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ウェネトさまの館

★2025年8月、はてなブログへ引越しました!
https://unut.hatenablog.com

GLAM 黒柳徹子、時代を超えるスタイル(そごう美術館)

2025年06月12日 20時27分07秒 | 展覧会・美術関連

そごう美術館「GLAM 黒柳徹子、時代を超えるスタイル」を観たのでございます。
https://glam-tetsuko.com/
(写真撮影可)

女優・司会者・作家・ユニセフ親善大使であり、世界中で“トットちゃん”としても親しまれている黒柳徹子のスタイルを、ファッションを中心に様々なコレクションで紹介する展覧会。

入り口で、メインビジュアルのドレスがお出迎え。
《イブニングドレス》田川啓二
2015年「NHK紅白歌合戦」(総合司会)などで着用されたものじゃよ。

構成は以下の通り。
各章の展示風景とコレクションの一部を、観た順に載せまする。 

【第1章:黒柳徹子の軌跡】
学生時代から近年までのポートレート写真。
お若い頃は存じ上げぬゆえ、興味深うござります。


 
【第2章:TETSUKO’S STYLE】
数々のテレビ番組で着用された衣装が、ずら~り奥まで並んで圧巻じゃ~。

《トップス》
1976年「徹子の部屋」初回放送で着用。トップスはジャケットとシャツではなく、騙し絵になっておる。

《イブニングドレス》HANAE MORI

左《ジャケット》CHANEL/《パンツ》Emanuel Ungaro/《シャツ》BURBERRY
右《ジャケットコート》HERMÈS

《イブニングドレス》田川啓二

左《イブニングドレス》KENZO
右《トップス》Dolce&Gavvana

《イブニングドレス》KENZO

左《ジャケット》GIVENCHY
右《ジャケット》Thierry Mugler

左《セットアップ》中国服
右《イブニングドレス》永島正

《イブニングドレス》ISSEY MIYAKE

《ジャケット》Comme des Garçons/《パンツ》ISSEY MIYAKE

《ジャケット/コート》Comme des Garçons


 
大正期から現代までの着物もございます。

《着物》現代 久保田一竹
総刺繍がたいそう見事な振袖、着てみたいのぅ。丸帯は昭和初期の膨れ織じゃ。


 
【第3章:TETSUKO’S STYLE NEW YORK】
ニューヨークでひとり暮らししながら演劇学校に通っていた頃。

渡米前にお母様から贈られた振袖と作り帯は、パーティなどでたいそう評判になったそうな。


 
【第4章:WHITE BLOUSE INSTALLATION】
膨大なブラウスコレクションから、白いブラウスの一部を展示。


 
【第5章:舞台女優】
海外コメディ・シリーズの舞台で着用された2003~2018年の衣装から6点。

『ライオンのあとで』黒須はな子 2018年


 
【第6章:森英恵コレクション】
1970年代、ニューヨークで初めて森英恵に出会って以来、多くの衣装を愛用。

《イブニングドレス》HANAE MORI
1978年「ザ・ベストテン」初回放送で着用。


 
【第7章:リメイクの女王】
黒柳ならではのリメイク術を、実際の衣装とともに紹介。

《ブラウス》
50年前に黒柳家にあった中国刺繍のテーブルマットをリメイク。

《ワンピース/ロングジレ/ジャケット》大野美智子 
PINK HOUSEのスカート、ブラウス、ワンピースをリメイク。

左《イブニングドレス》田川啓二
右《トップス》田川啓二


 
【第8章:テーブルウェア&コレクション】
黒柳がオーダーした大倉陶園の「ポンパドールピンク」
マリー・ローランサンの複製画は、以前の「徹子の部屋」に飾ってあったものだそうな。

ガラスの文鎮と犬筥のコレクション。
犬筥はわたくしも好きなのじゃ。持ってはおらぬがの。


 
【第9章:徹子の気まぐれTV】
YouTubeチャンネル「徹子の気まぐれTV」の映像と、実際のアイテムの展示。
パンダ、靴、バッグ、帽子、タッセル、時計、モザイク、ネックレスのコレクションが。

特に靴がどれもインパクトありありじゃ。


 
出口手前、協賛の東和薬品のコーナーでは、マスキングテープ1つ頂けまする。

結弦くんにも会えて嬉しいぞよ~!

