「万葉の花と歌」というテーマで実弟が或冊子に投稿しています。それを直に、ここに載せるわけにはいかないので、梅の花の写真ではないが、この度の新元号の梅の花にちなみ、その冊子では、どの歌を取り上げていたのかと再読してみました。
実弟は万葉集に詠われている草花を栽培したり、調べたりしながら、楽しんでいるようです。
それはやはり「梅花の歌三十二首」に含まれていました。(岩波版解説では、薩摩目は大隅目と同じ中国で、国司の四等官。目は一人、大初位下相当とある。各国から大宰府に派遣された役人だったのでしょう。尚、筑前目は上国で、壱岐目や対馬目は下国の扱いだったようで、その意味の中国と判りました。)
わが宿の梅の下枝に遊びつつ鶯鳴くも散らまく惜しみ
薩摩目高氏海人
実弟は万葉集に詠われている草花を栽培したり、調べたりしながら、楽しんでいるようです。
それはやはり「梅花の歌三十二首」に含まれていました。(岩波版解説では、薩摩目は大隅目と同じ中国で、国司の四等官。目は一人、大初位下相当とある。各国から大宰府に派遣された役人だったのでしょう。尚、筑前目は上国で、壱岐目や対馬目は下国の扱いだったようで、その意味の中国と判りました。)
わが宿の梅の下枝に遊びつつ鶯鳴くも散らまく惜しみ
薩摩目高氏海人