裏コレ02 ―urakore zero-two―

長い間、ご愛読ありがとうございました!!誠に勝手ながら、裏コレは3月20日(火)で終了とさせていただきます。

vol.144◆Gpro topics 0831 

2006-08-31 19:11:06 | Gプロ topics

<topic> インディーズ大量投入

早いもので、8月も本日で終了です。
厳しい残暑が続きますが、みなさま元気でお過ごしでしょうか?
え?夏バテ?
それはいけません、インディーズを聴いてエナジーを補給してください!

No Regret Life/Tomorrow Is The Another Day

・ 旅立ちは今
・ Friendship
・ Walk
・ Tomorrow Is The Another Day
・ The Human Song
・ 雨上がりの街
・ 道標
・ 青空
・ 魂が揺れている
・ 風の中


鹿児島での地道な音楽活動の末、
ついにメジャーデビューへの切符を手にした3人組ロックバンド、
“ノーリグ”ことNo Regret Life
このアルバムは、そんな彼らのインディーズ時代の作品。

こうして見ると、当時から彼らの音はもちろん、
歌詞やCDジャケットに至る細部にまで
随分こだわって作っているんだなあと感じます。

コレ夫のオススメ⇒「旅立ちは今」
彼らの勢いを感じる楽曲だと思います。
新しいことをはじめようと考えている人などには特に、
「そう、旅立つのなら今」という前向きな歌詞も
勇気づけられるのではないでしょうか。



Bordeaux/ Bordeaux

・ キラキラ☆トゥモロウ
・ STAY or GOING
・ NO FARAWAY
・ SLY
・ MAY‐情熱のうた
・ Y.O.U.
・ 虹と太陽
・ FOREVER


ギター一本だけで表現するアコースティックな感じも
温かい感じがしていいのですが、
それにパーカッションが加わると、これがまた印象も違ってくるんですよね。
大人のカッコいい楽曲、
例えるならボルドーのような深みと極み、といったところでしょうか。

コレ夫のオススメ⇒「Y.O.U」
優しさと、ほんの少しの懐かしさを感じるナンバー。
こんな曲を、誰か愛しい人の隣で歌ったらカッコいいだろうな、
と思いますね。
コレ夫はギター弾けませんけれども・・・。



■ 星野晃代/ROLLER☆GIRL

・ ROLLER☆GIRL
・ Change The World
・ POWER OF LOVE
・ SKY
・ Let's Party
・ Try
・ Change The World 〈mix by サオトメリキヤ〉
・ Let's Party 〈Melt Remix〉
・ POWER OF LOVE 〈サオトメリキヤ&戦闘的蚊侍MIX〉
・ SKY 〈Moca+MR-xxxx Remix〉
・ ROLLER☆GIRL 〈Mas Anai Remix〉
・ Try 〈Mas Anai+Kenji Inukai Remix〉


90年代の王道ダンスナンバーを髣髴とさせる感じが、
懐かしくもあり斬新でもあります。
星野晃代さんの特徴は、まず何と言っても声と歌唱力。
クラブで歌ったなら盛り上がれそうな声質、
まさにこうゆう楽曲を歌うために生まれてきたのでしょう。

コレ夫のオススメ⇒「ROLLER☆GIRL」
浮かびあがってゆきそうな感じがするコード進行が心地良いです。
カッコよく踊りながら歌ったら、絶対にカッコよくきまる楽曲だと思います。



■ FUZITA BLENDER/holiday plug in!

・ こびとウォーズ
・ Fantastic Boobie Band
・ サムライ・バトル・ロワイヤル
・ 華麗なる公園デビュー
・ ハーレーでピザを届ける男
・ 大統領の忙しい一日
・ Rhythm & Prunes -sexual I.Q. Test-
・ 月面ぼんやり逆バンジー
・ holiday plug in
・ モーニングコーヒーと遅刻の言い訳
・ 男達と女達
・ 休日のフィナーレ


見事に打ち込みとサンプリングだけで構成されている楽曲集ですね。
今はそうゆう音楽もさほど珍しくなくなってきましたが、
この、ほどよく力の入ってない絶妙な脱力感、さすがFUZITA BLENDER
「サムライ・バトル・ロワイヤル」「ハーレーでピザを届ける男」
「月面ぼんやり逆バンジー」
など、思わず聴いてみたいと
思わせるタイトルの付け方も遊び心たっぷり。
ところで、「月面ぼんやり逆バンジー」の試聴内で逆バンジーした人は、
果たして帰ってこれたのでしょうか・・・。

コレ夫のオススメ⇒「サムライ・バトル・ロワイヤル」
電気ビリビリのギターサウンドに、侍たちの雄叫びが乗っている~!
これでもかっ!というくらいサンプリング駆使しまくり。
これは音と音との一騎打ちだー!!


