++ それでも夢をみていたい。++

平成18年8月28日
ママは安らかに息を引き取りました。
癌で余命3ヶ月宣告。
  その闘病記録と、終わり。

気持ちのありか。

2006年02月17日 | *** イレッサ ***
*** イレッサ服用 16日目 ***

ちょっとボーっとする感が抜けない様子。
薬の副作用かは不明ですが。
顔に出来たにきびは膠着状態。
広がりもしないし、増えたりもしない。
あごとほほの部分だけ。
爛れたりもしていないので、安心してもいいかな。

しかしあれだよね。

薬の副作用しかり、精神状態しかり
ママのサポーターであるあたし達が
イマイチ理解してあげられてない部分が
多々あるんだなあと己の無力さを
ひしひしと感じているのであります(゜д゜lll)

色々考えたり
人と話したりしていて感じたんだけど
温度差。
やっぱり皆違うんだよね。
あたしは記録つけてるから自分でも解るけど
単純で、なんとも楽観的なところがあるじゃない。
まあ、夢見がち?゜゜(´□`。)°゜
いい方いい方に考えて
ニコニコ笑ってよしいいぞ!的なね
切羽詰ってない!ぜんぜん!
相手ガン患者なのにさ・・・
まあ、それはそれでいいのかもしれないのですが。
度を越すところがあるのです。
きっと。

ほら
当事者は違うじゃない。
良い結果が出て、良くなってきても
良くなっていると医者に言われてもさ。
やっぱり。
死は隣りあわせなわけでさ。
いつ副作用が出るとも知れず
事態が激変しないとは言えず
不安や心の闇を抱えてるんだよね。

死の恐怖。

払拭できたりしないんだよね。

解ってる。
分かってるつもり。
だったのよ。

でも
あたし達が感じているほど楽観的じゃ
全く露ほどもないのよね~。
本人の認識は綱渡りで、
まだまだ石橋たたいてる感じなのよね。

不安で
落ち着かなくて、
家族と一緒にいるのが唯一の安らぎでさ。
明るく振舞う裏側を理解されないジレンマとも戦って、
ホントご苦労様です。
頑張りすぎです。
不満も言わず、
ヒステリックにもならず、
こっちが気を使われてどうする!
だよね~はあ。

すいません。
浅はかな娘で。トホ;

解ってるつもりでいるけど
その1/3程度も解って上げられているのか・・・

昨日
まあ、
婿に行ってる弟と話す機会があってね。
彼の事を
何でもっとママの気持ちを考えてあげられる
懐の深さがないのだろうかと思ったりしたわけですよ。
それをやんわりとさ、諭してみたデスよ。
まあ、理解してもらって一件落着良かった良かっただったんだけど・・
その反面、楽観しすぎている自分を
ダーリンに戒められたり。
ママはまだそんなに楽観してない苦しい状態だと思うよって。
あい。すいません。
だめなあたし・・・・・と、ちょっと凹んだりして。
みんなまだまだ発展途上で
しょうがなくてナサケナイ生き物だなあと思ったりしてね・・・
んんん、いや、
人生勉強だなあと。

優しい人でありたい。
人の気持ちになって物事を考えられる人でありたい。
そういう考え方を持ってない人を批判しちゃいけないよね。
発展途上だって、
勉強中だって、
そういう相手の立場に立ったものの見方を
あたしも身に就けなくちゃね。

精進します。

あれ?何か反省文になっちゃったぞ?