ユキホオジロ ５

4日に味噌つくりを手伝った。麹は氏神様の神主さんに紹介された、河内町の麹屋さんに妻が求めに行った。とても良い麹で来年の寒明けが愉しみになった。豆撒きも味噌つくりも毎年のことで特別のことではないが、普通にできることが幸せなのだろう。
残念なことは、朝青龍が辞めさせられたこと。散々バッシングされ、追い詰められた末だ。
品格などという言葉をぶつけて。ビール瓶で将来のある若者を殴り殺した、日本相撲協会の方が品格があるというのか。女性を土俵に上げないのは女性差別だと喚く横綱審議委員の方が品格があるというのか。土俵は女性そのものだから、女性は入れないのだという文化を理解していない者が、日本の文化に従わない横綱は品格がないと語っているのだから面の皮が厚い。だいたい興行相撲を日本の国技などと祭り上げたのはＮＨＫと日本相撲協会である。国技なら、文化の違う外国人を入れるべきではない。また、外国人を品格を要求する横綱にすべきではない。柔道のように国際化するなら、他の文化の意見も取り入れなければならないだろう。なんの教育もしないで、遊牧民文化の代表者に農耕民の日本の文化を押しつけても通る話ではない。将来、モンゴルの大統領として朝青龍が日本にやって来た時、どんな対応をするのか見物である。大統領になるには45歳という年齢制限があるそうだから、すでに、私はこの世に存在しないかもしれないが。