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学会2日目・エロバー

2005年07月03日 | Weblog

学会2日目。
今日の午前中に三浦さんの発表がある。
昨日、「会場がガラガラだったらいやだなぁ」と言っていたし、
その時間帯には他に面白そうな講演も無なかったので、
サクラとして三浦さんの発表会場に向かった。
(この学会は、同時に3会場で講演が行われる。)

三浦さんの発表自体は無事終了。
しか~し、質疑応答の時、問題発生!
さすがは三浦さん、やってくれるよ!!!

ある質問者が、
「その結果の error bar (誤差の範囲)はどうなんですか?」
という質問をした。
でも、三浦さんは、「error bar」を聞き取れなかったみたいだ!
「エ、エロバー?」
なんてとぼけたことを言ってる。
やばいよ、三浦さん!

三浦さんも、意味がわからないなりに、何とか答えようとするけど、
当然ながら話がかみ合わない。
質問者が、「error bar は?」と何度も聞いているのに、
三浦さんは「エロバー?」と聞き返すばかり。

このままじゃやばいと思って、三浦さんに教えようとしたら、
すかさず前の方に座っていた吉田君が、
「三浦さん、エラーバーのことですよ」と教えてあげたので、
やっと三浦さんも気づいたみたいで、事無きを得た。

昼食後、一服休憩を取っていたら、Hendrik が話しかけてきた。
彼の最近のシミュレーション結果について聞いてもらいたいと言う。
polymer の研究に関しては、リールに移動した後、
Fuchs と Baschnagel を交えてまとめて議論しようと思ったけど、
せっかくいろいろと資料を持ってきてくれたので、つきあうことにした。

詳しく書いても仕方がないけど、彼の結果に少し驚いた。
ちょうどやって欲しいと思っていたことを、既にやっていたのだ!
う~ん、このペースで研究が進むと、
やっぱり今年もストラスブールに行く必要があるかも。

その後、学会会場をブラブラ歩いていると、ジョセップに遭遇。
「おっ、久しぶり~」から始まって、彼のマシンガン・トークが始まる。
このイタリア人は、本当に調子がいいやつだ。
別れ際に、「明日のポスター発表、絶対に聞きにいくから」
と言っていたけど、彼は絶対来ないはずだ。

午後6時頃、今日の講演がほとんど終わったので、
再び三浦さんと夕食にでかける。
今日は初めてユトレヒトの中心部に行ってみた。

特に、これといった特徴のない街だけど、
運河沿いの風景はなかなか綺麗だ(上の写真)。
(運河の水は汚いけど…。)

おいしそうなレストランを探したかったけど、
二人とも疲れていたし、お腹もすいていたので、
イタリア料理ならそれほど外れることもないだろうと思い、
運河沿いのイタリア・レストランに入ることにした。

料理の味は、中の下といったところか?
でも、この立地条件と値段を考えると、acceptable なレストランだった。