ショップ(写真撮影は不可)には、図録をはじめ様々なグッズがございます。
アクリルスタンドまであってビックリ。

たいそう楽しゅうござりました。
展示は膨大な衣装やコレクションの一部じゃが、全てご自宅に保管しておるのじゃろうか。
それとも専用の倉庫とかじゃろか。
超庶民なわたくし、気になるのじゃった。

会期は6月29日まで。

さて話はさかのぼりまして、そごう美術館に向かう途中の地下道で、フルーツピークスなるお店発見。

10時オープンしたてで、店内空いておるじゃ。
美術館を朝イチで観る予定じゃったが、アフタヌーンティーから先にしようかの。午前中じゃがw

美味しそうなタルトが並んでおる~!
中でも、トロピカルマンゴーフロマージュとロイヤルショートが気になるぅぅぅ。

フルーツアフタヌーンティーのタルトVer.は、お好きなタルトが選べるですと?
ではタルトVer.でお願いいたしまする~。

下段。2色のメロンサンドのメロンが甘~い。

中段。苺アイスやらマカロンやら。

上段。選んだロイヤルショートはふわっふわ。甘さはかなり控え目じゃ。

量は少ないものの、お手頃価格で嬉しゅうござります。
今度行ったら、タルト2個選べるセットを食べてみようかの。


豊永侑希 作品展 Roses 薔薇の記憶(Sprout Books and Art)

2025年06月10日 20時26分10秒 | 展覧会・美術関連

昨日は、Sprout Books and Art「豊永侑希 作品展 Roses 薔薇の記憶」を観たのでございます。
https://www.instagram.com/sprout_books_and_art/
(写真撮影可)

薔薇をテーマに、大好きな作家・豊永侑希の絵画と、ゲスト作家・utopianoの布花標本のコラボ。
会場はこんな感じ。素晴らしい作品揃いじゃ~。

観た順に数点ずつ載せまする。

《Félicité Parmentier》ケント紙/鉛筆 210×297 2025
写真が不鮮明過ぎるが、とても惹かれた鉛筆画。

《Rose drop》カンヴァス/油彩 242×410 2025

utopiano《Herzogin C.》布花標本 2025 本絹、木綿、針金、キャンバス

こんな感じで並んでおるのも素敵じゃのぅ。

《Gift》板/油彩/テンペラ 228×228 2025

utopiano《Madame G.》布花標本 2025 本絹、木綿、針金、キャンバス

《Aria di Giovannini》アルシュ紙/鉛筆/水彩 482×330 2025

上)utopiano《Madame H.》布花標本 2025 本絹、木綿、針金、キャンバス
下)《Mme jules Gravereaux》ケント紙/鉛筆 210×297 2025

『小天使戯画』は全て売約済みじゃが、6月13日頃に新作5点が追加されるそうな。

《小天使戯画 #2》和紙/墨 155×105 2025

utopiano《Variegata B.》布花標本 2025 本絹、木綿、針金、キャンバス

たいそう美しい作品の数々、薔薇の香りまで漂ってきそうでウットリでありました。

会期は6月29日まで。
墨絵が追加される13日以降に再訪したいものよのぅ。

さて、サーティワンで糖分補給じゃ。
生キャラメルソースのクレープを、中のアイスはマンゴートゥギャザーでお願いいたしまする~。
安定の美味しさじゃ。おかわりを持ってまいれ~。


LOVE ファッション 私を着がえるとき(東京オペラシティアートギャラリー)・他

2025年06月07日 20時00分00秒 | 展覧会・美術関連

数日前の話になりまするが、東京オペラシティ アートギャラリーで3つの展示を観たのでございます。
(映像作品以外は写真撮影可)

まずは、ギャラリー 1, 2「LOVE ファッション 私を着がえるとき」
https://www.operacity.jp/ag/exh285/

京都服飾文化研究財団(KCI)が所蔵する18世紀から現代までの衣装コレクションを中心に、ファッションとの関わりにみられるさまざまな「LOVE」のかたちについて考える展覧会。
アート作品や映像作品もあり、130件の展示じゃ。

構成は以下の通り。
各章の展示風景と、気になった作品の一部をどんどん載せまする。

【Chapter 1 自然にかえりたい】

左・《スーツ(アビ・ア・ラ・フランセーズ)》1810年頃
右・《ドレス(ローブ・ア・ラ・フランセーズ)》1775年(素材は1760年代)
男性用ウエストコートの刺繍が繊細で綺麗じゃ。

・《イヴニング・ドレス》1855年頃 

・ピエール・バルマン《イヴニング・ドレス》1956年春夏

・ウォルト店《イヴニング・コート》1900年頃

・《帽子(キャノティエ)》1907年頃
本物のマミジロアジサシの頭とギンケイの翼が・・・(鳥好きゆえ痛々しくて涙)


 
【Chapter 2 きれいになりたい】

・バレンシアガ《イヴニング・ドレス》1951年冬

・クリスチャン・ディオール《デイ・ドレス「シガール」》1952年秋冬
このドレスも次のドレスもそうじゃが、この時代のディオールのデザインとても好き。

 

