が病弱で、

もう長くは生きられないそうです。

父親が金目当てで杜氷雁を嫁がせたと。(←もう、こんな親ひどい!娘の幸せを何だと思ってるの?!o(`ω´*)o)

似た境遇に縁を感じた二人は、義理の姉妹関係を結ぶ。

やがて、雨が止み、急いで出発する二人は、

頭に被る「蓋頭」を取り間違えた。

(杜氷雁のは龍と鳳の刺繍、李玉湖のはオシドリの刺繍)

結局顔を隠された二人は間違った輿に乗りました。

ここの挿入歌も面白い、詞も分りやすく、曲は黄梅調に聞こえます:

抬花轎呀送花轎

輿を担いで(婿のところへ)送る

姑娘上轎是頭遭

花嫁が輿に乗るのが初めてだ

陰差陽錯仙女廟

仙女廟で手違いが生じ

鳳変鴛鴦顛顛倒

鳳とオシドリが入れ替った

哎呀呀 哎呀呀

あら、大変だ!

錯了錯了全錯了

間違った、何もかもが

ーーーーーーーーーーーーーーー

その後、花嫁を間違えたことが分ったが、

追いかけても間に合わない。

李玉湖は杜氷雁になりすまし、斉家の病弱の若様に嫁いだ。

どうせ長くは生きられないので、

彼が亡くなったら、

揚州に戻ると決めた。

実は、斉家の若様は仮病だった。

それは、従兄弟の柯世玿の陰謀から逃れるためだ。

柯世玿はいい人のふりをしているが、

本当は斉家の財産を独り占めしようとする。

斉天磊の二人の兄を毒殺したのも、柯世玿だった。

李玉湖と斉天磊は、ともに柯世玿の陰謀と闘ううちに、

互いに恋心が芽生えた。

一方、将軍家に嫁いだ杜氷雁は、

袁将軍に事情を説明しようとするが、

どこにも将軍の姿はなかった。

男装をして逃げ出し、

将軍のいる兵舎へ向かうことにした。

途中で強盗に遭い、軍医の劉若謙に助けられ、

兵舎に連れてもらった。

軍医の助手になった杜氷雁は、

兵士から、将軍の先妻は、一人が難産で亡くなった、

もう一人は病死だったことが分った。

そして、戦場でけがをした将軍の看病をしているうちに、将軍と恋に落ちた。

李玉湖と杜氷雁はそれぞれいろんな困難を乗り越え、

時には助け合ったりもして、

「間違った」婿さんと幸せに暮らすようになりました。

ハッピーエンディング~めでたし、めでたし(^^)

 ーーーーーーーーーーーーーーーーー

このドラマのエンディング曲の詞がとても好きです。

因果や因縁など、何かいろいろ哲理が含まれています。

風吹雲動天不動

風に吹かれ、雲が動き、天は動かず

水推船移岸不移

水に押され、舟が移動し、岸は移動せず

刀切蓮藕糸不断

切られたれんこんは、糸が切れず

山高水遠情不離

遠く離れた二人は、情が離れず

雨綿綿 情依依

雨が絶えず 情が絶えず

多少故事在心裏

たくさんの物語が心の中に

五月煙雨濛濛唱揚州

五月の霧雨の中で揚州を歌い

百年巧合話驚奇 

この百年に一度の出来事を語る

善悪皆会得報応

善悪にはそれぞれ報いがあり

禍福自然有天理

災いと福にも道理がある

姻縁樁樁似線牽

婚姻はまるで糸に結ばれているようだ

万事悠悠当自立

何事も自立すべきだ

雨綿綿 情依依

雨が絶えず 情が絶えず

多少故事在心裏

たくさんの物語が心の中に

五月煙雨濛濛唱揚州

五月の霧雨の中で揚州を歌い

百年巧合話驚奇 

この百年に一度の出来事を語る

 

 

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美人製造

2014-12-08 17:17:19 | 情報いろいろ

最近、「美人製造」というドラマを見ています。

何って言うか、うーん、ツッコミどころ満載の奇想天外なドラマです。

武則天時代の美容外科医の物語ですが、

いろんな物が乱入してます。

たとえば、

主人公の家にこんな部屋があります↓

これは…ビューティーサロン? (・∀・;)

で、この三十代?の女性が↓

顔に金粉を塗られたら

何と、若返りしました!↓ Σ(°д°lll)

全く別人になってるけどね…(´・ω・`;) 

それから、このファットな女性も↓

医者のすご~い医術によって、

たった一晩で、こんなにスリムになりました!

これはマッジクだ。マッジクにほかならないわ!Σ(°д°lll)

それから、武則天も↓

うわ~すごいクマだ!夕べよく眠れなかったそうです。

緑茶に浸したタオルを目に当てたら、

何と、クマが消えた!↓ Σヽ(゜Д゜○)ノ

緑茶って、本当に効果あるの?(´・ω・`;) 

そしてそして、出っ歯も↓

簡単に治せる↓ Σ(゜◇゜;) 

さらに、鼻の整形も、

お安いご用↓ Σ(゜◇゜;) 

本当に何でもできますね。

そもそも、あの時代、美容外科医師あるのかな? ( ̄ー ̄?)

まぁ、こういうトンデモドラマですから、

何でもあり得るね。 (;^ω^)

もう一つツッコミたいところは、結婚式の服装です↓

明や清の時代は、結婚式の服装は赤でしたが、

すべての時代が赤なわけではありません。

唐の時代は、「紅男緑女」という、新郎は赤、新婦は青でした。

こんな感じです↓

                                      (from 漢服春晩)

今の中国ドラマのほとんどは間違ってますけど(;^ω^)

こんなドラマだけど、「この後どうなるの?」とついつい見てしまう私、

きっとどこかがおかしいよぉぉぉぉ~  (;´д`)ゞ

ところで、楊蓉ちゃんと巧慧ちゃん、かわいいですね↓

陳翔さんもかっこいいですね↓

 

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