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主に神奈備の筑波山を中心にした、里や沼のネイチャーフォト、植物や野鳥たちをご紹介します。写真をクリックすると拡大します。

豊島局・風景印(すすきみみずく)

2015年04月14日 | Weblog
 これは、どんなにスマホを覗いても出てこないであろう、アナログな東京ポスタルマップです。これを手に局巡りをして、風景印収集を行ったのでした。ここでは、折りたたんでありますが、広げると、豊島局管内の全ての郵便局が絵地図に表現されています。これは平成普通切手の代表のような50円メジロ切手ですが、1994年1月24日発行の自動販売機発売のコイル切手です。ここでは切手ではなく豊島局の風景印に描かれた、都電と千登世橋とすすきみみずくで、ミミズクはフクロウの内の耳羽が見られる種を一般に呼んでいます。日本で見られるのは、コミミズク、トラフズクでしょう。シマフクロウは、また別なのでしょう。すすきみみずくは、夏目漱石のお墓のある雑司ヶ谷の鬼子母神の、お参りの手土産です。
 これを鳥切手の収集に入れるかどうかは、それこそ頭が固いか柔らかいかの境目で、郵趣では消印も立派な収集対象なのです。消印は公印ですから、只のスタンプとは意味が違います。コレクションを眺めている際、物語を始めた時に醸し出すものがあれば使われるし、そうでなければ、選ばれないだけです。
 この日付は、平成7年4月20日で、当日は逓信記念日で切手趣味週間の初日なのです。そこで、このような、東京の主要集配局でポスタルマップが配布されました。この風景印は、今は存在しません。平成11年11月11日から、印影はほぼそのままで、新印のツツジ形の変形印に替わっています。昭和51年9月1日から平成11年11月10日迄、23年間使われたことになります。

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