・クリスチャン・ディオール《イヴニング・ドレス》1951年春夏

・ヨウジヤマモト/山本耀司 《ドレス、スカート》1996年秋冬
これはお背中側じゃよ。

 

・シルヴィ・フルーリー《No Man’s Time》2023年
この写真ではわかりづらいが、大きな鏡に右の女性がデジタル印刷されておるのじゃ。


  
【Chapter 3 ありのままでいたい】

・ゴルチエ・パリ・バイ・サカイ《ドレス、シャツ、Tシャツ、レギンス》2021年秋冬オートクチュール 

・松川朋奈《《いつになったら、満足できるのだろう》2024年


 
【Chapter 4 自由になりたい】
このスペースは全て、コム・デ・ギャルソン/川久保玲 
バックの映像は、記録映像オペラ《オルランド》2009年
(映像は、衣装と一緒に展示風景としての撮影ならOKとの事)

《トップ、パンツ》2020年春夏

 

《トップ、スカート》2020年春夏


 
【Chapter 5 我を忘れたい】

・アレキサンダー・マックイーン《ドレス》2010年春夏 
爬虫類がうじゃうじゃ。

・ノワール・ケイ・ニノミヤ/二宮啓 《ドレス、トップ、ショート・パンツ》2023年秋冬

・トモ・コイズミ/小泉智貴《ジャンプスーツ》2020年春夏

 

・バレンシアガ/デムナ・ヴァザリア《鎧》2021年秋
コロナ禍のなか、ビデオゲームの形式で発表されたコレクション。

・ヨシオクボ/久保嘉男 《ヘッドピース》2023年春夏

 

・リュウノスケオカザキ/岡﨑龍之祐 《ドレス 002-lifelike-》
これは・・・どうやって着るのじゃ・・・

・ティエリー・ミュグレー《ドレス、ヘッドドレス》1984年秋冬

 

・ AKI INOMATA《やどかりに「やど」をわたしてみる ‒Border‒‒(ラ・リューシュ、パリ)》2024年


 
展示室を出た通路には、《シャドーイング》シリーズ4点ございますが、映像作品ゆえ写真撮影不可。

たいそう好みな展覧会で、楽しゅうござりました。
会期は6月22日まで。ご興味ある方はぜひ。

同時開催の収蔵品展と個展も観たのでございます。
(企画展のチケットで観られまする)

★4F ギャラリー3&4「愛について 収蔵品展083 寺田コレクションより」
https://www.operacity.jp/ag/exh/detail.php?id=311

こちらも「愛」がテーマで、29名の作家の作品76点の展示。
会場はこんな感じ。

載せたい作品たくさんあるのじゃが、6点だけ作家名50音順で。

・麻田浩《源(原)樹》(未完)1997

・荒木高子《聖書》c.1982
陶の作品じゃよ。

・落田洋子《罪》1979
大好きな作家なのじゃ。

・金子國義《王女に扮するアリス》2000

・智内兄助《雛の眼のいづこをみつつ流さるる》1984

・四谷シモン《金髪の美少女》1982

★4F コリドール「project N 98 楊博」
https://www.operacity.jp/ag/exh/detail.php?id=312

楊博の油彩34点とアクリル画1点の展示で、会場はこんな感じ。

4点を観た順に。
《花》2025

《後方視界(龍の突撃)》2024

《洞 第2》2025

《無題(ポストパンクとオブラディオブラダの対決)》2025

会期はどちらも6月22日まで。

さて、3つの展示を観る前に、久々に2階の椿屋珈琲へ寄ったのでございます。

大正浪漫な店内。この時間帯は空いてて落ち着きまする。

モーニングセットをお願いいたしまする~。

食器はロイヤルコペンハーゲンじゃし、コーヒーはサイフォンで持って来て注いでくださるし、サラダも美味しゅうござりました。


日野まき 作品展 蔓はさきへ さきへ(GALLERY HOUSE MAYA)

2025年06月03日 19時30分00秒 | 展覧会・美術関連

昨日は、ギャラリーハウスマヤ「日野まき 作品展 蔓はさきへ さきへ」初日を観たのでございます。
https://www.gallery-h-maya.com/schedule/31277/
(写真撮影は許可を得ておりまする)

大好きな作家ゆえ、個展は必ずまいりますのじゃ。

初日のみ事前予約制で、一番早い時間帯に行きたかったのじゃが、お供のEの都合で14時からしか行けんかった(涙)