Dogschool/ Dogschool

・ Leave me alone
・ 太陽の下で
・ Hot Water
・ 誰も死なない世界
・ 怒りの塔
・ Two Minds Two Death
・ Low life


Dogschoolとは、多くのアーティストに楽曲を提供しているマルチアーティスト
井上日徳(Nittoku Inoue)によるソロプロジェクト。
作詞・作曲・編曲はもちろん、ギター・ベース・ドラム、
果てはレコーディング・ミキシング・ジャケットデザイン・企画プロデュースに至るまで、
何もかもが彼の手によるもの。
いわば、どこからどう切っても井上日徳の世界というわけです。
楽曲はダークですが、テーマとなっているのは、
タブー視されがちな人間のどろどろしたアナザーサイド。

コレ夫のオススメ⇒「Low life」
全体的にヘビメタよりの重低音ばりばりの楽曲が多いのですが、
この曲はノリもよくてメロディアスで、はじめての人でも聴きやすいと思います。
いわば、Dogshoolへの入学試験!



Bang-Doll/Rock is my SOUL

・ 破烈に向かって(仮)
・ チャッキータイム(仮)
・ タカフレイムス(仮)


80年代から90年代初期に全盛期を誇ったメロディアスロックを徹底的にリスペクトし、
あえてそれを楽曲に取り入れる温故知新バンド。
普通は、そうも言いながら新しい試みを加えてオリジナリティを出すことが多いのですが、
ここまで基本に忠実だと、潔ささえ感じますね。その点において、記憶に残るバンド。

コレ夫のオススメ⇒「タカフレイムス(仮)」
この歌詞は意味不明。いや、それが逆にいい味を出しているのです。
タイトルの「タカフレイムス」・・・。どうゆう意味なのか・・・。
(仮)は、いつになれば(仮)じゃなくなるのか・・・。



■ feathers-blue/シュガーレス

・ シュガーレス
・ spring
・ for ever(acoustic version)


アルバム「kazeno kakera」リリースから、わずか7ヶ月というインディーズにしては
早いリリーススパンで発売されたマキシシングルです。
feather-blueといえば、美しさを感じるメロディアスビジュアル系ロックバンドという
イメージがありましたが、これはそのイメージを大きく塗り替える異質の楽曲。
新しい試みに挑みつつ成長する彼らの新境地だ。

コレ夫のオススメ⇒「シュガーレス」
こんな楽曲も作れるんですね。
ファンは鳥肌ものだと思いますよ。
とにかくVo.が冴え渡る。HA.HA!


へきれき/丘サーファー

・ 丘サーファー
・ モノクロ
・ 散骨(チルホネ)
・ 七夕の夜

夏といえば・・・へきれき
今回のシングルには名曲がたくさん詰まっています。
夏の終わり、ほんの少し切ない季節に、行く夏を呼び戻すかのような絶叫。
ジャケットはスクランブルでサーフボードを持ってたたずむ姿。
そこにあるのは行く宛ても知らぬ人の波・・・。
詩的だ。


 コレ夫のオススメ⇒「モノクロ」
「サヨナラ 懐かしい 青い春・・・」
この楽曲の完成度は非常に高いと思います。
泣かせるじゃないか、へきれき!



■ 三上寛/アラシ・雨・アラシ
・ 某月某日
・ YELLOW
・ 王
・ LAST TANGO IN SADO
・ 犬の読心術
・ 発条仕掛けのオ釈迦サマ
・ 三匹の侍
・ 屯田兵
・ 半ズボン
・ 美術館

みなさん、三上寛さんってご存知ですか?
かつて、破壊的とも挑発的ともいえるような問題作を多数発表して
話題になった方のようですが、コレ夫は恥ずかしながら彼のことを知りませんでした。
楽曲を聴いても、一、二回だけじゃ何だかよく分かりませんでした。
今でも、彼の楽曲を理解したとは言えませんが、
ただひとつ言えるのは、これは日本の音楽史における影の部分であるということでしょう。
例えば、教科書で教えてくれる歴史の影で語られない歴史が存在するように、
華やかなポップスに彩られた日本の音楽史の影に、
このような音楽闘争とでもいうべき音楽が存在しているということなのかな、と思いました。
学術的とでも形容すべき真面目な曲です。

コレ夫のオススメ⇒「某月某日」
要は貧乏だったころを歌った歌です。
やはり実体験なのでしょうか、妙に切実です。
「シャケのおにぎり三個ください」・・・。
たったこれだけの言葉なのに、どうしてこんなに悲しいのでしょうか。
一度そこに立ち止まってしまうと、しばらく動けなくなるような衝撃度。



■ 中島京子/smile
・ 三日月
・ smile
・ endless

ルックスも歌声もキュートな中島京子さん。
「smile」「endless」では作詞を担当しています。
また、この2曲の作曲は、元ゆーとぴあすとりーと奥野勝利さん。
レベル高すぎです。

コレ夫のオススメ⇒「endless」
これぞ奥野さんの極上バラード!
ゆーとぴあすとりーとの元気いっぱいサウンドとはまたちょっと違う、
しっとりと聞かせる大人の世界だと思います。


上記楽曲はGproでダウンロードしてください!