
なんとなく 書店で手に取った一冊…
コレが 大当たり

万源九郎 という とてつもなく 剛胆な男が主人公…
・・・なのだが・・・
とてつもなく 剛胆な男たちが 次々登場してくるのである

・・・世は 徳川の世になったばかり・・・
偲びの申 蟲師 真田軍 柳生家 島原の乱で亡くなったはずの天草四郎時貞
宮本武蔵 巌流島で武蔵に負けた佐々木小次郎
豊臣秀吉のご遺言と秀頼 小田信長の話、
果ては熊の腕と犬の首を腹に生やした獣人(キメラ?)
そして天翔る船(宇宙船) 謎のパラサイト生命体までが
それぞれの目的を叶えようと 動いてゆく時 その定めが
絡み始める

時代設定が 徳川の世になったばかり…というに
宇宙船が飛来したり パラサイト生命体が出てきたり…
なくなったはずの天草四郎が出てきたり
もう グチャグチャなんです・・・が

オモシロイったら ありゃしない












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十二国記シリーズとして 時間軸にすれば
もっとも古い時代になる この一冊。
≪ヨウコ≫の王になった時代には ≪稀代の名君≫
として500年あまりの治世をしいているのが
この本の主人公 ≪小松尚隆≫
…500年前 というと 平家が源氏に打たれたあたり。
主人公の尚隆は 瀬戸内海の 元海賊の三男として生まれ育ち
父 兄亡き後 頭領となって小松水軍を率いるが・・・国、兵を打たれてしまう。
そんな尚隆に 麒麟である≪六太≫が 言う
『国を やろうか?』・・・
そうして 尚隆は 十二国の中の『雁』の 王となる。
前王の悪政のせいで 草木無きまでに荒廃した雁国を
尚隆は 独自のやり方で立て直してゆく。
そんな中、六太がさらわれる・・・六太を助けなければ・・・
その過程では うつけ者と呼ばれたり 臣に苦言を受けたりもするが
・・・
単身敵の 最中に入って 堂々と六太を助け出す 剛胆さは
≪もと海賊・水軍の頭領≫故か・・・
十二国記シリーズでの ≪名コンビ?≫であり キーマンとなる
尚隆&六太の 物語
尚隆…かっこいい






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