RL君なんですが、せっかくのスキッドプレートはちょっと棚上げな感じで、
いくつか外注をお願いしているパーツはまだ上がってこなかったり、
かといって自作系はほとんど手を着け終わっちゃったし、
そんなこんなしているうちに25/26日のA.C.T.S.が近づいてきて、
なんやかんやと準備に追われることが多くなっちゃって、
工作帖も風前のトモシビ…といった感じの今日この頃でありまして。
てなわけで、先日、某氏と話題にのぼりましたトレック工作記なんか載せつつ、
ちょいとお茶を濁して時間を稼ごうかと思っております。
元は、'92年モデルのモデル5200。
トレックの、記念すべき初代OCLVカーボンフレームです。
今でこそフルカーボンなんて当たり前田のクラッカーですが、
当時としては、買うの、けっこう勇気が必要でした。
「だいじょぶなの?、そんなの」って、けっこう言われた、そんな時代です。
でも、このカタログ見て、ビビビってきちゃったんですよね。
なにか、新しい時代がくるんじゃないかな~みたいな予感っていいますか。
で、ちびちびいじって、タイトル写真みたいな感じで乗っておりました。
これで7.3kgぐらい。当時としちゃ充分に満足な軽さでした。
8速のデュラの時代。デュアルコントロールの2年目でしたかね。
アメリカの雑誌なんか見ると、MTB系のパーツを使ったり、
なかなか自由で面白いいじり方が流行ってたみたいで、
ボクもそんな方向で遊んでいました。(だいぶ「白い視線」感じましたが)
ところが、まぁ乗り物なんでも経年変化っていいますか、
なんのかんのとクタビレてくるもんでして、
そうなってくると悪循環で、次第に乗らなくなり・・・。
というわけで、数年前に「これじゃいかん、可哀想だよ」と一念発起。
とりあえず塗り直してリフレッシュ&カムバックさせてやろうと。
で、剥離を始めたんですが、これがシンドかったのなんのって。
剥離剤が使えないことは分かっていたので、
まずスクレーパーで塗装を大雑把に落とし、あとはチビチビ剥がして。
これがまるで栗の渋皮を向き続けるような作業の連続で、辛かった・・・。
剥がし終わってみると、けっこうパテとか使ってあるのが分かります。
カーボンクロスの貼り方も、今から見ればなかなか素朴な感じで。
ま、記念すべき初代OCLVの裸を見れただけでも大切な思い出です。
で、サフ吹いて、いよいよ塗装にかかります。
昔からやってみたかった塗り分けがありましてね、
ついにそれを、このトレックでやっちゃうことにしたんです。
(続く)
ガレージ内ビニールブースや浴室乾燥釜に大笑い、感心しました。おっさんカスタムの懐の深さに、改めて脱毛。小技から大技、硬いのから柔らかいのまで、そのカスタムへのモチベーションはどこから?たまには裏腹、苦労話も書いてちょ!
そこそこのトレックとかデールで遊んでる人いっぱいいますでぇ。
グッさんも、デール、いじめちゃえば?。
ただ、カーボンの全剥離は、痺れます。あれはお勧めしません。
研いで上から塗って充分にいけるでしょうから。。
ボクは単に、初フルカーボンの肌を見たかったってだけのチャレンジですから。
小さいパーツの乾燥には、象印の食器乾燥機を使ってます。
バイクのパーツだって、ウレタンだって、バッチリいけまっせ。
あんな便利なもんは、ありましぇ~ん。