++ それでも夢をみていたい。++

平成18年8月28日
ママは安らかに息を引き取りました。
癌で余命3ヶ月宣告。
  その闘病記録と、終わり。

これ以上辛い日がもう二度と来ないと良いと思いながら。

2006年03月03日 | *** イレッサ ***
*** イレッサ服用 30日目 ***

結局昨日はぜんぜん眠れないし。
なんだか考えちゃうし、的な感じでした。
で、夜が明けたところで
朝も昼も食べれないわなのでした。

結果。。。。
骨にはイレッサが効いていないことが判明。
ああ、・・・・・・そうなんだ。
患部には効いていても
転移先には効かない場合があるそうです。
はい。。。。
この先効く事があるかもしれない。
と、いう期待でも持たないと
・・・・・・・っていうくらい、酷いものでした。
この短期間でこんなにも増えていくんだろうか、と、
想像を絶する状態です。
もともと一ヶ月前のときにも骨に転移した癌は
凄くはっきりとした形でそこに写っていたんだけど。

例えるならば
骨の標本の写真に
子供が小さなパンチで次々に穴を開けて行ったら
こんな風になるだろうなぁって
。。。。くらい。

穴だらけ。
もう足の付け根から上半身首までくまなく。
足も付け根の先はまだ辛うじて
患部から遠いところは遅いね。
酷いのは
背骨。
首まで広い範囲で侵されてた。

このままでも骨はつぶれる可能性も
折れる可能性も十分にあるそうです。
自覚症状はないから
折れるかつぶれるかしないと解らないって。
折れたら直りが悪いか直らない。
細胞が機能しないから。
もし背骨がつぶれたら、
そこの神経が破損して、
つぶれたところから不随になるだろうって。

せっかく退院したのに
自宅に居られるのは3ヶ月程度じゃないかと・・・・・・

信じられない。

予感していた事とはいえ。

言葉を失います。

パパはもう行く前から風前の灯。
先生からの電話だけでダウン寸前。
本当に辛そうで見てられません。

夢見ていただけに・・・・

3ヶ月の寿命が
6ヶ月に伸びただけなのかもしれません。

それでも後悔はしたくないから
夢見て、頑張っていくのです。

このレントゲンは見せられないので
口頭で薬が効いていない事などを
本人は聞いたみたいだけど・・・・・
骨がつぶれたら不随になるかもしれないなんて
言えないよ・・・・
退院凄い喜んでるんだもん。言えない。
重い物持つなとか、折れたら直りが遅いとかは言えるけど
・・・・・・ジレンマ。
生きる希望を失わせたくない。
夢を見ていて欲しい。
いつか見られなくなるとしても。

考えても考えても仕方がないことばかりだし
前向きにいくしかないし
出来る事をするだけだし

とは言っても、
そんな簡単な切り替えることなんて
出来るはずもないんだけれど。