ウェネトさまの館

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「森 水翔 個展 海辺の兎、月を夢見る」(アートコンプレックスセンター)

2019年08月23日 06時04分28秒 | 展覧会・美術関連

昨日は、アートコンプレックスセンター ACT3「森 水翔個展 海辺の兎、月を夢見る」を観たのでございます。
http://www.gallerycomplex.com/schedule/ACT193/mori_mizuha.html
(写真撮影は許可を得ておりまする)


 

森水翔の作品は、動物たちの生き生きした姿や表情や、もふもふな手触りや体温まで感じるような描写が好きなのじゃ。
が、今までグループ展でしか観た事なく、個展を楽しみにしていたのでございます。

「不思議な現実」をテーマにした22点の動物画は、14点が新作でワクワクじゃ。


 

在廊なさっていた作家ご本人が、作品についてや、広島のうさぎ島まで行ってウサギを観察したお話などもして下さり、楽しさ倍増でございます。

今回はウサギが主役じゃが、猫や狐や犬や鳥もおるぞよ。
撮らせていただいた写真は、例によって額のアクリルの反射で失敗の嵐で、DMになっているウサギ《海のきらめき 流星群》も載せられぬのが残念。
比較的わかりやすい写真を載せまする。

《星の光》2019 SM キャンバスに油彩
うさぎ島の海に星の光がキラキラ。


 

《月の光》2019 SM キャンバスに油彩
《星の光》と並んで展示の、月のうさぎ。


 

《Blue Rose》2019 F4 キャンバスに油彩
猫の作品も数点。どの猫も目ヂカラありあり。


 

《Fox eyes》2019 水彩紙、ミリペン
ペン画や鉛筆画もありまして、こちらのペン画のキツネ氏は表情が優しいのぅ。


 

《海辺の兎、月を夢見る》2018 F30 キャンバスに油彩
今回の個展のタイトルになっている30号の大作。
昨年観た作品で、今回再会できて嬉しゅうござりました。


 

鳥をアクリル絵の具で描いたミニ額も数点あり、《The adult bird Ⅱ》の、ちょい悪な鳥の目つきがツボ。
《The adult bird Ⅰ》のピグミーファルコンも可愛い。
ピグミーファルコンを初めて知ったのじゃが、オカメインコよりも小さな猛禽類だそうな。
実際に見てみたいものよのぅ。 

写真家、NaNaHa(お隣の展示室ACT4で個展開催中)との合作も1点ございました。

こちらのファイルには、ドローイングが色々入ってございます。


 

中に、御伽草子「玉水」のキツネを描いた作品が数点、イメージとなった文章と共に入っております。
その「玉水」のあらすじを教えて頂き、健気で純粋で心優しいキツネ氏にうるうる。
で、このキツネ氏を連れ帰ったのでございます。(ドローイングは購入したら即お持ち帰り可)


 

心和む動物作品、観応えあり楽しゅうござりました。
会期は8月25日まで。

この他に観たギャラリーの話は、また後日。

★おまけ画像
中華ランチ。お味も量もお上品じゃった。
10人前持ってまいれ~!