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殺人の門

2011-05-18 | 漫画・小説・本
殺人の門/東野圭吾著
読了。

歯科医院の息子田島和幸と、
豆腐屋の息子倉持修。

田島家では、祖母が亡くなり、
両親が離婚して家庭崩壊。
裕福だった和幸は、厳しい現実に直面する。
自分を騙した倉持に殺意を抱きつつ、
節目で彼の甘言に乗ってしまう。

悪徳商法の手口がよく解る。
倉持の恨みや妬み。
和幸の殺意が実行されるときに、
真実が見えてきた。

疑いながら信頼するという不思議な関係。

ここまで酷くなくても、
学生のいじめや、職場のいじめの根本は
「生理的に気に入らない」とこにあるのかな。

最後の最後で全体の関係が解ると、
もう一度ページを戻して読みたくなる。

東野圭吾は、やっぱり面白い。
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