ロケ地より

毎日のように雨もようです。
夕陽が美しい天神崎も曇り空が覆いかぶさってます。
映画のロケのあったあの日の夕陽は、見慣れている私でさえ感動しました。
夕陽の一番美しい季節とはいえ、めったに見られる夕陽ではなかった！
刻一刻と吸い込まれるように海に沈んでいく、大きな夕陽の中で撮影が進んでいく。
理沙が死神に連れ去られるシーン、皮肉にもこの夕陽を理沙は……。
スクリーンではどんな風に映っているのでしょうか？
遠く堤防から眺めていた私には、夏美も理沙もマキも淡い金色の光につつまれた黒い人影にしか見えなかったのです。