頑張る同世代

ありがとう、高橋建！
よくやったのう、39歳！
おかげさまで禁酒せずに済んだが、
ワシの肝臓はやばいぞ…

そんな事はともかく、
ずっと書きたくて書かなかった記事を今日は。

というのも２日くらいまえに
TUTAYAにいったのだが、
新作コーナーに10枚くらい並べられていて
１枚も借りられていなっかたのが非常にショックでした、
この作品…

『夕凪の街　桜の国』

たしかに気軽に観るには
重いテーマなんかもしれんが…

特典映像を観たかったので、ワシは購入しました。
ちょうど桜が満開の頃に観たので、
”桜の国”の目線で映画の世界に入っていけたのが、
去年の夏の公開時とちょっとだけ違う点かな？

2007年の各映画賞を総なめにした麻生久美子の演技が賞賛されていますが、
この映画はやはり、
田中麗奈メインの”桜の国”があるからこそ素晴らしいと思います。
ラストシーンの堺正章との電車内でのやりとりは
今回観ても涙を押さえられませんでした。

この作品をこれだけ気に入った理由のひとつとして
作者のこうの史代さんが
自分と年齢、育った環境が非常に似ているというのがあります。

60年前の悲しい出来事は
広島に生まれた人間が伝えていかなければ、
風化の一途を辿るだけです。
核兵器や戦争が完全になくなってしまうなら別ですが、
残念ながら世界各地の火種は消えそうにありません。

そういった面でも
原爆ドーム前に広島市民球場がある、というのが
意味があったのですが、
残念ながら今年限りで新球場（広島駅前）に移転してしまいます。

みなさん、どうぞこの映画を
いや、原作でもいいです。
一度観てみて下さい。
人間愛、家族愛を感じる美しい作品です。



あ、広島、同世代といえば、
２日前から当ブログのブックマーク増えています。

およぐ、ジュゴン！

広島で油絵の創作活動をしている北原順子さんのブログです。
アトリエ・ジュゴンという絵画教室もやってらして
そこに通う生徒さんの作品も紹介しています。

ちなみに
こことこちらとこっちに
彼女の絵を観た感想を書いています。



田中麗奈が珍しくTVドラマに出ますね。
このオリジナル版は好きな映画なんだが、
今回のTV版はどうなんだろう？