会場はこんな感じで、ペーパードールを中心に、ペン画、鉛筆画、合わせて20点。

10点を観た順に載せまする。
写真がボケボケ不鮮明じゃが、雰囲気だけでも。

《日々》2025 水彩紙にアクリル
この写真ではよう分からぬが、ドレスの裾に緑の蔓たちが伸びておりまする。
シュッとした鳥たちが本になっていくのも素敵。

《古い手紙から目を覚ます》2025 水彩紙にアクリル
ドレスに赤い鳥たちがたくさんおるが、この写真では分かりづらいかのぅ。

《カンパネルラ》2025 水彩紙にアクリル
少女のお顔やドレスも、すっと伸びた花も根の影もお気に入り。
釣鐘を持った小さな妖精たちがおるのが分かるかの?

《あたたかな夜》2025 水彩紙にアクリル
ミニ額作品。ふわりと浮いた少女と猫が可愛くてジタバタしたぞよ。

《午後》2025 水彩紙にアクリル
スズラン尻尾の猫がキュート。

《心の灯》2025 水彩紙にアクリル
本展のメインビジュアル。日野作品には珍しいショートヘアじゃ。

《小さな灯》2025 水彩紙にアクリル
少女と猫の憂いある表情と、全体的な可愛さのバランスがツボ。

鉛筆画とペーパードールを観比べられる作品もございます。
左《夜明け前、鳥の声を聞く》2025 水彩紙に鉛筆
右《午前4時、鳥の声を聞く》2025 水彩紙にアクリル

《ぼくはひとつの星》2025 水彩紙にインク
ちっちゃなペン画のペーパードール。たいそう可愛い。

素晴らしい作品揃いで、日野ワールドにどっぷり浸り、在廊のご本人に色々お話もお伺いでき、たいそう楽しゅうござりました。
会期は6月11日まで。再訪したいのぅ。

観終わって、お供のEの仕事に向かう前に、ギャラリー近くのベローチェでひと休みじゃ。
“とろうま贅沢プリン” おかわりを持ってまいれ~。

帰りにファミリーマートで、Afternoon Tea監修「ファミマでアフタヌーンティー」シリーズの“紅茶チーズケーキ”と“アールグレイ香るケーキブレッド”を買ってみたのでございます。

先日食べた“アールグレイ香る紅茶のシフォンサンド”と“紅茶アップルパウンド”がイマイチじゃったゆえ、あまり期待せずに食べてみたらば(失礼)・・・

どちらも味しいではありませぬか。
特にチーズケーキは、アールグレイとオレンジの風味がして、ねっとり感も甘さもあってお気に入り。(わたくしはもっと甘くても良いがのw)
チーズケーキ、まとめ買いしておこうかの。


AMPLIFIED ART 4 絵画と額縁が出会うとき(パレットギャラリー)

2025年05月31日 20時00分00秒 | 展覧会・美術関連

前回のブログの続きでございます。

横浜の後は、パレットギャラリー「AMPLIFIED ART 4 絵画と額縁が出会うとき」を観ましたのじゃ。
https://www.palette-gallery.jp/
(写真撮影は許可を得ておりまする)

NOVANTIQUA企画で、絵画と額装の展覧会。
NOVANTIQUAゆかりの作家9名の新作と、様々なフレームサンプルが展示され、額装の組み合わせを想像する楽しみもございます。
山本大貴の作品は会期途中からだそうで、まだ展示されておらんかった)

会場はこんな感じ。

8名の作品を1点ずつ載せまする。

★石田淳一《風に揺れる草の音が聞こえる》S0号 キャンバスに油彩


 
★伊勢田理沙《楚々凜凜》F6号 キャンバスに油彩


 
★井原信次《ロンドンの片隅で》F4号 油彩画


 
★伊豫田晃一《Somewhere in between》P6号 キャンバスに油彩


 
★大木綾《記憶の中に》M4号 油彩画


 
★窪井裕美《the night falls》F4号 日本画


 
★髙島圭史《星あいの花》F3号 日本画


 
★武井地子《in white #370》F6号 高知麻紙・墨・岩絵具・箔・膠


 
フレームの一部。触ったり作品に当ててみたりもできるのじゃ。


 
NOVANTIQUAの姉妹工房、P.F.A.C.craft&workshopのフラワーベースやカードホルダーなども展示。

素晴らしい作品とフレーム、楽しゅうござりました。
会期は6月2日まで。
山本大貴の作品が展示されたら、再訪したいものよのぅ。

★おまけ話:其の壱
グランディールのベーグルとっても美味しい。
全種類制覇したいぞよ。

★おまけ話:其の弐
久々に松のやでロースカツ定食。
ご飯大盛り、コロッケ追加はオヤクソクじゃw